沖麻実也さんのレビュー一覧

青の軌跡〈下〉 小説

久能千明  沖麻実也 

こちらも新装版

このシリーズは発売されて日をおかずにリアルタイムで購入していたので初読みは桜桃書房の「エクリプスロマンス」です。
カバーが描きかえられていてとても美しい~♪
こちらも新装版に掲載された「インターミッション」のために新装版上巻と同時購入。
三四郎とカイの心の声・・・闘うふたり、良いコンビ(バディ)だと思います(笑)
たぶん、新装版を購入するのは「青の軌跡 上・下」だけかな~。
ちゃんと調べ…

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青の軌跡〈上〉 小説

久能千明  沖麻実也 

新装版

本編の感想は旧版のほうで書きましたので新装版で変わったところについて・・・。
まず、カバーを沖さんが書き直したそうです。
あ~美しい♪
そして、旧版?には掲載されていない「それさえもおそらくは平穏な日々」
三四郎がいたずらする話ですね。
アルコールに関わるいたずらは、ロードとサンドラには歓迎されましたが・・・カイには(笑)
だいたい、三四郎はアルコールにあまり強くないはずなんです。

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青の軌跡 下 小説

久能千明  沖麻実也 

謎はとてもロマンチックでした

上巻でもドタバタしていましたが下巻はもっと・・・。
サンドラとロードのバディには問題がありませんが、三四郎とカイは、バディと言っても男性同士(だってBLだもの・笑)
その上、三四郎は士官ではなく傭兵あがり、カイは月生まれの純粋な月人(ルナン)
カイがバイザーで隠している瞳はカレードスコープアイ(万華鏡の瞳)
手当たり次第に相手を誘惑してしまうという優れものです。
しかし、三四郎には効果が…

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青の軌跡 上 小説

久能千明  沖麻実也 

宇宙を翔ける惑星探査船での物語

いよいよ本棚から追い出されましたので書かなくちゃ。
思えば、久能さん、沖さんとの出会いの本がこれでした。
書店で沖さんのカバーの一目惚れしました(笑)
SF、舞台は亜光速(時代を感じます)で宇宙を翔ける惑星探査船「ジュール・ベルヌ」
上巻はその説明と4人の乗組員の紹介という感じです。
ジュール・ベルヌのセカンドクルー、マザーコンピューターによって選ばれた二組のバディ。
サンドラとロード…

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蒼弓王国 下 小説

藤村紫  沖麻実也 

やっと出たね~~ですよ(笑) 

蒼穹王国(下)、何年待ったでしょうね~ (´‐`) =3 ハゥー
本編の川原つばさ名義での文庫化・出し直しも停まりがちになって、う~ん;;大丈夫かな~(T_T)と思っていたところ、やっと出てくれました…。
まぁ、発売予告から何度も延期され、予約入金からも刊行が延びて、到着も遅かったことには参りましたが、手にできた喜びは大きかったです。

大作シリーズの1冊だけにコメントするのは難しいのです…

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ロレックスに口づけを 小説

ごとうしのぶ  沖麻実也 

沖さんの挿絵買いでした

のちにタクミくんシリーズにも登場する祠堂学園(タクミくんが通っているのは祠堂学院)生徒会長、竹内均くん(高2)と県立城東高校生徒会副会長、新島重起くん(高3)の恋。
一途に新島くんに恋いこがれる竹内くんなんだけど自校では、こっそりとアイドル視されているのでちょっと面倒なことになります。
かなり前の話なので古さも感じます。
アキレス腱を切ってもスポーツはできますよん(笑)
ま、アスリートにな…

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カデンツァ(2) ~青の軌跡<番外編>~ 小説

久能千明  沖麻実也 

"カイ” accelerando

青の軌跡番外編、三四郎編に続いてカイ編です。

『Melt d'Amour』

ジュール=ヴェルヌを降りたカイは、
義父アドミラル・ドレイクへの気持ちに決着をつけるため、月へ帰る。

カイと母アルシノエ、そしてドレイクの関係や人間性が、回想を交えながら語られていく。
未分化であったカイにとっての愛情が、ドレイクとの日々の中で
何故かw月にやってきた凱に助けられながら、整…

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カデンツァ(1) ~青の軌跡<番外編>~ 小説

久能千明  沖麻実也 

"三四郎" tempo rubato

青の軌跡番外編、三四郎編です。

最終章「タイトロープダンサー5」は、まるでジェットコースターのようで、
息をつく間もなく疾走し続けたまま終了!
面白かったし満足度も高かったんですが、一方で「ええっ?一体どうなっちゃったのー?」と
煙に巻かれた感じも残ったし、何より「え?これBLだったよね?」(笑)と
愛も余韻も情緒もなく終了だったので、この外伝はその補足として必要でしょう。
 

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タイトロープダンサー STAGE5 小説

久能千明  沖麻実也 

最後までジェットコースター!

シリーズ第7作、その5。
15年の長きにわたった(らしい)シリーズの完結編です。

冒頭、カイの色っぽい喘ぎ声の濃厚なシーンから始まっている。
この作品、娯楽SFとしての面白さが勝ってしまって、LOVEは時々忘れ去られているので
最終巻、忘れないうちに書いちゃったんだね?という感じw?

冗談はさておき。
戦いも最終局面、司令官奪還とグイド・リーの救出が、二手に分かれ進められていく…

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タイトロープダンサー STAGE4 小説

久能千明  沖麻実也 

前を向いたカイの笑顔

シリーズ第7作、その4

まず表紙のカイに驚かされる。
バイザーを取り、まっすぐ正面を見て微笑むカイ。
まるで吹っ切れたようなカイの表情の意味は、本編を読めば分かる。

Stage3の最後、死にゆく者の感情に感応して倒れたカイは撤退し、三四郎は戦場に残った。
離ればなれの場所で、それぞれが生き抜く為に戦っている二人。

カイはガネーシャに支えられながら、精神的な死からの帰還を果た…

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