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砂原糖子 夏乃あゆみ
fandesu
ネタバレ
途中まで読んで「あ、胸が苦しい」となりまして。 「どう決着するつもりなのかな?でも、どう決着しても、心が痛む結果になるんじゃない?」と思ってハラハラしながら読み進めていたんですが。 ……そう来たか。 確かに、砂原さんはこの手の仕掛けがとてもお上手でした。 お見事! ぐうの音も出なかったですよ。 ただですね、あまりにも美しい手際だったものですから、その『手際』の方にばかり目が…
フランク
作家さん買いです。 とりあえず読んだよ!という意味でレビュー書きます。 死んじゃった主人公の草也が、好きだった市来と近づくために、クラスメイトの奏に取り憑いて日替わりで奏の身体をシェアする。 外見は奏だけど、中身は草也。 市来と仲良くできて心弾む日々だったけど、市来は奏のことが好きだと知ってショックを受ける。 市来が「好き」と言ってくれるけど、それは自分に向けてではなく、あくまで…
みざき
導入部分から「えっ、こんな始まり方なの?」と、いきなりその後の展開に不安を感じてしまうようなインパクトがあります。 はじめの数ページの時点で、続きが気になる!と思った作品は大体面白いんですよね。 なんとも不思議な高校生のひと夏のお話でした。 雷に打たれて亡くなった高校生・草也は、気付けばクラスメイトの天沢奏に取り憑いていた。 この時点でもう気になる。 ただの幽霊の取り憑きものか…なん…
夏乃あゆみ
夏蜜柑◯
いくら独占欲が強いからと言って大人気ない態度に出て受けを困らせる場面が何度かあり、私の中でこの攻めはなし判定です。攻めは別に完璧じゃなくていいし、そこに愛すべき部分があれば痘痕も靨になるわけですが、それがないのでマイナスがマイナスのまま積み重なってしまいました…。せめてプライベートと仕事は分けて!受けが仕事でミスしなかったからよかったもののずっとヒヤヒヤしてました。趣味ではないけど夏乃先生の絵は好…
ふるい
実に砂原先生らしい、日常には絶対にありえないけど1度はその視点になって考えたことのある作品で、読み返したくなるようなそんな話でした。 死んだ草也はクラスメートの奏にシフト制で取り憑いては、生前好きだった市来と急接近することに。けれど、市来は元々取り憑いている奏のことが好きで、謎の三角関係が繰り広がっていた。奏の体を借りているのに、自分に好意を向ける市来に罪悪感を感じつつ、期間限定で付き合うこ…
楠田雅紀 夏乃あゆみ
渋茶
2014年刊。 さくっと言っちゃうと初恋の同級生と再会後、間もなく拗れたけれども誤解を解いて上手く行った流れの話。 そりゃ、小学生のクラス内でいじめを律する宮沢みたいな子はヒーローみたいに格好いいよなー。 小学校の頃の思い出って甘酸っぱいものね… 晴樹が26歳になってもカレシが見つからないのは理想が高いからじゃなく、いつまでも初恋の委員長・宮沢にこだわっているから。 そんな二人が偶然…
はるのさくら
本編終了後の2人。 市来は時々、寮の奏の部屋へ寄ってるそうで、そこだけ読んで、すかさずカップルならではのイチャイチャを想像しちゃった私。 違いました(^_^;) 弟妹の面倒を見てる寝不足気味の市来は、部屋に入るなり奏のベッドで寝ちゃうようです。 そうすると、奏は市来の髪の匂いをスンスンして、妹のベリー系のシャンプーの匂いを確認しちゃう。 かわいいじゃないか(≧▽≦) …
どうなっちゃうのか、とてもドキドキで、えっ、こんな風に着地したんだ、と予想外なお話でした。 受け様は、しょっぱなからすでに幽霊の存在になってしまっている草也。 クラスメイトだった奏にとり憑いていて、人のいい奏からの提案で日替わりで体を共有させてもらってる日々。 攻め様の市来は、草也が憧れてた存在で、草也が奏に取り憑いたのも、市来と奏が親しかったから。 実は市来が奏…
kurinn
本編を補うように甘々でした。 恋人同士になってから市来は放課後に寮の奏の部屋にときどき行っているようです。 弟妹の面倒で寝不足の日は、奏が勉強を始めるとベッドで寝ることもあるようで… 奏は我慢出来なくなって背後のベッドを振り返ると、いつもは横向きが多い市来がぐっすりと仰向けに寝ていました。 すっかり確かめるのが習慣づいた市来の髪の匂いを確認した奏は、いつもと違う匂いに戸惑い…
実は話にも出てくる去年からの流行りもの、タピオカってのを自分はまだ食べた事がなかったりする、そんな2020年刊(笑)…いや、あれは飲み物だったけ!?(^_^;) レーターさん買いってのが第一だったので、DKものって位しか情報がないまま読んだ訳だが、冒頭からして享年を迎えた主人公の話か!?とびびってしまった。 他レビューにもある通り、何てお盆の時期にぴったりなんだ…他の意味でもね。 ク…