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10/33(合計:326件)
絵津鼓
nyaaayuu
ネタバレ
木内さんのある言葉に涙が出ました。 ページ捲ってすぐに目に入って来たので 見せ方が上手いなと思いました。 劇的な何かがあるわけじゃないのにすごく心の中に入ってくるお話しでした。 ゆっくりとふたりの距離が縮まって。 励ますのではなくなにも言わずともそばにいてくれることが一番嬉しいってなんか分かるなぁって思いました。 描き下ろしは急激に世界が変わっていてびっくりです! 微笑ましい…
絵津鼓先生の絵は可愛らしいイメージが強かったのですが、少し変わりましたよね。 目の下の線があるだけでだいぶ印象違います。 今回は受けもかっこよくて新鮮です。 時折見せる木内さんの影を感じさせる部分。これはどういう意味なんだろうと考えながら読みましたが上巻ではまだ分からず。 色々と謎がところどころで出てきました。 ナカジョーくんも元彼や家庭環境複雑で…。 ゆっくりとふたりのことを…
jubilex
ノンケとゲイのお話で、それぞれ悩みというか闇を抱えているお話です。最後はハッピーエンドでした。 絵は綺麗で表情がとても良く表現されているなと感じました。 個人的な感想ですが、絶賛されるほどかな?と思ってしまいました。先ず、うつ病の表現に引っかかってしまいました。上手く表現できないのですが、自分の闘病経験を無意識に思い返してしまい、コレジャナイ感が湧いてしまいました。勿論人によって闘病経験は…
雪雪花花
心の奥底にある感情を言葉にするのは勇気がいること。 少しずつ心の距離を縮め、お互いが必要だと思える相手に巡りあえて本当に良かったと思う。 二人にとって心穏やかな日々が続きますように…。と、祈る気持ちで読み終えました。 私はただ読んでいるだけなのに、彼らの苦しさが手に取るような感覚で伝わって来るのが不思議でしたが、あとがきに絵津鼓先生も苦しい時期があったと拝見して納得。 先生…
どちらも大人ですが、でそれぞれ色々欠けてます。 ゆっくりハッピーエンドに向かいますのでご安心を。 人間は多面的だよね。 今見えてる部分が全てじゃないよね。と再確認する作品に思えました。 スタートの軽~い同居の流れから少し重めの内容に変化していきますが、絵津鼓先生らしいクスッと笑う場面もあります。 私も「メロンの味」の意味が気になる一人です。 偽物でも美味しいし、本人が「好き…
ゆきのみち
上巻を読んだあと、なかなか下巻を読めないでいました。内容は知っていたのですが、メンタルやられそうで、怖くって。もちろんハッピーエンドなんですけど。 ようやく決意して読んで、先生のあとがきを目にした時、涙が溢れました。この本には先生の全てが詰まっていたんだと。 何かを作り出す辛さと苦しさと怖さと、自分の限界とピークを知ってしまった時、諦められたら楽なのに何かせずにはいられない。忘れたくて…
あいうえ
絵津鼓先生の新作ということで、内容を特に確認せず購入しましたが、本作もとても良かったです。過去作はポップな表紙が多かった中で、今作は少し大人な雰囲気も感じたところでしたが、内容についても中々登場人物の内面が掘り下げられた作品になっていたのではないかと思います。 大きな出来事がある訳ではないですが、日常の中で誰しもが抱える可能性がある心の内の変化が丁寧に描かれています。攻めの木内も受けの中城も…
雀影
上巻の方のレビューでは、結局、装丁を誉めまくっただけで終わってしまいました。 まあ、上巻の方では二人の関係が具体的にどう進展していくのか、むしろ、BLとしてこのゆっくりした展開で描かせてもらえてるのが凄いって感動していたのですが、 ちゃんと、下巻で回収されましたね。 二人の関係が挿入を伴うセックスへと行きついても、エロ描写自体はフラットで、 それよりも、木内の告白シーンの方がよほどエモーシ…
最近は、コミックも電子書籍購入がメインだったけど、この本は紙の本で購入。 これは本当に、紙の本で買ってよかった。つ この不穏な感じのカバーイラスト、これ自体が絵として目立って充分興味を引くけど、さらに、手に取ってみた時の、このカバーの「紙」が「神」! この紙の質感が、イラストの雰囲気とすごく合ってる。 ihr HertZは基本的に上質紙使用のレーベルだけど、このカバーの紙といい、本体の紙の…
mi★
相手を理解したい、知りたい、助けたいは時にはエゴにもなり得る。 救いたいと救われたい、愛したいと愛されたいの狭間で生きる少し不器用な男2人の物語。 上下巻通してすっごくよかったです。感動しました。 木内と中城の関係性って何なのだろうと終始曖昧なままでしたが、なんというかその曖昧さが2人を繋ぐ確固たるもののような気がしました。 作中にもあったように魂で惹かれあったのだろうなと。 …