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10/14(合計:137件)
ソライモネ
ayaayac
ネタバレ
2018年、作品世界に感情を引っ張られて、しばらく戻ってこれないことが三度ありました。 『ラムスプリンガの情景』、『エンドランド』、そして三度目が『泡沫の鱗』。 すべて心交社の作品です。 もちろん作品の良さは作家さんの力量です! でも三作品とも設定が特殊だから、他の出版社だったら軌道修正されてしまったかもしれない。 心交社は「好きに描いていい」と言っているとおり(『このBLがやばい!…
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かたい絆で結ばれた凪と鉄太。 歌えなくなった鉄太が凪の歌声に惹かれ惚れ込み凪に歌ってほしくて、二人で凪の歌を皆に聞かせたくて。二人がどんどん仲良くなってかけがえのない存在になって目標に向かって頑張って愛し合って。 なのに!なんで海に入った!ううっ。 まさかの凪の正体にびっくりです。 愛する者にだけ記憶を残す。鉄太は愛されていたのに、凪は海に帰ってしまって。 どんな姿でもい…
Cocconuts
初レビューです!!!!! いつもは見ているだけなんだけど…『泡沫の鱗』への愛をどうても伝えたい。 1度読んで…気持ちが溢れてもうどうしていいか分からない。今年の夏はずっとずっと2人のこと思っていました。この作品がきっかけで、水族館に久しぶりに出掛けて…水族館のシーンに美しい青い海の色が重なります。 ソライモネ先生の美しい絵とファンタジーの世界…まるで絵本の世界。2人のその後を思って私の心…
フランク
「この作品がBLアワードにノミネートされなきゃ、死ぬ。」でこの作品がアップされてて、確かにこの作品埋もれるの勿体無いわっ!と思ったのでレビュー書きます。 ほんといいお話なんですよーと声を大にして言いたい。 (ただしごめんなさい、私自身はぎりぎり180Pに達していない某新人作家さんの作品を推しましたが) 初めて読んだときは、「そんなぁ‥‥」とショックで………。 その切なさに心締め…
じゃくさん
前作未読です(読んでいなくても特に支障はなかったように感じました)。 こちらの作品はいわゆる全員片思い状態からはじまります。川野(受け)→谷(攻め)→瞬(攻めの幼馴染)→?? 『好きな人には好きな人がいました』系と言いましょうか…それだけでもとても好きなシチュエーションなのですが、今作の魅力はなんと言っても受けの川野くんがとにかくかわいいこと…! 全身全霊で初恋をする川野くんに、谷くんが揺れ…
anthesis
探偵事務所のゆかいな仲間たちとくりひろげるドタバタ、とBL。 まつずゅん主演のドラマ、ラッキー〇ブンを思い出しました。 B〇SSでもOーシャンズシリーズでも、そういう群像劇が好きな人におすすめしたいです。 受の美人さ・冷酷さと、攻のワンコさ・熱血さが好対照でいい組み合わせです。 榎本さん(受)が普段すなおに感情を出さないのに、どうしてもちょっとずつ松田へのときめきが抑えられなくなってい…
雀影
このペーパー、本の表紙と扉絵の間に挟み込まれて、絵だから、まあ、パッと目に入っちゃって、一応読んだけど、イマイチ状況が??? しかーし、本編読了後に改めて読むと、ああ、この魚たちはあの水族館デートの時の、水槽の中にいた魚たちだったのね、と、納得するわけです。 魚たちにしてみれば、退屈な水槽の中の生活で、凪のような、人として暮らしている人魚に出会えるなんて、とってもレアでエキサイティングなわけで…
元あびるあびい、現ソライモネさんの新刊が出たので、あびるあびい名義時代の未レビュー作品を引っ張り出してきた。 買った頃にレビューしてなかったのって、この作品のメインキャラの、ジョージのように暑苦しくアホっぽくしているけど実は…なキャラがちょっと苦手なのと、瑛人が味わうような巻き込まれ方の騒動がかなり苦手で、、、 この、基本おしゃれな絵の中で挟まれる、ドタバタしたギャグ絵のテンポの良さとかは楽し…
声をなくしたシンガーソングライターが、ある出会いから、歌を取り戻すお話。 メジャーデビューまでもう少しだったのに、喉の手術で歌えなくなってしまった主人公の鉄太は、他の歌い手への曲の提供は拒みながらも、それでも音楽とは離れきれずに、中途半端なバイト生活を続けています。そんなある日、堤防でギターを弾いている時、海辺のレストランの息子・凪と知り合います。 鉄太が、凪との出会いをきっかけに、自分の…
坂東蚕 ソライモネ
fandesu
電子書籍で読了。挿絵なし。あとがきあり(坂東さんによれば、あびるあびいさんのイラストが素晴らしいらしいです。あー、紙で買えば良かったかなぁ)。 『極道紳士と気まぐれ仔猫』をスピンオフと知らずに先に読み、面白かったので手に取りました。 あちらは横浜のハイカラぶりも楽しめましたが、こちらは新橋の芸子さんだったり浅草オペラだったり、屋形船で見る隅田川の花火だったりと、大正時代の風情が満載。 …