大島かもめさんのレビュー一覧

チキンハートセレナーデ コミック

大島かもめ 

静かだけど印象的

静かで淡々としてるように見えるけど要所での台詞と表情が印象深い。
ヒロミチの親や祖母に逆らい縁談断ってハヤトを選んだ自分をどの自分より一番信じられるから「信じろ」と言う所がとても良かったです。ハヤトの兄に会うところもですが寡黙でクールだけど要所で言う台詞が本当にいいんですよね…
セフレ関係だった頃は夜にしか抱き合うことがなかったけど恋人になってから明るいところで…というのも良かった。二人の関係…

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チキンハートセレナーデ コミック

大島かもめ 

名作!

電子の試し読みで、セフレのお話かと思って敬遠しようかと考えていたのですが(セフレ嫌いではないです、気分です、すみません)、皆様のレビューを読んですぐに購入しました。

ほんっと良かったです。
はじめはあまり自分のことを話さない二人が、ハヤトの職場で出会ったことから、少しずつお互いのことを知っていく。
そのなかで、お互いの家庭のこと、過去のこと、今抱えている問題…いろんなことを語ったり、決断…

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チキンハートセレナーデ コミック

大島かもめ 

神です。


ヒロミチのポーカーフェイスの裏に隠されているものと、ハヤトの明るさの中に潜んでいるもの。

二人の大人が、どうにもならない柵に雁字搦めになって身動きできない状況や、勇気を出してそこから飛び出す怖さ。
多くはないページ数の中で二人のセリフも多くはありませんが、だからこそ言葉一つ一つが胸に刺さりました。

「愛されたい」「愛したい」そして「信じろ」というセリフが涙を誘いました。

神…

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チキンハートセレナーデ コミック

大島かもめ 

暗い部屋に明かりがゆっくりと灯っていくようなお話でした。

「猫背が伸びたら」を読んで好きになった大島かもめさん。
今作も良かった〜〜〜

名前とメアドしか知らない気軽な身体だけの付き合いをしていた〔ヒロミチ〕と〔ハヤト〕。
セフレになって3ヶ月が経った頃、仕事中にばったり出くわしお互いの昼の顔を知ってしまう。
そこから少しずつ相手のことを知っていって──
ゲイだけど世間体のために結婚しようとしているヒロミチは「自分の本当の望みはいつも誰かを傷…

6

チキンハートセレナーデ コミック

大島かもめ 

慎重にならざる得ない大人同士の恋愛

電子の発売予定欄でこのタイトルを目にした時から買おう!って思っていました。
内容はわからないけど大島さんならハズレはなさそうだし、なにしろ「チキンハート」っていいじゃないですか。
タイトルを見たときはビビリでヘタレ同士のもっと茶化したお話かと思いましたがそうではなく、それぞれの事情を抱えて慎重にならざる得ない大人同士の恋愛を描いていてとても良かった。

名前しか知らないセフレ同士だった二人…

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「チキンハートセレナーデ」電子限定特典 グッズ

ゲイの悲哀を幸せに変えるショートストーリー!

「チキンハートセレナーデ」電子限定特典はマンガ2ページ。
心に刺さるゲイ同士の大人のラブストーリーを描いた本編、電子特典は一緒に住み始めた二人のその後です。

その夜はハヤトが食事当番だったけれど、作るのが面倒くさいからと、ヒロミチを呼び出して外食に変更。
その帰り、酔ったハヤトはいままで外食が苦手だった理由をサラッと吐き出します。
でも今はヒロミチが一緒にいるから大丈夫。
それをヒロ…

8

チキンハートセレナーデ コミック

大島かもめ 

ゲイのトラウマや不安、感情を丁寧に描いた心に刺さる大人の物語!

表紙に惹かれて購入しましたが、中の絵も表紙通りの綺麗さ!
ストーリーもセフレの軽い話なのかな?と思いきや、ゲイのトラウマや不安をベースに、二人の繋がりをしっかり描き出すもので、心に刺さる良作品!!!

感情面を丁寧に描いた大人のラブストーリーを読みたい方に全力でオススメしたいです!


ストーリーは受けのハヤト視点で進みます。
ヒロミチとハヤトは、呼び名とメアドしか知らない完全なるセ…

20

チキンハートセレナーデ コミック

大島かもめ 

大人の恋愛!幸せな結末にノックアウト!!

大島かもめ先生...。今まで何冊か読ませて頂きましたが、自分的に何かピンと来るものがなく…。でも今作は!素晴らしい!購入を迷った自分に喝を入れたい!!
セフレから始まり愛してるになるまでの道のりが長いからこそ、愛がじっくり育つんですね!
受けの照れからくる茶化しグセも可愛いし、それを受け止める冷静な攻めの姿勢が良かった!読後感も良く、とっても好きな作品になりました!
書き下ろしペーパーも申し…

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陰と日向のボーダーライン コミック

大島かもめ 

クールに見えて、実は臆病。未熟だけれど、きっと物凄い大器。

大島さんの作品だからと迷わず手にしたのですが、
なにやら不穏な表紙。
そしてタイトルも、『影』と『日向』。

「仕立て屋ー」を読んだ時にも、
微かにどこか物悲しさを感じたのですが、
今回はそこを前面に押し出した感じ。

試しながらも、終わりを恐れる。
それはきりきりと痛いけど、理解できる心理。
そしてそれが分かるから、なおさら胸の奥が痛くなる。

相手が柴村君で良かったね。…

3

仕立て屋と坊ちゃん (2) コミック

大島かもめ 

想い慕うということ。

久々に再読して、何となく思い違いをしていた事に気づく。
よく物語であるのは、年上の方が年若い方に対して「彼の未来を潰したくない」と思うものだが。高宮くんはイギリスのテーラーに誘われた片山さんの未来を潰したくないと思い、自分も女の子と付き合って家族を作り、子供が生まれたら片山さんに抱っこしてもらうんだ…などと想像しようとして。想像しようとして、そんな未来を選択出来ないのだと一人泣くのだ。(切なくて…

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