座裏屋蘭丸さんのレビュー一覧

掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

コールタール

あとがきによると「掌の檻」のスピンオフとのこと。そちらの攻め(雪也)が今回の受けの後輩として、少々出てきます。そちら未読でも読めると思いますが、雪也がちょろちょろ出てきますので読んでいた方が楽しそうだなと思いました。で、コールタールにからめとられたような読後感なので、中立にさせていただきました。お話はすごいし好きな人は猛烈に好きそうなんだけど、私は今一つハマりませんでした。先生ごめんなさい。本編2…

6

掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

ほの暗い執着心がじわじわと追い詰めてくる

表紙とあらすじに惹かれ、掌の檻のスピンオフとの事でそちらを読了後に拝読しました。
掌の檻を読まなくても読めるとは思いますが、檻の方のカップルについてたびたび今作の主人公である宇津木が思い起こすシーンがあるので読んでからの方が楽しめると思います。
また、ほの暗さの比較で考えても花>檻だと思うので檻を楽しめればこちらも楽しめると思います。

主人公は前作檻の攻めである雪也の同僚であり先輩の宇津…

9

PET契約 コミック

座裏屋蘭丸 

エロ神様

凄いです。素晴らしいです。
今まで何百冊とBL漫画を読んできましたが間違いなく1番エロかったです。
まず圧倒的画力。絵が素晴らしい。
表情、肉体、体位、構図、全てがパーフェクト。
そしてシチュエーションも複数緊縛モブレと盛りだくさんでまさにエロの宝石箱です。
ただ修正が白抜きなのが残念でした...
他作品で先生の描かれる生々しくて美麗なアソコを拝見してるのでほんとに残念でならない...…

9

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

これも胃袋をつかむということですね…

座裏屋先生のイラストということで初・宮緒先生です。
かなり好きでした。。最新の”掌の檻”より、こちらのほうが好きでした…。
両方とも攻めの受けに対する執着っぷり(年月とその努力!)の凄さに圧倒されるのですが、手フェチより ”食べて…” のほうが個人的に好みだっただけです…。(そして、こちらのほうが読むことをやめられなかった…。)
”美味しい、美味しい”とお互いの身体を貪りあう二人の描写、美麗…

1

掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

攻めさんの執着心に激しく萌える

宮緒作品の『掌の檻』のスピンオフ作品。

『掌の檻』の攻め・雪也の職場の先輩である宇都木が主人公のお話です。『掌の檻』で数馬を「雪也のヒモ」と言い切り、数馬から雪也を引き離そうとした、あの彼です。前作未読でも問題なく読めますが、でも「雪也」という青年の本性を知ったうえで今作品を読んだ方がより面白く読めると思います。

家族関係も良好、心身ともに正義感にあふれ、純潔な弁護士。
そんな宇都木…

16

掌の花 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

「ヤバいヤバい」と思っても……

『掌の檻』に続く『掌執着』第2弾です。
同じ弁護士事務所でのお話で前作を読んでいなくとも楽しめますが、どちらかと言えば読んでおいた方が面白いんじゃないかと思います。と言うのも『檻』で主人公の雪也の恋を全くもって理解しなかった朴念仁というか、とても健全な感覚の持ち主である先輩弁護士、宇都木聡介が今回の主人公だからなのですね。
聡介の変容がこのお話の読みどころのひとつでもありますので。

出版…

7

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

読み応えある執着攻めです!!

最後まで飽きることなくとても楽しく読ませていただきました。

執着攻めは色々と読みましたが、いつも最後のクライマックスでおいおいとかそりゃないだろとか急に現実的に冷めてしまう自分がいたんですよ。
ありきたりなハピエンが見えた途端どこにでもいる物語のキャラにしか見えなくなってしまったりして。

なのでこの作品も同じような気持ちを最後に味わうんだろうな…と勝手に思っていたのですが…違いました…

6

リカー&シガレット コミック

座裏屋蘭丸 

長年の片想い…実る♡

座裏屋先生の作品って登場人物の心情や背景が丁寧に描かれていて、どの作品もとても読み応えがあります。そして先生の描く男の人の色気がハンパない!!表情、目線、仕草、浮かび上がる筋など男の人の色気の表現が素晴らしい☆★カミロのグレープフルーツのシャンプーとタバコの香りが香ってきそうなほどです!

カミロがドストライクでした♡甘〜い顔がすっごくイイんだけど、そんなカミロが時折見せる嫉妬と不安の入り混じ…

2

シャングリラの鳥I コミック

座裏屋蘭丸 

美しさ最上級

このお話は単行本になる前から知っていたのですが、サンプルを見て「これは絶対続きが気になるやつだから纏まってからの方がいい!」と思い、単話で購入しそうになるのを何度も我慢しやっと読めました。案の定1話区切りで続きが気になって気になって仕方なかったです。

読み進めていくとアポロとフィーの過去が少しずつ明らかになっていって、それぞれの切ない過去にグッと心を掴まれました(まだフィーの過去は完全には明…

2

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

病み具合が愛しい。

病んでる人は大概どの方も好きなんですが(笑)この作品の攻め様はオーダーメイドじゃないかってくらい私の萌えにドストライク。

相手の意思なんか全くお構いなしに、手に入れるために用意周到に計画を練っちゃうところをはじめ、他の人間は無害なモノか、敵としか思ってないところとか、相手をリスペクトし過ぎておかしくなっちゃってるところとか、1から10まで尽くすことに全神経を注いで幸せ感じてるところとか、挙げ…

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