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遠野春日 日高ショーコ
ofnotice
クリスマスに、もっとも大切な人には何をプレゼントしますか? ……あ?そんな人いない?そ、そんなこと言わないで……。 では、もしアナタが茅島氏だったら、「彼」に何をプレゼントします? 「1」から見るとだいぶやわらかくなってきてはいますが、 相変わらず行動が突飛で、何考えてるか難解すぎる美しい貴族の物語、 淡々として優雅な日常を描いているだけなのに、なぜこうもハラハラするのか。 そ…
遠野春日 円陣闇丸
marun
ネタバレ
情熱シリーズが新装版1部完結して5作目のこの作品が第2部のスタートになります。 ここから情熱の文字が外されているのですが、二人の絆がこの作品で最も深く結ばれ 一生涯のパートナーになった気がする内容です。 ヤクザの組長に親を助ける為に10年も囲われ者をしていて、1億の金額で攻め様から 助けられ、紆余曲折ありながらも次第に心を通わせる二人。 1作目から毎回何らかのトラブルに会いながらもそ…
遠野春日 麻々原絵里依
遠野春日作品はものすごく当たり外れ激しい気がいたします。 「茅野氏」シリーズは文章、設定どちらも斬新ですばらしかったのですが、 しかしコレは…コレは…。 まず、文章がΣ(゚д゚) エッ!? てぐらい違うじゃんよー! 淡々とした文の落し込み方に期待してたのに、どうも説明的な文が連綿と続く。 とにかく登場人物全てが「とってつけたような」設定! 人物の作り方に愛を感じないんですよ! …
ドラマCD→コミックス→原作。 読んでビックリ、遠野先生のくり出すさまざまな仕掛けとシンプルな文にヤラれた! 茅島氏は早い話が、大金持ちのヒキコモリです。 まるでヴィクトリア女王のように「余は退屈じゃ」と暇をもてあまし、 ひがなテラスで庭をながめ、何にも興味を持たず、植物のような美青年です。 コミックスやドラマCDでは不思議ちゃんのようなイメージですが、 原作ではもっと鬱屈している…
遠野春日 門地かおり
明治時代の華族制度真っただ中のお話で、華族に恨みを持つ攻め様と華族のお坊ちゃまで プライド高く、強気な受け様との擦れ違いラブ。 そしてエロは遠野春日作品ならではの濃いめに仕上がっています。 伯爵家の末っ子として何不自由なく育った受け様ですが、父親が騙され、破産寸前で 海外に兄夫婦と共に渡り、受け様は父親に逆らう形で一人家に残り家の再興を考える。 しかし、借金取りにしつこく催促され、あ…
遠野春日 高宮東
ランプの精
ごめんなさい、これはちょっとダメでした。 「趣味じゃない」にしようかとも思ったんですが、よく考えてみれば高宮先生の表紙に惹かれて買って、挿絵や表紙は好きなので「中立」という事で…… とにかく威彦(攻)のプライドが高くて傲慢です。 馨(受)もプライドは高いですが、こちらは意地っ張りで堅物。 威彦は15歳の頃から馨が気になって気になって仕方が無かった。 馨も威彦の事はとても気にしていたの…
情熱シリーズ、新装版での第一部完結編になりますが、この二人はと言うか、主に遥さんが いつも何かしらのトラブルに見舞われるんですよね。 そんな中でも今回は、完結編にはふさわしいトラブルになったかも知れません。 だってこのトラブルを乗り越えた事で二人の絆が深まったように思えるから。 今回のお話は、二人の関係からぎこちなささが少し抜けて、遥さんも忙しすぎた今までを 少し反省しつつ、自分が代…
遠野春日 笠井あゆみ
読み終えるまで遠野先生の作品だと言う事をすっかり忘れてしまっていました(笑) 私が個人的に思っていたのは遠野先生の人外物って珍しいかも知れないです。 それも、あからさまに人外とか悪魔みたいな子供だましのようなファンタジーとは ちょっと違った大人向けのファンタジーって雰囲気でしょうか。 受け様には受け様なりのシリアスな背景があって、自堕落でロクデナシのような生活を 続けているのですが、…
サガン。
茅島氏の最終巻ですね。 今回の茅島氏はなかなかアクティブでしたね。 さすがに庭師の実家付近に現れた時はびっくりしましたが。 何を考えてるのかは長く付き合ってもわかりづらい人ではあるんだけれども。 たぶん、きっと、庭師の生まれたところが見てみたかったとか庭師のことがもっと知りたかったとかそんなものなんだろうけども。 言葉で多く語られることはないからこちらがなんとか汲み取る努力をするしか…
再販情熱シリーズ3作目、完結編前のシリーズの中では1番穏やかな作品でしょうか。 不器用な二人が少しずつ愛を確かめ合っていくような作品で、攻め様の一昔前のような 亭主関白系と、受け様の健気で良妻賢母的な何やら夫婦なのか?って突っ込みを 入れてしまいたくなるような展開も感じる。 二人の生活や日々の日常を切り取って描いているような展開ですが、だからこそ、 二人が共にいる奇跡的な出会いを感じさせ…