Diteさんのレビュー一覧

猫と人狼と御曹司の溺愛子育て 小説

華藤えれな  Dite 

人狼の設定が新鮮

大好きな華藤先生のヨーロッパ人外物です。今回はチョコが舞台だという事でとても楽しみにしてました。

主人公の沙智が人狼と人間の間に産まれたのですが、人狼の設定が今までのイメージを覆すもので先生の優しさが滲み出ていると思いました。

とにかく沙智が無垢でいじらしくて、涙腺ゆるゆるの私は途中で何度も涙ぐみました。
決して攻めのオレクが酷い訳では無くて、沙智のオレクに会うまでと再会する迄の境遇…

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色街誰そ彼 コミック

Dite 

構想二年半 死んだ弟の生前を辿る物語 

著者のネーム「Dite 」の意味は/古語「準備する」/英方言「少し」/仏語「語る」
titleは、イロマチタソガレ とルビされています。
ネームの意味通り、作業フェチな作家?なのか、この作品の構想は二年半かけたそうです。
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双子の兄が、死んだ弟の生前の様子を探る物語。
場面は架空の離島=千と千尋の遊郭版といえばいいのかなー。不思議世界の物語です。
描写と構成は、講師を務める人だけ…

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茶室遊戯~秘すれば花~ コミック

Dite 

茶道準師範が描いた茶道BL 

お茶の稽古のおさらいを兼ねる作品?茶事暦
著者は、茶道準師範の免状を持っていて、それで、茶道BLを書くことになった、とあとがきに書いてました。納得・・・道理で詳しい訳です!
所作も、装いも、茶室の誂え、御もてなしの季節の色々も、綺麗に丁寧に描かれています。
茶事が主役?でストーリーは添え、茶事の色々が主役の作品ではないかな、と思って読みました。私は、こういう綺麗な日本の美を描写する季節感豊か…

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茶室遊戯~秘すれば花~ コミック

Dite 

美しい着物姿

 モデルの大学生夏芽と、茶道家の利桜先生のお話です。
 夏芽は利桜先生の上月茶道教室へ入門するのですが、彼は、利桜先生のホストとしての過去を知る人だったのです。
 利桜先生は、茶道教室の生徒さんからも「お人形先生」と呼ばれるくらいに美形な方ですが、いつも悲しげな感じが漂う感じの人です。
 利桜先生の義理の兄である利実との実力差、ホスト以前の利桜の過去など、彼の影が分かるほど、私は辛かったです…

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茶室遊戯~秘すれば花~ コミック

Dite 

義兄贔屓です

茶道の心得がないのでこの設定だけで萌えてしまいます。美人系男子の和服と優等生黒髪眼鏡男子の和服が楽しめました。

ストーリーは表紙通り少し暗めで、利桜の幼少期は可哀想なんですが引き取られた先の養父母はとても優しいし、義理の兄もただ一つを除けば優しい人なので、それだけなんとか回避できなかったのかなと思いました。まぁ、それが最大の可哀想なところなんですが、この義兄も色々複雑な思いをしていて、利桜の…

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茶室遊戯~秘すれば花~ コミック

Dite 

好みなんですが…

連載で気になってて、一冊にまとまるのを待ってました。

中身も表紙同様綺麗な絵柄で、しっとり色気ある雰囲気なお話です。
しかし盛り沢山な設定の割に、中途半端感があるように感じました。
茶道教室師範の利桜がホスト経験者、本当の親は事故死のため利桜は養子。
本当の父からは性的虐待を受けた過去があり、義兄とは身体の関係がある利桜。
この義兄がもっと夏芽と利桜の仲を引っ掻き回すかと思いきや、あ…

2

茶室遊戯~秘すれば花~ コミック

Dite 

お茶室の秘め事

読者モデルをやってる大学生18歳×美人なお茶の先生というお話です。

ひょんなことから茶道を習うことになった攻め。嫌々行ってみると、先生は昔出会ったことのある元ホストでした。
和服の美人とホスト時代の印象が違いすぎて戸惑う攻めに、受けは「俺の遊び相手になって」と乗っかってきます。

襲い受けと年下攻めで、カップリング的にはツボだったのですが、あまり心理描写ががっつりじゃないし、「実はこう…

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茶室遊戯~秘すれば花~ コミック

Dite 

茶室×着物×過去

電子書籍で連載されていた作品です。
ちょこちょこ1話試し読みが上がっていて以前から気になっていました。

茶室にて行われる秘密の情事。
受けには陰がチラホラしています。
着物に身を包み美しい所作で茶を点てる姿と、
ギラギラスーツでホストをしていた姿。
その両方の姿を知る攻めは惑わされて…。

茶室を『牢獄』と言う受け。
跡取りで副家元の義兄の間にある関係はー?

雰囲気で読…

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アンダーサマー コミック

Dite 

表紙の2人がもっと読みたい

表紙の話に期待して購入したのに、14ページで終わってしまい、非常に拍子抜けしました。もう少しじっくり2人の関係が育っていくところを読みたかったです。本編と描き下ろしの間が大事なんだと私は思います。

他の短編は、ショタが好きなら楽しめるのかもしれません。

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