total review:281012today:2
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おげれつたなか
ぴんか
このレビューは、 「同人誌版薊」のページに書くべきか迷ったのですが、 私は電子書籍の小冊子付特装版で読んだので、 敢えてこちらに書かせていただくことにしました。 前の方も書いていらっしゃいますが、 タイトルの「怪物」は紛れもなく林田のこと。 そして、あんなに明るく、笑顔が眩しかったかんちゃんが、 なぜ怪物になってしまったのか描かれるのが、 この小冊子「薊」。 アザミ、…
ネタバレ
真山と秀那には申し訳ないけれど、 これはシリーズ通して完全に弓とかんちゃんのお話に感じた。 一組の恋人同士が、それぞれの思いから惹かれあい、 それを育て、そしてそれぞれの想いから離れていく。 最後に林田(かんちゃんではなく敢えてこう呼びたい)が 秀那と一緒に、 弓から贈られたアルバムに写真を貼っていくラストに号泣。 久しぶりにBLで泣きましたよ……! 後半の弓の大人…
『はだける……』を読む前におさらい読み。 この物語は、番号は付いていないけれど、 続きものだと思って読んで欲しい。 これ一冊では「彼ら」の物語は完結しないのだ。 一度読んでいるはずなのに、 ページをめくるドキドキ感は変わらない。 圧倒的な画力に表現力。 キャラクターの表情がストーリーの一部になる。 そんな力の上に乗っかった、 甘くないラブストーリー。 それがじわじわ…
快藤乱丸
この作品はかなりの神作品。 ただ、読むのに体力が必要だなと思う…。 友だち以上になりたい、けど恋人になるとうまくいかない。 なんてもどかしいのだろう。 お互い男が好きなわけじゃなく、お前が好きなのだというところがまた切ないんだよ。互いに好きなことが苦しいのにどうしようもなく好きって…。 気づけばもう五年前の作品なんですね。 最近の作品ではもうあまり見ないような気がするが、男を好…
メインは元中学時代の同級生である真山と弓なのだが、どうしても注目してしまうのはかんちゃんと弓だろう。 かんちゃんと弓は互いに愛し合っていた、笑顔が好きだった。 けれどその幸せな関係は長くは続かない。行き場のない苦しみを愛している恋人にぶつけてしまったかんちゃん、そしてそれを受け入れざるを得ない弓。次第に関係は崩壊し、元に戻りたくてももう元には戻れない。昔のように笑顔を見せあうことなどできな…
過去のいじめ(?)の復讐として受けの子と付き合い、こっぴどく振ってやろうと思う攻め。 悪くはない話だった。しかし受けの子が可哀そうに思えてしまった。悪気はないけど馬鹿だから自分の思いがうまく伝えられずいじめだと誤解され、しかもひどい振られ方をされてしまうのか…とすこしだけ悲しくなったかな。 でも、最後くっついてからは萌えますね。かわいい やはりほどける怪物にすべて持っていかれてし…
碧雲
DVの、自分を制御できない底なしの恐怖が描かれていた作品。 『恋愛ルビの正しいふりかた』→『錆びた夜でも恋は囁く』→『はだける怪物上下』と気になるので続けて読みました。 『錆びた夜でも恋は囁く』で、ゆみさんがかんちゃんにDVを受けるシーンに衝撃を受けました。痛ましすぎる。「錆び」とは、ユミさんが傷つけられて流す血の喩えなんですね。血が飛ぶ描写などは温度を感じました、上手です、怖いです。神評…
みかんですけど
おげれつたなかさん大天才…!
くみぽん
錆びた夜でも恋は囁く→恋愛ルビの正しいふりかた→はだける怪物 上→はだける怪物 下巻 発売された順番はこうですが、4冊全て揃えた上で読んで欲しいと思う作品です。 錆びた夜で~登場する弓と、かんちゃん(林田)。 かんちゃんの弓に対するDV。 これだけ読むととても、かんちゃんの行動には共感しません。ただただ弓が可哀想なストーリーであり、かんちゃんの行動に関しては嫌悪感しか残らない一冊です。…
しらぬい
物語の終結が今まで読んだ本の中で1番好みでした。 かんちゃんが心から笑えるときがきて本当に良かったと思います。 心理描写がわかりにくい、感情移入がしにくいとの声も多いですが、この辺は好みだと思います。理解力の低い私ですがかんちゃんや弓にとても感じるところが多い作品でした。 弓がかんちゃんにアルバムを渡したところ…あのシーンが私のツボをえぐってきて見事号泣しました。 2人が合わない期間に…