火崎勇さんのレビュー一覧

嘘ツキの恋 小説

火崎勇  よしながふみ 

やられたー

元同級生再会モノ。
これはですね、ネタバレしないで読んだ方が絶対面白いと思います。
途中で、やられたーーー!!ってなりますから。
実際、自分はなりましたですよ、あああ、やられたー、と。

高校、大学と同じだった梶沢〔攻〕と園田〔受〕
園田は梶沢の事が好きで、好きだからずっと彼を見ている内に気付くんですね、梶沢が小さな嘘をやたらとついている事に。
人を傷付ける様な嘘じゃなくて、場を盛り…

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最後に好きと言ってやる 小説

火崎勇  街子マドカ 

タイトル通りなんですね。

一見傲慢な攻め様だけどホントはシャイです。
有名モデルと臨時マネージャーとの恋愛模様。
そこそこ売れているモデルの攻め様はちょっと問題児。
何度もマネージャーをやめさせているのですが
それには攻め様なりの理由があるのです。
そして、些細なことからまたマネージャーがやめてしまう。
むしゃくしゃした思いを抱きながら帰ってくると
自宅前に花束を持った受け様が現れ、ファンだと言われ。
初め…

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人魚姫じゃないから 小説

火崎勇  小路龍流 

誤解モノ

倫〔受〕は取引先の社長・祐天寺〔攻〕と一年前に知り合い、そして付き合いだして三ヶ月と蜜月中のラブラブモード。
しかし倫の上司である北川と祐天寺との仲の良さが次第に気になって行き、ある時、街中でキスを交わす2人を見て本命は北川で自分は捨てられるんじゃないかと危惧します。

それと平行して祐天寺の新しく秘書になった柳沢は北川の事が好きで、そして彼も祐天寺と北川が付き合っているのではないかと疑って…

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恋に酔っても 小説

火崎勇  小路龍流 

三度目の正直

最初の方を読んでる内は、はた迷惑な受だなーと思ってたんですよ。
天海っていう居酒屋店員の加村〔攻〕は、店の裏で酔っ払いを発見して声をかけたところ、思いっきりゲ○を吐かれちゃいます。
お互い汚れて、仕方なしに懇意にしてる近くのラブホテルで汚れた服を着替え洗濯するんですが、目覚めた橘〔受〕は見知らぬ男と一緒にベッドに居る事に気付き、恩人の加村にビンタかましてくれちゃいます。
その後誤解は解け、橘…

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ただ一人の男(3) 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

ヤクザ色の濃い内容になってます。

文庫化で再販のこのシリーズもいよいよ大詰め!
前作までで受け様が微妙にトラウマからの脱却の兆し
有りかなんて読んでましたが相も変わらず尾崎が
唯一の男です。それも今回は限りなく際限なく。
でも前回から尾崎の喜ぶ事や迷惑にならない為なんて
普通の人間らしい考えをよくするようになった如月。
攻め様に対して存外可愛らしい表現が出るように
なって来ましたが普通とは言い難いですね。
今回は内…

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書きかけの私小説 小説

火崎勇  真生るいす 

兄の親友

火崎さんって自分的には神作品も無いけど平均以下と感じる作品も滅多にないといういわば安全パイな作家さんの一人。

貴〔受〕の一人称で書かれているんですが、この貴が適度に素直で真っ直ぐな性格なので、それもあって凄く文章が読みやすいものとなってます。
貴はまだ新人の編集者ですが、何故彼がこの仕事を選んだかというと、6歳年上の兄の親友であり小説家の木辺〔攻〕にもう一度、小説を書いて欲しいという気持ち…

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ペーパームーン 小説

火崎勇  水名瀬雅良 

予想と違ってました

双葉〔受〕と黒岩〔攻〕は恋人同士だったのですが、黒岩の父親の死によって、実は彼らは父親違いの兄弟だった事が判明します。
弟と知ってしまってはもうこの関係を続けられないという黒岩と、それでも黒岩が好きで彼を待ち続ける双葉。

それから2年後、黒岩は結婚してしまったけれどそれでもまだ双葉は黒岩だけを想って過ごしてます。
そんな時に偶然に出会ったのが、御山という男。
黒岩によく似ていて、最初、…

3

いたいけなケダモノ 小説

火崎勇  陸裕千景子 

攻めを女々しいと読むかどうか?!

ちるちる評価は良くないようですね~?!
だけど自分にはなかなか楽しく読めたので、感想をばっ!

攻めの「冬柴」は、資産家で遊び人で人に何か贈ったりして喜ぶ顔を見るのが好きという“変わった人”です。
だから、女にも男にもモテるけど、冬柴は“施し”に集まってきてると知っていて、でもそれで良いのさって感じです。めでたい。
それに対しての受け「果南」は、外国で1人ぽっちで父を待つ生活で、必要とさ…

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今しばらくの・・・ ただ一人の男2番外編ペーパー グッズ

執着しているのは

本品は『ただ一人の男2』の
初版本鋏み込み特典ペーパー になります。

今回は攻様視点で
本編終了後の幕間的なお話になります。

生まれた時から極道として生きてきた尾崎は
降りかかる火の粉を払う為とはいえ
人の命を奪った過去を持っています。

それは事情と状況が異なるとはいえ
幼い如月の心に傷を作った人が物になる時であり

後悔のない尾崎であっても
夢に見る瞬間が…

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ただ一人の男(2) 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

誰かを思うという事

本シリーズは強面な元ヤクザの組長で現不動産会社社長と
ある事件で感情の起伏がないバーテンダーのお話です。

攻様を極道に引き戻そうとする男を絡めながら
受様の気持ちの深まりを描く本編と
受様の主治医兼友人視点で回想を絡めた番外編を収録。

受様は強盗に両親を殺された事から
人としての感情が欠けていて
どんな人でも生きた『人間』として捕らえず
動く『人形』にしか思えませんでした。…

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