Sakura0904
3巻までとは違い、武笠×深津に絞って描かれています。まあとにかく武笠の鈍感ぶりと深津に対する思い込みが酷い、これに尽きますね。今まで登場した攻めの中で一番ダメな男だと思いました(笑)。深津はツンツンしているけれど、実習や仕事にはとても真面目だし健気だし、美しい以外にも魅力がたくさんあります。そんな彼の本質に気付かず、一方的にビッチだと決めつけてかかる武笠を正直殴りたくなりました。蔵本や鶏楽を言い…
◆Call me PAPA / 数式は鷹に恋をする 2
土門×志山。志山と彼を溺愛している養父である次官との過去から始まります。幼い志山を引き取った次官は、彼と打ち解けるまでに相当苦労したんですね。この頃から既に聡い志山には、次官に本当の子供ができれば自分は捨てられるかもしれないという不安があり、それが2人の間の壁となっていました。しかし、ある件がきっかけで次官はその気持ちを理解し、志山も次官…
◆恋するインテリジェンス operation 001
針生×戸堂。初めて本格的な諜報活動・色任務の描写が楽しめる回です。とある資料の有無を確認するため、ホテルのパーティに潜入します。パーティには外国の王子と王女も参加しており、針生は王女の攻略が主な任務。戸堂は指揮に徹し、当然色任務は行わない予定でしたが、途中で針生が危機に陥ったため、急遽独断で王子に色仕掛けを行います。初めてなのに咄嗟に機転も…
◆恋するインテリジェンス(表題作)
最早レビューするのも今更感があって気が引けますが、丹下先生が思い付いたこの外務省の設定はBL界で国宝級の価値があると思っています。色仕掛けで諜報活動できるよう、男性の新人を男役と女役に分けバディを組ませ、それぞれ女性を優しく攻め落とす方法や男性を誘惑する方法などを学ぶという、ありそうでなかった素晴らしい設定。そして、その訓練にかこつけて、各バディ達は堂々と相…
涙もろい方ではあるのですが、まさか恋インで泣くとは笑。
尊敬する上司、秋草の取り戻せない傷と我玄との別れの原因になってしまったという自責の念から、柳との関係を遮断した先森…
というプロットがそもそも切ないのですが、そのストーリーの表現の方法が手練れでいらっしゃる。先森の表情ひとつひとつはもちろん、柳、秋草それぞれの表情や距離感、先森の秋草への尊敬や思慕を感じさせるシーンなど、いちいちニクイ。
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