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7/10(合計:96件)
中庭みかな 倉橋トモ
ももよ
ネタバレ
挿し絵は可愛い感じなので(表紙買いするため)そんなイメージで読み始めたら、あれ?少し重め?というのが最初の印象でした。 でも、暗くなり過ぎないような書き方を中庭先生はしますね。 軽すぎず重すぎず、ちょうどよい読後感。私は好きだなぁと思いました。 高校の時互いに惹かれあっていたのに急な離別。理由も分からず6年の月日を過ごした律の元に届いた同窓会の知らせに書かれていた参加予定者名は、離れてし…
中庭みかな テクノサマタ
masssu569
中庭先生の作品は、受けちゃんが ・めちゃくちゃ健気で一途 ・ちょっとアホの子 ・斜め上に努力しがち ・攻め様大好き…だけど、自分の思いは迷惑だろうと気持ちを必死で殺す ・生きづらさを感じてる ・心理的、肉体的に暴力を受けた経験があり、それがトラウマになっている という子が多くて、しかもその、受けちゃんが我慢して生きてる描写がものすごく丁寧なのでしんどくなることも多々あるんです…
中庭みかな 木村ヒデサト
窓月
中庭みかな先生、初めて読みました。 高校生の男女四人が、それぞれに親密な繋がりを求め合う物語。 真幸は心因性による発話障害があって、学校では居場所がない。小学生の頃から幼馴染みだった純太がずっと真幸を守ってくれていたけれど、純太に美由紀という彼女ができると、その子が真幸に嫉妬して友人関係が拗れていきます。更に真幸を構ってくる転校生の実波が加わり、今度は純太が実波に嫉妬して泥沼化していく…
てんてん
本品は『片恋のスピカ』のコミコミオリジナル特典ペーパーです。 本編後、 乙矢がある事に悩みむお話です。 近頃の乙矢はある悩みを抱えています。それは柊吾が何くれとなく エプロンの紐に触ってきるために乙矢はビクッとしてしまう事。 乙矢には何が楽しいのかわかりませんが、どうやら最近の柊吾は この行為がお気に入りのようなのです。声を掛けられてならまだしも ふいうちのようにすれ違い…
中庭みかな さがのひを
今回は図書館勤務の公務員と図書館アルバイトのお話です。 受視点で恋の始まりから成就までと攻視点で全てを知る夜を過ごすまで。 受様は華奢な見た目と名前の響き、受様が惹かれるのは男の人だった 事から、男子達はからかいの対象として学校ではいじられ放題のキャラを 演じさせられていました。 それでも高校卒業後は志望したデザイン系の専門学校を経て就職を果たし 普通に過ごせると思っていた…
あーちゃん2016
ゆっくり優しく進むお話。お話は好きでしたが、ちょっと長く感じてしまったので萌にしました。本編190P+その続き110P超+あとがき。職場での悪気ない(今では許されないコンプラ違反になるんじゃないかと思う)苛めがあって結構辛いなあと思ったので、トラウマある方は少し心に留めておいていただいた方がよいかも。 メンタルダウンにより会社を辞め、一時休養した後、図書館でのアルバイトで生計をたてている乙矢…
フランク
柊吾と抱き合ったあと、まどろみから覚めた弓矢視点のお話です。 それこそトロトロにとろけるほど溺愛されまくってる様子が伝わってきます。 連休に旅行を予定している二人。 サイドテーブルには旅行ガイドが積み重なっているのだけど、目覚めた弓矢が手にしたのは星空の写真集。 それを見て「宇宙へ行きたいの?」と微笑みながら聞いてくる柊吾。 二人で写真集を眺めながら、弓矢は「いつか、一緒に宇宙に行け…
高校時代の恋人同士の6年ぶりの再会ものでもっとフワッとしたお話かと思いきや、攻めの気持ちがかなり重くて驚きました。 情感溢れる筆致なのでシリアスとか痛いとまでは感じないけれど、かなり攻めの心が不安定というか暗い影を宿している事が読み進めるうちにわかってきて、おおぅ……と。 6年前、何も言わずに突然消えてしまった攻め。 同窓会で再会し、いまだにお互い大事な人であるという事を確かめ合うも「好…
ぴれーね
とても透明感があって、可愛いタイトルと表紙だと思うんですけど。 まさにそのイメージ通りの、切なくて優しいお話でした。 それにしても、中庭先生と言うと、ちょい痛い方向にシフトしすぎるきらいがあると思うんですけど。 今回も、主人公の過去が痛い痛い。 心の傷が辛い辛い! でも彼が、そんな心の傷を癒し、真っ直ぐ自分の気持ちを見つめる姿には、心を打たれました。 そう、寂しさも怖さも全てを受け…
表紙買いです。 作家さんの作品は「むすんで、ひらかないで」を2年前に読んだという事しか記憶になく、どんな作風の方なのか忘れてしまってたけど、試し読みをしたら「ナイーブそうな青年」「星好きらしい」「図書館が舞台」というあたりでこれは良さそうだと思って読んでみたけど、期待を裏切りませんでした。 表紙のイメージ通り繊細であたたかく、やわらかで手触りの良い布に包まれているような気分で読めました…