中庭みかなさんのレビュー一覧

片恋のスピカ 小説

中庭みかな  さがのひを 

恋をしよう

作家様買いです。

過去の出来事でトラウマがある乙矢(受け)と柊吾のお話。
作家様は切ないお話を作るのがほんとに上手いな…と改めて思いました。
今回のお話もすごく切なくて泣きたくなるような部分が沢山ありました。


まず、乙矢のトラウマになった出来事。
社会人がすることか?ととてもくだらなく感じて腹が立ちました。
こんなくだらないことをさせて乙矢の心を傷つけた
その会社の人たち…

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「リトル・ホーリー・プレイス」電子限定おまけ グッズ

夢の内容に…

都倉さんの家でレポートに取り組んでい綾斗の元に
「夢を見た」と言いながらやってくる都倉さん。
そして綾斗を抱きしめて「恐ろしい夢だった…」と言う都倉さん。
その夢の内容とはー…。

都倉さんにとって綾斗はもう絶対に手放せない存在で
だからこそ夢の内容が怖かったんだろうなぁ。
普段しっかり『おとうさん』をしている都倉さんが
恋人である綾斗に見せる表情が愛おしくて仕方なかったです。

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リトル・ホーリー・プレイス 小説

中庭みかな  八つ森佳 

幸せを掴むまで

『ディアレスト』がすごく良くてこちらも購入しました。

施設育ちで父も母も祖父も祖母も居ない綾斗。
そんな綾斗が幸せを掴むお話なのですが
がとにかく健気で何度泣いたかわかりません。

綾斗が学生と言うこともあり、都倉さんと初めて出会った時から
どうやったらこの二人は恋愛に発展するんだろう?と思ったのですが
まさかの方向に話が流れていき、作家様すごいなぁ…と思いました。

都倉さ…

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「ディアレスト」電子限定おまけ「よろこびの花」 グッズ

ロシェル視点のお話。

初めてキオと出会った日。
キオが自分の前からいなくなった日から、また現れた日。
その時のロシェルの気持ちが書かれており
ロシェルのキオへのとてつもなく不器用な想いがひしひしと伝わってきました。

ロシェルはこの時からほんとにキオのことが好きだったんですね。
そんな思いを沢山感じることが出来ました。

そして現在のお話にー…。
今も素直じゃないロシェルだ…

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ディアレスト 小説

中庭みかな  野ノ宮いと 

想像していなかった展開

挿絵目当てで購入しました。
初めての作家様だったのですが、とても良いお話で他の作品も読んでみたくなりました。


キオの心がとてつもなく綺麗で、胸が痛みっぱなしでした。
優しくてロシェルの幸せを願っているから
恋心を手放したくなって『忘れな草』に頼ってしまったんですね…。
そのキオの気持ちが切なくてたまりませんでした。

読みながら途中から、このお話はハッピーエンドになるのだろう…

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片恋のスピカ 小説

中庭みかな  さがのひを 

何気ない一言が人を救う話/浮かれて可愛い攻め

kindle unlimitedにて
かなり辛い目にあった男の子が報われない恋心を抱きながら、その人の影響で少しずつ成長しようとする姿に泣けました…

その人にとって些細な言葉や行為でも大きく救われる時がある、というお話が好きです。時に苦しく切なく、時に甘々に繊細に、落ち着いている綺麗な文章で描かれていて読後(良かったなぁ)としみじみ泣けました。

たまたま図書館の窓口にいた柊吾の「僕は…

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キャンディカラーの世界できみと 小説

中庭みかな  すずくらはる 

隠れた名作

中庭先生の作品郡は、隠れた名作の宝庫だと思っているのですが、思ったより注目されていないのはなんでなのかなぁ、といつも不思議です。

一穂ミチ先生や、凪良ゆう先生、朝丘戻先生なんかが好きなのと同列に中庭みかな先生の作品もとても大切にしているので、もし新しく作品を探している方が居るなら是非、読んでもらいたいなぁと常々思っています。

さて、この作品も、中庭先生のじんわり切なくて温かい、色彩の豊…

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黄金のひとふれ 小説

中庭みかな  テクノサマタ 

ちょっと違った…泣

※悪口が書きたいわけではなく、入り込めなくて悔しかったので書きます。
評価を下げてしまってごめんなさい。



沈まぬ夜の小舟が大好きなんです。
先生のサイトを追ってSSも大事に大事に読みましたし、電子版も購入しましたし、なんなら、苦手だった(ごめんなさい)テクノ先生のイラストが大好きになるほど(今ではテクノ先生の挿絵小説を片っ端からかき集めて読んでます)沈まぬ夜の小舟が大好きです。

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金平糖の海 沈まぬ夜の小舟 after story 小説

中庭みかな  テクノサマタ 

本編読んだら絶対読んだ方がいい話!

本編でも十分に幸せになれた創ちゃんと高野先生だけど、やっぱりどこか宙ぶらりんな瀬越先生。そんな瀬越先生の心の枷をどうにかできないかと考える創ちゃんの話。ちょっと思ってたのと斜め上な行動でびっくりしたけど、でもこれが3人がこれから進む上で必要な手段だったんじゃないかと納得しました。

最後のお土産の話では創ちゃんが無事養子縁組をしたようで、そんな幸せな彼の様子も伺えてとても温かい気持ちになれまし…

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沈まぬ夜の小舟(上) 小説

中庭みかな  テクノサマタ 

強くて優しい

17歳、高校中退。親の離婚、再婚前の親の突然の他界。本来ならまだ大人に庇護される年齢なのに彼を守ってくれるものが何もない。そんな重くて苦しいお話です。

創ちゃんは自分が優しくてキレイな心の持ち主だということを知らないんです。だから他人と比べたり妬んだり、恨んだりをしない。自分の境遇や周りの大人を恨んで非行に走ってもおかしくない状況なのに。それって創ちゃんがめちゃくちゃ強い子だからじゃないかな…

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