可南さらささんのレビュー一覧

先輩とは呼べないけれど 小説

可南さらさ  穂波ゆきね 

やっぱり穂波さんのイラストって…!!

個人的に国宝級な穂波ゆきねさんの挿絵なので
どうしても読みたくなってしまいまして。
穂波さんにかかればキャラの素敵度が何割増しにもなってしまうんですよ!!!

高校の先輩に片想いをしていたゲイの理人が
思いがけず勤務先の保健所で再会してしまうという内容です。
なぜ思いがけないかと言うと、
理人は、及川が医者になるんだとばかり思っていたからなのですが
その道を選ばなかった及川の想いが…

4

告白 小説

可南さらさ  六芦かえで 

期待していた分…

ネタバレなしで、書きます。

『左隣にいる人』が良かったですし、寮物大好きなので読んでみたのですが…
うーん…

受けは名門・鷹ノ峰学園へ入学した寮生の彼方。
チマチマしたいかにも男受けしてしまう容姿を持つ、一途な少年。

攻めの寒河江は、生徒会副会長と同時に寮長も努める高校二年。
口も態度も横柄で皆に恐れられています。

彼方が寒河江に入学直後、桜の中で一目惚れして、その時…

6

no reason -恋に浸る- 小説

可南さらさ 

相変わらず・・・?

商業誌『no reason -恋に堕ちる-』の番外編同人誌です。

1編目は、一成の友人・塩野君視点です。

彼は唯一、一成と柚木の関係をそれこそ一成の片思い時代から余さず知っているために『惚気聞き係』になってしまっているんですね。

そして一成は、今までクラスから浮いていた柚木と他のクラスメイトとの『かけ橋』にと塩野をボウリング、引き続いてカラオケに誘います。
そこで、一成が他の子…

0

左隣にいるひと 小説

可南さらさ  木下けい子 

攻めが人生諦めなくて良かった

可南さんの作品は初読みです。
この作品を読んで、他も読んでみようかなと思いました。

受けの江沢は男前のノンケさん。
実家を離れ、学生時代親友だった攻めとは喧嘩別れし五年間ずっと疎遠になっていました。
この度、夏休みに久々に実家を訪れ再会することになるのです。

攻めはずっと江沢へ片想いしてきた生方。
学生時代、誰に告白されてもやんわり断り、離れていた五年間も江沢への想いを抱えたま…

2

先輩とは呼べないけれど 小説

可南さらさ  穂波ゆきね 

照れ敬語に萌。

保険所を舞台にほのぼの進行するお話。
ホテル申請や感染症予防など、地味ながら身近な話題が興味深い。
それらのエピがメイン二人の距離を縮めるのに効果的に使われていることもあり、冗長感なく読めるお仕事BLでした。


保険センター職員の理人と、所長の及川。
高校の先輩後輩で、11年ぶりに再会した二人。
理人は、当時片思いしていた及川に拒絶されたトラウマから
親しげに接してくる及川につれ…

5

先輩とは呼べないけれど 小説

可南さらさ  穂波ゆきね 

11年目の真実

全体的にほのぼのした作風なのですが、その根底にあるシリアスな苦しさも
二人が11年目にしてやっと誤解が解けた事で恋い焦がれていた相手を
手に入れて幸せを感じられるような作品で素敵でした。

高校時代の先輩後輩関係の先輩で優秀でクールなモテモテの生徒会だった及川と
11年ぶりに再会するのが保健所の所長と事務方と言う再会。
再会してからも、昔と変わらず親しげに接してくる及川に過去の苦しい思…

4

恋を知る日 小説

可南さらさ  麻生海 

タイトル通り!!

可南さん初読みでした☆

最初攻めである雅臣に対して良い印象はなかったというか、ちゃらいタラシは苦手なのでどうだろうと思っていたのですが、途中でがらりと変わりました。
それがタイトル通り『恋を知る日』にぴったり!でした!!

なんといっても雪哉の芯の強さがスゴイ!!
浮気(未遂)をされて殴ってもいいと言った雅臣に「人の気持ちって、その人を殴ったところで変えられるものじゃないだろう?」

3

約束 小説

可南さらさ  六芦かえで 

もう一度恋愛する

この作品、学園のシリーズものになるのですね。でも全然単発でOKでした。
高校時代を描いた「夏の章」
その後の再会を描いた「冬の章」の2部構成。

奔放な女優だった母親の私生児として生まれたために、他と交わらないようにして生きてきた高校生・吉井が、寮で同室になった二ノ宮と恋人関係になる話が「夏」
せっぱ詰る想いが盛り上るまでの高校生活の話のエンドはとても驚きの結末がありました。

そこ…

6

約束 小説

可南さらさ  六芦かえで 

ありきたりだけど切なくて甘い

記憶喪失モノでありきたりな展開なんですが、好きな気持ちが切なくて思わずウルって
きたりもするお話でしたね。
個人的にもしかしたら涙もろいのかもと思う所ではありますが・・・。

内容的には高校の同級生同士で同じ寮の同部屋の二人が主人公たちです。
受け様は男好きのスキャンダラスに塗れた三流女優の隠し子と言う事で幼い時から
いい加減な母親にさほど愛されず、更にその母親のせいでマスコミに追いか…

8

セカンド・ラブ 小説

可南さらさ  陵クミコ 

『言葉の足りない傲慢攻』にはもううんざり。

可南さんは作品によって好みがハッキリ分かれますが、これはその中でも最低クラス(文字通りの『可南さんで最低最悪な作品』は他にあるので)。
もう100%『しゅみじゃない』としか言えないです。

かなり好きな作品も(数は少ないけど)あるんですが、とにかく個人的にハズレが大きいので読むときはいつもビクビクしてます。そして今回もやっぱり玉砕してしまったわけですが。
(この作品の前)しばらくは、も…

6
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