井戸ぎほうさんのレビュー一覧

夜はともだち コミック

井戸ぎほう 

No Title

どういう言葉で説明したらわからないけど素晴らしいのは確かです、濡れ場NGで投稿すればアフ●ヌーン四季賞に入選しそうです。

飛田は嬲られる事が好きで真澄にそのやり方を指南しながら倒錯したSEXに耽っていきます、ただ真澄はだんだん飛田本人が欲しくなり接し方を変えてきますが当然ストーリーはそう簡単に動きません。

進むことも下がる事も出来ない真澄は飛田を放棄しますが個人的に「真澄はかなり傲慢だ…

1

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

信者向け

やたら評価いいですけど、木原音瀬先生信者向けだと思います。
普通の人ならなんだこりゃ?となるのでは?
生まれて初めて本を読んだ後、すぐに捨てました。
私は近年の木原先生の作品がどうにも合わず…昔の有名な作品は好きです。
灰の月もダメでした。灰の月よりはこちらの方がマシでしたが。
ハッピー☆みたいなのを求めてる訳ではないんですが、読んだ後とても疲れます。
ダークな小説やバッドエンドの小説…

8

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

安定のどクズ受け

受けの西崎が金持ちで顔が良いクズ系高校生だぞ。
これはくるぞ。見えるぞ。ドン底に落ちる受けの姿がな…と確信をもったスタートが裏切られることはもちろんありませんでした!(^^)!

受け視点の文体がテンポ良くて、キャラの滲み出るクズぶりだったり楽して生きてる軽やかさがとても癖になりました。
諸々舐めすぎ発言が顕著で楽しいくらい…!

普通なら胸糞悪くなりそうなのに、どうしてこうも気になっ…

3

夜はともだち コミック

井戸ぎほう 

初めからずっと優しい

ものすごく萌えました。この名前のつけがたい感情こそ萌え。飛田の涙ながらの告白シーンは個人的BL漫画萌告白ランキングでもかなり上位だ!

溜めがめちゃくちゃ長かったですね〜でも満を持してのラストだと思います。
真澄も真澄で、言葉を尽くしたかというと別にそういうわけでもなく。読者はモノローグで真澄の気持ちが分かりますけれど。実は飛田の本質とは向き合おうとしていなかったのかもしれないし、飛田をそう…

6

やさしくおしえて コミック

井戸ぎほう 

「本気で甘える気になったら俺はすごいよ」

帯にもなってる、いいセリフだ。

いい意味で商業BL漫画っぽくない。イベントで手売りしてる一次創作の同人誌みたいな、創作感が濃い一冊でした。商業レベルでないとかいう意味では決して無く。絵もストーリーも独特の雰囲気で、好きです。

物凄く脳内でいろいろ考えるタイプの人が描いたお話のように思えます。ポンポン作品が生み出せないのではないだろうか、と勝手に想いを馳せてしまう。的外れだったらご本人に…

2

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

後に残るが納得はできる。

とてもリアルに感じました。人の本質とはそのようなものだろうと思うんです。

確かに読後感はあまりよくはないです。
受けが攻めを傷つけ続けてきたことを考えれば当然といえるラストです。

人生でどんなに悲惨な事があろうと、自分が辛い事があったなら決して自分の周りの人にまで同じ思いをさせまいとするのが普通の人です。
自己中心な人間が周りの人を傷つけてきたならなんの代償も払わずに救われる必要は…

3

B.S.S.M. コミック

井戸ぎほう 

柔らかい空気の中に潜む切実さ

 こんな雰囲気の作品は初めてだなぁというのが、最初に抱いた印象です。とても不思議なストーリー展開でした。主に受けの圭馬の天然且つ無垢な性格が、その空気をつくっていたのだと思いますが、攻めの凪央もただ寡黙なわけではなく、心の中では圭馬に対していろんな激情を抱えていて、どちらも珍しいキャラに感じました。

 これは圭馬が、凪央が自分に恋をしていると気付くまでの焦れったい過程でもあったし、彼がそれに…

0

やさしくおしえて コミック

井戸ぎほう 

サブカプの方が萌えた

 なかなか素直になれないちょっと面倒臭い性格の光と、そんな光に惹かれてただ彼の側にいれるだけで幸せという後輩の康大のストーリー。康大の距離の縮め方に押し付けがましいところがまったくなく、むしろ消極的なぐらいなんですが、それでも光の中では確実に康大の存在が日毎大きくなっていて、いつの間にか彼のことを思わずにはいられなくなってしまうという関係性が新鮮で面白かったです。

 でも、私はやっぱりひねく…

0

夜はともだち コミック

井戸ぎほう 

描写は丁寧だけど萌えはない

 題材は面白かったんですが、正直あまり萌えを感じるポイントがなかったので中立評価に留めました。SMを通して繋がる関係性の掘り下げは、非常に丁寧に描かれていたと思います。攻めの真澄はサディストの気質はなく、あくまで受けの飛田のためにプレイ中はサディストを演じてあげていて、できればノーマルなセックスをしたいと思っています。対する飛田は、蔑まれたり痛めつけられたりすることに興奮し快楽を覚えるので、そうい…

2

夜はともだち コミック

井戸ぎほう 

抗いがたい個々の性質

読み返して、こんなだったなー、と萌2評価。しかしラストまで読み終えて神に変更。ただ痛みに快楽を求めるだけの無感情な受けが去ってしまった攻めを拙い言葉でつなぎ止める場面、主義や価値観では抗いがたい感情があらわれていてグッときてしまった。
真性マゾとそれに付き合う攻めの話。
ソフトSMの常套句「SMで尽くしてるのはSの方」というのがよく分かる漫画。

感情表現も、さる事ながら静謐な作風なのにき…

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