火崎勇さんのレビュー一覧

今宵スイートルームで 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

お仕事がちょっと中途半端かな

ホテルのエグゼクティブを対象とする、バトラーサービス。部屋付きのバトラーが、浮島のお仕事。そこにやってきたイケメン敏腕社長、岩永がお相手。

ほぼホテルの部屋という密室でくりひろげられる攻防。くっつくまでの、お互い譲らない掛け合いが面白い。火崎作品に多くて好みです。

焦点となるのは、部屋付きの間にプライベートな関係を許すかどうか、という点。浮島は仕事を全うするというプライドがあり、バトラ…

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メガネと運び屋 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

タイトル通り

このところ火崎さんブーム。
キャラと設定がいいですね。

この作品は本当にタイトル通り。下町を舞台に、小さな不動産屋に勤めるメガネの祠堂と、一匹狼の運び屋、赤目のお話。
普段は四角四面でまじめな祠堂が、夜はメガネを外して色気たっぷり美人になるとか、おいしすぎです。
一方、昔は族だった赤目は今もいろんな人とのつながりがあり、慕われる男気あふれるタイプ。
不動産屋がらみのトラブルで急接近な…

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秘書喫茶 -ビジネスタイム- 小説

火崎勇  いさき李果 

設定がとても萌える

タイトルからして想像されるよりはお仕事よりな秘書喫茶。お茶を飲みながら秘書業のサポートをしてくれるサービスです。

世襲で若くして社長になった、鮎川。孤軍奮闘していますが、うまくいかないこともあり、つい愚痴をこぼした知人から、会員制の秘書喫茶を紹介されます。

そこで紹介されたのは、バリバリと仕事ができる、やや年上の大倉。最初から上から目線で違和感がありますが、受け攻めを想像させる力関係で…

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カウンターの男 小説

火崎勇  こあき 

一本筋の通った受けがよい

抑揚が効いて物腰柔らかなバーテンダーと、危険なにおいのするヤクザの恋。
相変わらず設定がとてもいいです。ある日、店の前で傷ついた男性を助ける主人公、安積。このときすでに、男性の野性味あふれる様子に惹かれていたのでしょうか。男はサイフを置いて行きますが、安積は後日返します。そのかわり、客に言い寄られて困っているので、恋人のふりをして欲しいと。。。

ところどころ、日本語がこなれていないところが…

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好きなら一緒 にっ 小説

火崎勇  みずかねりょう 

トップセールスマンなノンケ二人が、絆を深める2巻目

みずかね先生love。
前作でお話に今一つ盛り上がれなかったけど、先にこっち買ってて順番通りに読みました。
2巻だけ読むのは、ちょっと難しいかも。
のっけから絡みシーンな為、ついてくの大変では(笑)
当作もお話は今一つ盛り上がれず(泣)すいません。萌でお願いします。

でも挿絵だけなら萌萌萌 萌3って作りたいぐらい(笑)
カラー口絵は攻めの甥っ子、買い物袋引きずるの図。さんま落ちてる…

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好きなら一緒 小説

火崎勇  みずかねりょう 

ちみっこ付きBL入門編として 良いのでは?

みずかね先生おっかけでget。何をまちがったか先に 
「にっ」の方をgetしてしまい
じりじり待っていた当作。やっとよめたー。
楽しみにしすぎたのか、うーん お話的には今一つ萌えず。
最近のより少し前の絵で、だーい好き!それで萌。

挿絵話。カラー口絵は二人のスーツ立ち姿、かっこいいー♡
攻めの足にはちみっこしがみつき。可愛い。。。
お話自体がエロ多めではないので、挿絵もエッチシー…

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芳醇な恋に 小説

火崎勇  あおいれびん 

強い男には惹かれるよね

あおいさんの表紙で気づいた作品でしたが、火崎さんも好きな作家さんです。
表紙にもワインが描かれていますが、家族経営のワイナリーの社長がこのお話の主人公です。
表紙の右側でワインボトルを持っている男は見るからに自信家で傲慢そうなのですが、本編でもその期待を裏切りませんでした。
登場する主なキャラはみんな若くして会社の社長、高校時代の同級生で再会モノ、傲慢で俺様な攻め様、乙女な心を持つのに気丈な…

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黄泉の唇 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

盛大な両片思いストーリー

ホラー系は好きなので怖かったという印象もなくSF感覚で読めたので、普段あまりない設定という事もあり楽しませていただきました。

受けさんの久原も攻めさんの船戸も本当に健気!
気持ちが通じ合うまでは船戸が何を考えているのか分からずモヤモヤする事も多々ありましたが、お互いに勇気がなくて相手との繋がりを切らないように必死だったんだ、と気付いた時はもうなんか言葉では言い表せられないようなムズムズ感が…

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甘くなくても 小説

火崎勇  朝南かつみ 

終盤までしんどかった

シナリオとしては、萌える前に萎えるタイプの作品でした。攻のやったことは普通に強姦(男性同士なので暴行?)だし、被害者である受の一人称で書かれているものだから、終盤のタネ明かしまでずーっと傷ついてモヤモヤ苛々しているような雰囲気で、正直しんどかったです。

受(主人公)の外川は、内心ではそれなりに傲慢なところがあるものの仕事には真摯に取り組んでいる真面目な男で、営業マンとしての実力もあります。実…

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ワンコとはしません! 小説

火崎勇  角田緑 

どのキャラにもいれこめず

火崎先生の他のワンコものがすんごく面白かったので
こっちもーと思ってGET。
残念でしたがこっちは今一つ盛り上がれず 中立。犬ものなのに、無念・・・・

受けさん:小さいころに両親離婚、父親に引き取られ。
     めっちゃ若い人と再婚され異母弟ができ、なんとなく離れたくなって
     一人暮らし中の大学生。カフェでアルバイト中。
攻めさん:受けさんの幼少期を、犬のタロとともに見守…

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