杉原朱紀さんのレビュー一覧

年下オオカミ君に愛情ごはん 小説

杉原朱紀  猫乃森シマ 

年下ワンコが可愛すぎて悶絶

ほのぼの可愛い、ご飯もの+モフモフ作品になります。
多少切なかったりジレジレする部分はあるんですけど、とにかく年下ワンコとおっとり美人受けの可愛い恋愛を堪能出来ると思うんですけど。
あくまで私の印象ですが、杉原先生の作品で今まで一番明るいと言うか可愛いんじゃないかなぁ。

それにしても攻め、可愛すぎるわ。
「柊也さん(受け)は俺が守るぜ!(キリッ」みたいにやってるのに、ひたすらニヤニヤし…

8

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22小編

小説は全て3段組です。コミックは未読のものが多く、申し訳ありませんが
コメントできないものあります。以下長文失礼いたします。

1.安曇ひかる先生「純情タヌキ、恋に溺れる」番外編「純情タヌキ、お仕置きされる」8P
 季史と鼓太郎が温泉へ旅行に行くお話+温泉エッチ話。

2.伊郷ルウ先生「王子様と愛され初恋二重奏」番外編「王子様と永遠の二重奏」8P
 本編未読。お風呂エッチ話。

5

ちとせの戀に巡る月 小説

杉原朱紀  榊空也 

未亡人じゃないんだけど

先月発行された『おひさま色の愛しいひと』の素直さが好ましかったので杉原さんのご本をもう少し読んでみようと思いまして手に取りました。

いや-、この本は大長編ですよ。
実際の長さもさることながら、お話の時間軸が長い。平安時代(だと思う)から現代までの1千年ですからね。人はどんなに長生きしてもせいぜい100年ちょっと。その10倍ですよ。

それもね、人生って主体的に生きていれば、楽しかろうが…

8

おひさま色の愛しいひと 小説

杉原朱紀  六芦かえで 

迷わない攻めが推せる!

幼少の頃に出会い運命的な再会を果たすカップルです!受けは不幸な目に遭いながらも健気でまっすぐ。自分なんて、と卑屈になり過ぎないので純粋に健気受けとして楽しめます。
また受けを小さな頃から育てて育ったところでくっつくという定番の流れですが、攻めが受けを一度も手放そうとしないところが良かった。この手のお話だと攻めが受けのためを思って一度は手放そうとすることが多い気がしますが、今回の攻めは自分の気持ち…

5

おひさま色の愛しいひと 小説

杉原朱紀  六芦かえで 

おひさま色の髪の毛

金髪攻めが大好物なのでget。さらっと読んでしまったので萌にしました。六芦先生の挿絵がぴったりな印象の健気ちゃん頑張るお話、本編+後日談のあまあま話+電子限定おまけ+あとがきでした。(シー○アさん、挿絵あり)

高級料亭「笹屋」で下働きの末端として働く小さな椛(もみじ)。不吉なことを言うと店中の人から毛嫌いされていて、食べるものもあまり与えられていません。ある日店の坊ちゃんに、お守りのように大…

4

おひさま色の愛しいひと 小説

杉原朱紀  六芦かえで 

光君と若紫

千年以上経っても乙女が萌えるお話のパターンじゃなかろうか?
可哀想な受けさま(若紫を受けと言うのはいかがなものかと思うけれどお許しください)が、孤独な魂を持つスパダリに拾われ、大切に育てられるお話。

あ、源氏物語だけじゃないです。
このお話の中には、少女(あるいは少女の心を持つ者)のはぁとを鷲掴みにするテンプレートが複数入れ込んであると思うんですね。継子いじめであるとか、過去に出会った『…

5

おひさま色の愛しいひと 小説

杉原朱紀  六芦かえで 

様式美です。

こちら、時代もの+シンデレラストーリーです。

身寄りも無く引き取られた先でひどく虐げられていた子供が、華族の青年に引き取られる。
そこで愛情を掛けられ、大切に育てられた子供は、やがて美しく成長してー・・・と言ったお話になります。

もうこれ、すっごいベタなんですよ。
内容としては年の差溺愛もので、不憫な受けが攻めと出会って幸せになるというのが全て。
そう、ストーリーとしても、先の先…

18

初恋の相手は天使でした 小説

杉原朱紀  高星麻子 

静かなる重量級の執着攻めがお好きな方に

この攻めはすごい。
表紙のイメージとはかなり違った印象を受ける作品だと思います。
執着攻めものはそこそこ読んでいるはずなのですが、流成ほどの人はなかなか見かけないかも。

・生活能力がない残念なイケメン攻め
・熟成されきった筋金入りの執着攻め
・変態さも入った溺愛ヘタレ攻め
・ネガティブを通り越して根暗な攻め
・受け以外には全く興味がない攻め
・愛が重すぎる攻め

この辺りの…

0

ちとせの戀に巡る月 小説

杉原朱紀  榊空也 

待つ

表紙買い。せつないんだろうなと思っていましたが案の定せつなさ一直線でした。サブキャラが好きでしたが王道路線かなと思ったので萌にしました。本編300P超+後日談35P+あとがき。時系列が長いのもあって、読み応えたっぷりです。

昼はお茶屋さん、夜は別の顔である、あやかし向けの薬局を営んでいる葵。ある日夜の店を訪ねてきた黒猫さん(猫又)に聞き、人気のなさそうな一軒家を訪れます。「突然襲われた」と倒…

6

ちとせの戀に巡る月 小説

杉原朱紀  榊空也 

一途で健気な鬼が哀しい、壮大な物語です

千年もの間、生き続ける鬼と、身のうちに妖刀を封じたまま転生を繰り返す青年。
一途で健気な鬼が哀しい、壮大で感動的な輪廻転生ものでした。

で、ザックリした内容です。
昼は人間相手の日本茶専門店、夜はあやかし相手に薬屋を営む葵。
実は鬼である彼は、ある悲願を果たす為に千年近く生きてきたんですね。
そんな彼が、ある事件をキッカケに出会ったのが、祓い屋の青年・友哉。
実は二人には、深い因縁…

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