火崎勇さんのレビュー一覧

刑事と踊れ 小説

火崎勇  中井アオ 

う~ん、今一かな・・・

火崎勇先生の作品は結構好きなのですが、今回の作品はちょっと意味不明かな。
プロダンサーの瀧川とその友人で同じくダンサーの身体に別の人格が入り込む
SFファンタジー系で、その入り込んだ相手が刑事で、過去の事件で殉職した男。
過去からやって来た鳥谷と瀧川との恋ですが、何となく唐突な気がします。

ソリストとしてライバル関係にあり、子供の頃からの友人が今度の舞台で
ソリストに選ばれなかったこ…

3

刑事と踊れ 小説

火崎勇  中井アオ 

もう一人が不憫で気になる!

火崎さんのファンタジーなお話。
でもこのファンタジー、結末のハッピーエンドに喜んでいいやら悪いやら(ションボリ)
複雑な気持ちにさせられるのは自分だけでないはず。
入れ替わりモノなのですが、その入れ替わったもう一方がね、、、


ダンサーが職業ダンサーとしてやっていける為のダンスカンパニーに所属するソリストの瀧川と、出会った子供の頃から切磋琢磨して仲間でもありライバルでもある君島。

3

理不尽な求愛者 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

微妙に意志の疎通が図れないのがいい

警察ものなのに、その警察が最後まで他力本願なのがどうにも刑事ものにしては
頂けないような気がするのですよ。
活躍するのは殺人事件の現場になった大学の客員教授の一色。
30歳半ばで教授、インテリメガネと白衣が似合う、人を動かして命令することに慣れた
俺様傲慢系の冷静沈着なインテリさん。
そして真面目で童顔な刑事に見えない刑事の清白が事件解決のため捜査協力を
頼んだら、一色に興味があると口…

1

恋愛ビースト 小説

火崎勇  宝井さき 

一押しBLファンタジー

BL小説には珍しく攻め目線で語られてゆきます。
しかも美しきドーベルマン(。-_-。)
しかも、賢い!受けとの逢瀬もロマンチックで
互いに一目惚れときたもんだ♪
本能的でいてなおかつ知的な一面も持ち合わせてる
ワイルドな賢人でありワイズ。
ハンサムすぎるだろ、、、、。かなりハマりました。
余韻が心地よい作品です。
縋っていいといった甘えていいといった。
そんな言葉を何処かで望んで…

4

理不尽な求愛者 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

攻め受け共に男前

大学で起きた殺人事件。
教授が殺され聞き込みに入った新米刑事の清白が、一色という教授に関心を持たれ口説かれながら、彼の観察眼と言葉から事件を解決するといったお話。

事件を追う捜査の面が中心で、恋愛面という部分はちょっぴり薄い。
ただ、一色がかなりキレ者のとてもスマートな人物として描かれているので、
また、清白も頭の良い青年として描かれているので
そのやりとりは面白い。
最初の出会い…

3

理不尽な求愛者 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

事件を追いながら…

作家買い。
タイトルや表紙を見るとあまり事件には突っ込まないのかな…と思いつつ、あらすじを読んでみるとそうでもない感じ。
推理サスペンス系が好きなのと、火崎さんの作品が好きなので買いました。

一色教授が言葉のまま慇懃無礼で掴めない人だなと笑いました。
一色は清白に一目惚れ。事件を追いながら、事件の関係者である一色と関わることで清白のベクトルも傾いていく…事件も二人の関係も気になって一気…

5

言葉がなくても 小説

火崎勇  朝南かつみ 

言葉がなくては

言葉がなくっちゃ、やっぱりダメだろ。

「甘くなくても」の続編。
前作は珍しく引き当てちゃった、しゅみじゃない判定の地雷作品。
で、もうこうなったら毒喰らわば皿までじゃ!と、勢いに任せて一気に読了。

こちらの方が、ちょっとは冷静に読めました。
多分それは、当て馬の迎の造形によるところが大きい。
迎はバリタチのマジゲイ設定だけど、それは城に対する思慕の深さの裏返しで、
外川のトラ…

2

甘くなくても 小説

火崎勇  朝南かつみ 

体育会は嫌い

スポーツメーカーに勤務している文系出身主人公が、脳筋男達のつまらない誤解や嫉妬で、いわれない陵辱を受けて、それでもなんとか前向きに頑張ろうとする話。

あああああぁ
やっちゃったなぁ~
こうゆうタイプの強姦陵辱系のお話って読むのが苦痛。

外川は真面目に前向きに頑張っているのに、なんでこいつらは、って、外川に感情移入して、脳筋体育会男たちの思考回路にどうしても許すまじと思って読んでいる…

3

ただ一人の男 特別編 グッズ

付録

この付録欲しさにショコラ買った覚えが…
内容は「ただ一人の男」5巻の前半に収録されてるお話です。

仕事関係も増えてくるしで尾崎は思い切って新居購入!!
如月と2人で新しくと思ってた時に、如月の従弟である紘一が上京する事に。
当然と言えば当然なんですが住む場所として如月の部屋をを頼ってきます。
ですがすでに尾崎とラブラブですので、その部屋に呼ぶわけにはいかず
尾崎が1人部屋を用意、そ…

0

許される恋 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

愛することを許される事と愛されることは違う

人を好きになって愛し愛されることが決して簡単な訳ではないのだと
この作品であらためて感じ入ってしまう程苦しく切なく辛い恋が堪りません。
片思いをしていた時の方が愛されることを許された時よりも幸せだったと感じるなんて
なんて切なくて辛い恋なのだと思いました。

愛することを許されることと、愛されるとでは雲泥の差がある事実、
以外に初めから相愛になる話ばかり読んでいるとこういう、一見優しく…

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