火崎勇さんのレビュー一覧

ブルーダリア 小説

火崎勇  佐々木久美子 

受けの一人称より三人称で読んでみたい題材でした

男性経験がなく攻めが大好きで健気な受けは好みの筈なのに
何かが足りなかったです…何かが…
受けの魅力や近くに殺人犯がいるかもしれないという緊迫感、
攻めが受けを真剣に好きになっていく心の動きとかを
話の中から読み取ることが出来なかったからかも
受けの心情描写(それも主に恋愛面)に重きを置かれすぎてて他が遠いと言うか
受けが自ら真相を突き止めようと動いていたなら一人称の方がよかったかもし…

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世界は恋で満ちている 小説

火崎勇  桜城やや 

受けとその妹の価値観が好き

ホモ、ホモって単語がよく出てくるので「?」と思ってたら
結構古めの作品だったんですね
いま書かれてたら「ゲイ」って言葉を使う雰囲気のところも
「ホモ」だったので違和感を覚えてたのですが納得です
あとLINEでもメールでもなくFAXで連絡を取ったりする(!)
ところもやや時代を感じて興味深かったです
FAXは今だと味があって逆にいいですね

序盤、二人は旅先で出会って急激に惹かれ合い…

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夢の通ひ路 小説

火崎勇  沢路きえ 

あらすじがピッタリ

本のあらすじには「夢のように心誘う、淡くせつない」とあったのですがピッタリだと思いました。特に「切ない」でなくひらがなの感じとか。

新川(受)の視点で進みます。
不運続きの新川が勤めている喫茶店に、小野寺(攻)が通ってくる話です。
最初は小野寺は自分のストーカーかもと疑っているのですが、そこから親しくなっていく過程がスムーズで良いなぁと思いました。

夢で逢っていたという不思議の理由…

1

背中で恋を語るな 小説

火崎勇  砂河深紅 

萌え2には至らないが心に残るやり取りがある

火崎さんの文章は読んでてすぐに分かります
『~で。』でよく終わる、改行多め、独白多めで密度が薄い
紙よりネット向きの文体だと思います
初めて読んだときは違和感の塊でした 今は慣れてきましたが…
元々そういう作風なのか、
多作な方なので一作に掛ける時間が短いのか、いまだに分かりません
ヘビーなネタだと逆に薄っぺらくみえてしまう文体なので
コメディテイストだったり
事件も悲劇も起こらな…

2

俺様人魚姫 小説

火崎勇 

すでにネタバレなんですが

タイトルも帯もネタバレなんですが、私は結構楽しめました。

火崎先生の作品はちょっとした謎解きが入っている場合があるのですが、今回こちらは誰が人魚姫か、ということでしょうか。いやまぁクレイプ(攻)だというのはタイトルからすぐに推測できるのですけれど、人魚姫というのが例えているだけなのか、それとも…と考えるのは面白かったです。

花澤(受)の視点のみで進みます。
花澤はコミュ障で恋愛に疎く…

1

メガネと運び屋 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

攻め視点で進みます。

火崎さんは2冊目です。

随分と簡素な文章です。飾りっけナシ、ティスイズアペン並の文章でガシガシ進んでいきます。
心情を綴るというよりも、実際の行動を端的に描いている感じです。ここまで簡素を貫くのもすごいなと思いますが、情感や余韻みたいなものはあまり感じられず、少し物足りない気分にもなります。情緒や叙情的な文章が好みの人には、対極に近いものではないでしょうか。

文章の性質上、展開も速く…

0

羨望と恋 小説

火崎勇  葛西リカコ 

期待しすぎたかも、残念

初読みです。前から気になっていた作家さんなので。挿絵も気になったし。
でも、ちょっと、文章があんまりお上手でない印象。
比喩なのか、状況描写なのか、あいまいな場所があったり、語尾が統一されてなくて何だかキャラに齟齬を感じたり、比喩があいまいすぎて、何を表現しているのかイマイチ分からなかったり。
最初は、主人公に同情も出来たのですが、確かにこれはイライラするわ、と同僚側の気持ちも分かるレベルの…

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恋に努力は不可欠です「アナタの見ている向こう側」番外編 グッズ

早く目覚めた朝に

本品は『アナタの見ている向こう側』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、お泊りした翌日、
先に目覚めた宮本が朝食を作るお話です。

恋人の部屋に泊まった翌日。

宮本が目覚めるとまだ部屋は暗く
隣では昨夜自分を好き勝手にした男が
寝息を立てていました。

彫りが深い顔立ちはいつも厳しい表情で
もっと笑えばいいのにと
関東の口の端を持ち上げてみますが
作った…

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安上がりでもいいよね「アナタの見ている向こう側」番外編 グッズ

一筋縄ではいかない男

本品は『アナタの見ている向こう側』の
アマゾン限定特典ペーパーですです。

本編後、宮本が関東に
買い物デートに誘われるお話です。

明日の休み、
暇だったら一緒に買い物に行こう

宮本の恋人・関東は
カフェのオーナーシェフですが
無口で愛想がない男です。

彼の店は宮本の会社の近くなので
食事をしに行けばいつも会えるし
帰りに立ち寄ればそのままお持ち帰り♡

2

カウントダウン! 小説

火崎勇  高緒拾 

お金よりも大切なのは

積み本箱から発掘。
発掘基準は、適度な厚さ。
帯の惹句の印象だと、それなりに年配のおっさんがショタレベルのお子ちゃまにひっかき回されるお話かと思いきや、至極まっとうな大人同士のお話でした。
そもそも小田倉は、30歳過ぎて、目指してきた仕事にも見切りをつけて、本人的には余生感バリバリのつもりでいるだけで、はたから見れば全然ひよっこの若造。
方やユウキの方は21歳とは言え、それなりにちゃんと仕…

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