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36/100(合計:999件)
火崎勇 いさき李果
こにしそる
ネタバレ
気づいたら記憶喪失・・・という記憶喪失ものでした。 歳の差もので、攻めがハイスペックで受けが健気と、カップリングは個人的に好みだったので楽しめた一冊です。 木津川は悠一の記憶の手がかりになる人物で、どんなにひどいことをされても世界に知り合いのいない悠一は彼に依存していきます。 お話は悠一と木津川の恋愛と、悠一が「自分が何者だったか」を取り戻すまでが絡まって進んでいきますが、シリアスといえ…
火崎勇 宮本佳野
M+M
表題作とその続編、関連のない短編の3作品収録されています。 いずれも受けの視点でストーリーは進みます。 「コンクリートを破って」 人肌を恋う三海(受け)は、高校時代から気に入れば抱き合う生活を過ごしていました。自分の快楽を求める者ばかりの中、三海を気遣って抱く囲(攻め)を気になってはしたものの、卒業して音信不通になります。 それから十年後、三海は仕事も恋人も失います。道路に転がり、囲が…
火崎勇 氷栗優
表題作と短編の2作品が収録されています。海都(受け)の視点で進んで行きます。 「Doubt -ダウト-」 海都(受け)は、父親が再婚相手に男を連れてきたことを許せず、その相手である登とゲイを毛嫌いしています。そんな中、就職した先にはオネエ言葉でゲイの東堂(攻め)がいて…という話です。 「知らなくてもいい 愛」 東堂と恋人になるまで男女とも未経験だった海都。東堂との性生活に悩んだ海都…
火崎勇 乃一ミクロ
VSといっても、戦うわけではないのですが、なんとなく(笑) 1冊丸ごと表題作です。蓮(受け)の視点でストーリーは進んでいきます。 蓮は25歳ですが、美人の姉と半同居していることもあり、童貞のまま30歳を迎えて「魔法使い」になるだろうという都市伝説を笑いながら思っています。そんな中、妖しい魅力あふれる隣人・羽川(攻め)と知り合い、胸をときめかせますが…という内容です。 ネタバレしますと…
火崎勇 かんべあきら
1冊丸ごと表題作です。津川(攻め)の視点で進んで行きます。 津川は、3年前に先代社長に引き抜かれて社長秘書になりますが、先代社長は亡くなってしまいます。息子を頼まれた経緯もあり、津川は新社長・凪(受け)の秘書となり支えますが、社内では水面下で凪リコールの動きがあります。そんな中、凪は真田という男にプロポーズをしていて…という話です。 津川はいかにも仕事のデキる秘書です。 凪は仕事はで…
火崎勇 木下けい子
Loxonin
いい意味で期待を裏切られた作品でした。 簡単に内容紹介すると、下記のようなお話です。 ◇とあるホテルで偶然出会った二人。 なぜか出会った瞬間、篠原(受け)は海江田(攻め)を見て泣いてしまう。一方、海江田はそんな篠原に一目で惹き付けられ、二人はお互いの外での顔を知らないまま、いわゆる茶飲み友達として仲良くなっていく。 しかし、ある売買物件のトラブルにあたり、悪徳不動産会社の社長(元ヤクザ…
火崎勇 暮越咲耶
表題作と続編の、中編2作品が収録されています。 どちらも永橋(受け)の目線で進んで行きます。 「雲の形が変わる前に」 永橋は、高校の卒業式で三角(攻め)に告白をしようと下駄箱に手紙を入れます(古風!)。しかし、三角に無視されて永橋は夜まで待ちぼうけ。それから互いに連絡を取ることもなくなります。仕事の相手先として再会しますが、三角は過去に触れることなくて…という話です。 「幸せの形を…
火崎勇 岬ひろし
1冊丸ごと表題作です。 紫(受け)の目線でストーリーは進んで行きます。 紫と朝日は従兄弟。年下の和雅を入れて、3兄弟のように仲は良い。 紫は朝日に、子供の頃と高校生のときで、二度プロポーズされたことがある。断って気まずい別れをしてから会っていなかった二人であったが、紫がフォト雑誌の編集長として忙しくする中、突然朝日と同居をする羽目になり…という話です。 紫は、朝日の「嫁になれ」には…
火崎勇 北沢きょう
1冊丸ごと表題作です。 群真(受け)の目線でストーリーは進んで行きます。 本家の代替わりの花嫁選びに参加し、当主の巴(攻め)の花嫁に、なんと男の群真が決まります。 花嫁モノではあるのですが、猿VS猫という命がけの戦いで勝利をしなければならないので、バトルもあります。ただ、その戦いに至るまでの事情説明と、二人が新密になっていく過程がメインであり、バトル自体はそう大したことはありません。…
火崎勇 高峰顕
1冊丸ごと表題作です。 常陸(攻め)の目線でストーリーは進んで行きます。 常陸は大病院のデキの悪い次男と評判の男。製薬会社に勤めていたが、バイク事故で自分は大怪我をし、同乗していた智子は死んでしまう。不正な手段で手術をして目を手に入れてから、常陸は兄の要望に応じて家を出て、定職につかず酒を呑むという自堕落な生活をしていた。きまぐれにバーの手伝いをしていたところ、その場に相応しくない常連の客…