火崎勇さんのレビュー一覧

傷だらけの恋情 フェア協賛店限定ペーパー グッズ

甘く優しい

笹子の部屋に泊まり目覚めた時に笹子の姿が見えなかったことに少しの寂しさを
感じている亮司視点のショートです。

今まで寂しく苦しく辛いばかりの生きることだけのために必死で生きてきた亮司が
笹子と出会ったことで幸せを感じていて、それも少し依存気味なくらいと自覚してて
今まで一人でアパートで目覚めるのが当たり前だったのに今では笹子がいると
思うだけで幸せを噛み締めているのが伝わるのです。

3

傷だらけの恋情 コミコミスタジオオリジナル特典番外編小冊子 グッズ

大人のエロズルさがたまりません。

本編ではまだそこまで大人のズルさを感じさせなかった笹子さんですが、
我慢に我慢を重ねて手に入れた可愛い子供を甘い拘束で縛り付ける短編です。

本編直後で笹子の手持ちのマンションへふたり揃って見に行った日の出来事ですね。
笹子が亮司を食指が動くくらいには可愛いと思い始めたことや、亮司の生きることには
前向きだけれど、生真面目すぎて己に自信がなくてネガティブで人に甘えることも
遠慮がちな子…

3

傷だらけの恋情 小説

火崎勇  梨とりこ 

真面目ネガティブ受けと臆病オヤジ

派手さはないのですが健気な受けの亮司が意外に可愛く感じて一気に読みました。
攻めの笹子は元ヤクザのルポライター設定ですが、ルポライターとしての活躍場面は
一切出てこなくて、元ヤクザと言うよりヤクザと一般人の中間に今でも位置している
そんな風に感じる設定でしたね。

亮司は普通の家庭で育ち兄と両親の4人家族で平穏に暮らしていたが
兄が高校生になった頃からグレ出し兄のためにいつも家庭はいざ…

11

猫になる夜 小説

火崎勇 

荷物違いで如月がにゃんこ?

「恋と主と猫と俺」と「ただ一人の男」2作のコラボ作品なのですが、
メイン的には「恋と主と猫と俺」の巴×群真の話に尾崎と如月が
ちょっと出てくるイメージですね。

巴と久しぶりに会えると楽しみにしていた週末が駄目になり
それでも本人には寂しいとも約束を反故にされたことを言えずに
自分でも子供っぽいと思いながらも我慢して、巴のために手料理の
一つでも覚えようと健気に本屋で料理の本を探して…

1

夏は蜩、冬はその日暮らし 小説

火崎勇 

お得な同人誌

商業誌3篇の番外編が入った同人誌です。
最後にくれる言葉(最後に好きと言ってやる)傲慢で一見すると我が儘すぎるモデルと鳴海と
鳴海にデザイナーとして惚れ込んで恋して相愛の恋人になった天然気味の小林の
誕生日の出来事です。
相変わらずオレ様ぶりになんだかなと思うのですが、鳴海にすれば全てがOK。
周りが我侭だという鳴海を小林から見ればクリエイターとして
こだわりがあるになるし、傲慢な態度…

0

今宵スイートルームで 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

私だけを愛すると誓うなら

2篇で一つの作品になっていて、表題が後半にあり1篇目が二人の出会い編で
後半に描かれている表題作が恋人同士になってからのストーリー。
久しぶりにどっぷり恋愛を堪能したと言うか、人を好きになると弱くも強くもなると
改めて実感してしまう作品だと思いました。

大人の恋愛の駆け引きが楽しめて、そうかと思えば傲慢で強気な男が本気の相手の
気持ちに不安があり、子供みたいな我が儘を言って困らせる。…

6

ウブで悪いか 小説

火崎勇  立石涼 

ウブなのは決して悪くないけど…

バーで親しくなった小説家の男性に想いを寄せるノンケのお話です。
ウブというか、臆病になるんですよねぇ…。
相手の色んな面を知りたいと思ったり
自分から出た言葉をその度毎に「どう受け取っただろう」と気になったり
手が触れるだけで心臓がばくばく言ってても
なんでもないような素振りをしたり、
恋をしているからこその高揚と戸惑いがじわじわ書かれていました。


イベント企画会社勤務の村雨…

11

恋と主と猫と俺 小説

火崎勇  北沢きょう 

人外ものと勘違い…

勘違い、勘違い(^^;)
私はこの一族の当主も耳と尻尾を持ってるのかと思ってた。
そういう一族の当主様の花嫁選びのお話かと…


大きな一族の分家の一つに生まれた群真。
夏休みに本家の命令で集められ、なんと自分が花嫁に!!
何でもその一族を狙う猿と、一族の守り猫との戦いのお話でして
戦うためには花嫁の力が必要だとか。
その花嫁に選ばれたのが群真。

最初は信じられないと思って…

2

ウブで悪いか 小説

火崎勇  立石涼 

オッサンの純情は可愛い

42歳(攻)の弱気なモノローグで粛々と進行する、大人の純愛物語。

会社員の村雨(攻)は、バーの飲み友達で作家の桐谷(受・38歳)に恋をする。
それなりに遊んできたけど、男を好きになるのは初めて。
もうこの歳なので、フラれて次を探すエネルギーはない。

そんな臆病な想いがあるため、
両想いと知っても、なかなか次のステップに進めません。
せっかく相手が告白してくれたのに、キスもできず…

9

恋と主と猫と俺 小説

火崎勇  北沢きょう 

黒猫、我が家的にスポット萌です♪

黒砂!美黒猫、昔我が家におりました。オマケに賢い、空気読んで物静か…。黒砂萌です!!群真君、健全素直。巴さんも人を束ねる人望も その能力も有るし。いつも読んでて思うのですが、火崎先生の作品の登場人物達は皆、きちんと自分にブレないもの持ってる人多い様な気がします。これでどうやって揺らめいて恋に落ちたりするのか、心配になるくらいです?!…そして今作品、可愛い過ぎたました、群真君♪攻め視点の巴さんの話が…

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