chikakumaco
イサク先生の手にかかれば、汗臭い筈の柔道部にもめちゃくちゃ可愛い(強いけど)先輩が‼︎ その強さに憧れて入部した秋本は、先輩の素顔に触れる度に憧れ以上の感情を抱くように…。それはもちろん、劣情をも伴うようで。この気持ちがLike なのか、Loveなのか?なんて、悩んでるところなんて、思春期ならではの可愛いらしさで、男同士って事よりも、そっちねっていう。イサク先生の高校生は劣情を抱いていても可愛いと…
デビューコミックスにして、今のイサク先生のスタイル、様式美が既に完成されている事にまず、驚きます。そして、もちろん最新の作品の方が美しい絵柄なのですが、この時も遜色ない程にキレイだと思いますし、キャラクターデザインの定番も決定付けられているんだなぁ、と微笑ましくもあります。サラサラした髪の美青年ツンデレ受け、と何かと必死な男前攻めと。
丸っと表題作なのですが、もしかしたら当初は連作の予定が無かっ…
一難去ってまた一難。穏やかにお付き合いをしていたかと思われたゴリラエモン黒川と島野くんでしたが。今度は社長御子息の島野に縁談が持ち上がり。黒川が内心ハラハラしながらも、大人の余裕ぶってるものだから、それを寂しく思う島野くん。えーん。やっぱり可哀想展開でスタートします。黒川の本音を知りたいけど、知るのも怖い。部署異動をして忙しい二人は会社でも顔を見ることも無くなり…。けど、そこはイサク先生。すんでの…
わぁ。久々に読んだら、結構ゴリラエモン黒川は強引な手で落としてたんですねぇえー。にもかかわらず、島野くんの方が夢中になってしまっていて、ヤキモキしていて。可哀想なくらい。
黒川がバツイチ30代というだけあって、イサク先生の作品の中ではやや大人っぽく感じられます。エロ度は低いですけど。バツイチの寂しさで安易に島野に手を出したかの様に始まっていますが、実は島野が新入社員として入社する、もっと前から黒…
弟の実と瀬戸さんの『ジンジャーハニー』のが何度も読み返すお気に入りなんだけど。久々に読み返したら、ヒロミツ先生は色々アウト!だったんだなぁ〜と、ぶふっと笑ってしまいました。物語の冒頭から、吉野の純粋な「憧れ」の眼差しに勝手に煽られて、アッサリ手を出してしまうとか。あり得ないほど下半身の欲望に忠実と言うか。自分の勝手な欲望(吉野が綺麗な容姿とは言え、乱れてる様を妄想したり。夢見たり。)に振り回されて…
3巻の終わり、不穏な空気をまとって現れた新たな入居者、市丸くん。中学の頃、家庭が崩壊していて、ふさぎこんでいたハルトと上手くコミュニケーションが取れなくなって、そのままになっていたのだが。実は本人ですら気づいてない事に、市丸はハルトが好きなのだった⁈ まぁ、ハルトには泉さんがいるので早晩失恋する事になります。泉さんとは懐のデカさがまず違うので、当て馬くんにすらなり損ねます。この時の泉さんがいいんで…
シリーズ中、一番甘くて可愛いストーリー集になっているかと思います。ホッとします。仁とモモは嬉し恥ずかし両想い。長屋にはそもそもプライバシーというものが皆無なので、特にこれまで皆んなの前では仁にツンケンしていた手前、モモはいたたまれません。そんなモモも可愛いー‼︎ けど、そんな皆んなの生温かい視線のせいで、仁はモモの部屋出禁になってしまいます。仁はやりたい盛りなので、これはショック‼︎せっかく触らせ…
長屋物語。1巻からモモに異常な執着を見せていた、仁。2巻はほぼ丸っとこのカップルのお話。
モモがイサク先生の定番のツンデレ系美人なので、単にそこに惚れてるのかと思いきや、この二人の過去には積み重ねて来た時間というものがあったのでした!泉 × ハルトが2週間なら、対極的にこっちは十数年間っていう。こういう見せ方も素晴らしい。別の愛のカタチっていう、群像劇ならでは。母と二人っきりの家族だったモモは、…
これが描かれた当時は、テラハとか始まった頃なのかなぁ。今やフツーに古民家改装で、シェアハウスなんて当たり前のようにあるけど。これは、壁も薄くて丸聞こえのオンボロ長屋での群像劇。食事も一緒にしてるなら、それはもうシェアハウスと変わらないよね。
最後まで読んで、たった2週間の出来事だったんだ⁈ って、ちょっとビックリします。好きになるのに重ねた時間の長さは関係無いと言うけれど。驚くような速さで泉とハ…