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火崎勇 須賀邦彦
M+M
ネタバレ
1冊すべて表題作で、北条(受け)が主人公です。 一方だけの視点ですと、終盤で相手の怒涛のような「実は…」の告白に白けてしまう場合もあるのですが、この作品は北条は気が付いていないけれど、読者には分かるという伏線がしっかりあって良かったです。 初回で北条のカラダを求めるという忍足(攻め)ですが、それ一回限りで尾を引きませんし、仕事の姿勢も真面目。遊び人ということもなく、あらすじや表紙イラス…
火崎勇 yoco
1冊すべて表題作です。長門(攻め)の視点でストーリーは進みます。 長門はバーで加藤(受け)と知り合います。 口説いて、抱いて、加藤も自分に好意を抱いているはずなのに、会うのは火曜日だけ。名前も連絡先も教えてくれず…という話です。 特にここだ!という派手な展開は思いつきません。長門はずっと加藤についてあれこれ考えたり相談したりしています。加藤が明かさない理由だけをキーポイントに、1冊読…
火崎勇 石原理
bonny
とぅるとぅるーっと読めて、物語のバリエーションが豊富で、一冊につき一度は萌えさせてくれるので、ついつい手にとってしまう火崎作品。ガッツを感じるこの作品を読んだ時、やはりベテラン作家さまなんだなと惚れ直しちゃいました。暗くて重くて…。このお話は元高校同級生同士の捻じれ愛とでもいうのか、ある意味純愛なのかなと思いました。 高校卒業式の日、一度だけ不堂と関係を持って冷められてしまった海江は、彼のこ…
火崎勇 山田シロ
1冊すべて表題作。羽守(受け)の視点でストーリーは進みます。 父親の病気の都合から転職してバイク便ライダーとして働く羽守は、訪問先で緒方(攻め)と再会します。 早い段階から、緒方の言動は羽守への友情じゃない好意を感じさせます。 しかし一方で、遊び相手が複数いることや、大切にしている「優一」の存在が羽守を不安にさせます。 ラストがタイトルに絡んだ「お届け物」としてきれいにまとめら…
火崎勇 梨とりこ
1冊すべて表題作で、亮司(受け)の視点でストーリーは進みます。 亮司は、ろくでなしの兄に殴られ、金を奪われる日々を送ります。隣人の笹子(攻め)と知り合い、恋愛感情を抱きますが、兄にヤクザへ売られてしまい…という話です。 亮司は傷だらけの不憫な状態になりますが、笹子が原因でないですし、強姦も未遂なので、痛い系が苦手な私にも読みやすかったです。 亮司を痛めつけた者達はそれぞれ懲らしめられ…
火崎勇 志十獄
1冊すべて表題作。雲居(受け)の視点でストーリーは進みます。 雲居は大学時代に自分を捨てた男鹿(攻め)と、仕事で再会します。 相変わらず傲慢な男鹿に振り回されながらも、雲居はコンペに参加しますが…という話です。 北沢という元カレが登場しますが、結婚しますし、男鹿とのキュープットを買って出るような男で、三角関係にはなりません。 北沢が好人物であるほどに、男鹿のイヤな男ぶりが際立ち…
火崎勇 駒城ミチヲ
「理不尽な求愛者」の続編です。 私は前作未読だったのですが、二人のなれそめの話なんだろうなという程度の認識で特に問題はありませんでした。 1冊すべて表題作で、清白(受け)の視点でストーリーは進みます。 恋人同士になった二人のその後に、殺人事件の捜査を絡めたストーリーです。 事件が発生すると甘い生活は吹き飛んでしまいます。少なくとも清白はそのつもりなのですが、事あるごとに一色(攻め)…
ふばば
粗筋を書いてしまうとネタバレしちゃうので、そこは割愛。 まず表紙がとっても素敵です。なんともゾクッとするような。後ろから、白い男の口をふさぐ黒い男の光る眼…… さて、何が起こるのでしょうか? しかし読んでみると、この表紙の雰囲気から漂う妖しげ感や不安な感じというものとはちょっと違ってるんですね。 だから、表紙を見て「なんか怖い話?レイプ?SM?脅迫?」などなどと思う方がいらっしゃるなら、そ…
雀影
泥酔して、目覚めてみればそこはラブホテル? 全く記憶がない上に、残されたメモの文字は、どうも女性じゃなさそうで…。 両親の熟年離婚と、会社のデータ流出、そして、記憶のないあの一夜を共に過ごしたというワイルドな美貌の謎の男。 果たして主人公の運命は如何に!? って感じで、熟年離婚と子どもから見た親子の関係を描くヒューマンドラマとか、データ流出の犯人捜しミステリーとか、おまけに謎多きスパダリと…
火崎勇 亜樹良のりかず
繁華街で働くカッコイイ男達の仕事ぶりと恋愛模様が読みたい方にお勧めです。ヤクザは登場しますが、主役二人の仕事は不動産屋と運び屋です。 「メガネと運び屋」は、赤目(攻め)が主人公。 「メガネごしの恋人」は、祠堂(受け)視点の後日談的ショートです。 赤目はなかなかパーフェクトなカッコイイ男でした! 表紙イラストで分かるように軽い雰囲気ながら、人望があって年上にも年下にも好かれており、引…