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華藤えれな Dite
碧雲
ネタバレ
森の人狼、人魚姫版。テーマは「子育て」 挿絵の画家Dite さんが好きで購入、綺麗な内容に沿った絵に感動。 エレナの森には、昔、人狼の王国があり、人と共存していた。 人が欲を出し、薬草を独り占めしようと、人狼狩りで人狼を火あぶりにしてから、 人狼はずっと絶滅したとされていた。 マミンカという猫人と暮らす、最後の人狼、沙智。 沙智は父が人狼、母が日本人、両親は森の人狼狩りに追われ…
はるのさくら
本編終了後、オレクと沙智の結婚式当日。 沙智の両親に代わって、ずっと沙智を見守ってきたマミンカ。 長寿で人間の言葉が話せる不思議な子猫。 本編でも沙智の親代わりとして沙智をずっと応援してました。 そのマミンカ視点のお話です。 沙智が好きな人と結婚して幸せになるのは喜ばしいことだけど、寂しく感じているマミンカ。 我が子の巣立ちは、嬉しい反面寂しくもあるよね。 控え…
絵本に出てくるような不思議な生き達が今でもこっそりいるのかも、と思わせてもらえるとてもピュアなお話でした。 プラハの美しい風景も感じられて、クリスマスマーケットとか行ってみたいなぁ。 受け様は、人狼の父と人間の母を持つ人狼の沙智。 日中は人間の姿だけど、月が出たら耳としっぽが出てしまう。 純粋な愛すべきバカ、なんて言われるような、本当に純粋で心がキレイすぎて心配になるレベルのお日さ…
kurinn
マミンカ視点のオレクと沙智の結婚式当日の様子です。 2人はプラハ郊外にあるセドラーク家ゆかりの小さな教会で、親しい人達だけを呼びひっそりと結婚式をあげようとしていました。 今回、マミンカの過去が明らかにされていました。 だからマミンカが沙智の側にどんな思いで居たか、オレクと沙智が結婚する事に対してどう思っていたかを知ることが出来てウルっと来てしまいました。 そしてオレクに対して…
大好きな華藤先生のヨーロッパ人外物です。今回はチョコが舞台だという事でとても楽しみにしてました。 主人公の沙智が人狼と人間の間に産まれたのですが、人狼の設定が今までのイメージを覆すもので先生の優しさが滲み出ていると思いました。 とにかく沙智が無垢でいじらしくて、涙腺ゆるゆるの私は途中で何度も涙ぐみました。 決して攻めのオレクが酷い訳では無くて、沙智のオレクに会うまでと再会する迄の境遇…
Dite
著者のネーム「Dite 」の意味は/古語「準備する」/英方言「少し」/仏語「語る」 titleは、イロマチタソガレ とルビされています。 ネームの意味通り、作業フェチな作家?なのか、この作品の構想は二年半かけたそうです。 --- 双子の兄が、死んだ弟の生前の様子を探る物語。 場面は架空の離島=千と千尋の遊郭版といえばいいのかなー。不思議世界の物語です。 描写と構成は、講師を務める人だけ…
お茶の稽古のおさらいを兼ねる作品?茶事暦 著者は、茶道準師範の免状を持っていて、それで、茶道BLを書くことになった、とあとがきに書いてました。納得・・・道理で詳しい訳です! 所作も、装いも、茶室の誂え、御もてなしの季節の色々も、綺麗に丁寧に描かれています。 茶事が主役?でストーリーは添え、茶事の色々が主役の作品ではないかな、と思って読みました。私は、こういう綺麗な日本の美を描写する季節感豊か…
御影
モデルの大学生夏芽と、茶道家の利桜先生のお話です。 夏芽は利桜先生の上月茶道教室へ入門するのですが、彼は、利桜先生のホストとしての過去を知る人だったのです。 利桜先生は、茶道教室の生徒さんからも「お人形先生」と呼ばれるくらいに美形な方ですが、いつも悲しげな感じが漂う感じの人です。 利桜先生の義理の兄である利実との実力差、ホスト以前の利桜の過去など、彼の影が分かるほど、私は辛かったです…
マミィ。
茶道の心得がないのでこの設定だけで萌えてしまいます。美人系男子の和服と優等生黒髪眼鏡男子の和服が楽しめました。 ストーリーは表紙通り少し暗めで、利桜の幼少期は可哀想なんですが引き取られた先の養父母はとても優しいし、義理の兄もただ一つを除けば優しい人なので、それだけなんとか回避できなかったのかなと思いました。まぁ、それが最大の可哀想なところなんですが、この義兄も色々複雑な思いをしていて、利桜の…
わきの
連載で気になってて、一冊にまとまるのを待ってました。 中身も表紙同様綺麗な絵柄で、しっとり色気ある雰囲気なお話です。 しかし盛り沢山な設定の割に、中途半端感があるように感じました。 茶道教室師範の利桜がホスト経験者、本当の親は事故死のため利桜は養子。 本当の父からは性的虐待を受けた過去があり、義兄とは身体の関係がある利桜。 この義兄がもっと夏芽と利桜の仲を引っ掻き回すかと思いきや、あ…