座裏屋蘭丸さんのレビュー一覧

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毎年楽しみにしています。

今年は、あらかじめ「ちるちる」で紹介されていた「星占い」が巻頭に。
内容は全く同じなので、有り難みは半減かな。イラストも、別に悪くは無いけど、
作品に因んで無い鈴吉くんと耳太郎くんになった星座の人はどう思ってるだろう、などと大きなお世話で心配している。如何にも蠍座の作品ってあると思うんだがなぁ。

順に描き下ろし。28作品については、今年も1ページずつ。
作品のあらすじを語る先生もいれば…

3

VOID コミック

座裏屋蘭丸 

レンの存在感がすごい

アラタの第一声「ごめんなさい」って、レンはマキに会うたびに罪悪感を覚えながらワガママな恋人を演じていたってことなんだろうか
マキのような男に愛されながら、それこそ刷り込みのように先に好きになったヨシアキのことを思い続けてしまって…マキのことも好きだったと思うんだけどね
レンは恋心に狂ってしまっていて肉親を代わりにしたり危険を伴う記憶や容姿の複製で支えようとしたり、ヤバいったらない
この人が既…

3

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

ハーブ

すみません、自分には合いませんでした。

法律の知識など無くとも明らかに自分には支払い責任のない難癖で途方に暮れる数馬に初っ端から挫かれまして。彼が頭弱々設定ならまだしも、高校時代から勉強しなくても成績良かったレベルの優秀な書き振り。警察や弁護士には助け求めても無駄と何故か言い切る様。意味がわからない…

そんなわけで、美貌の雪也やドロドロのエッチなどその後好みの描写はあれど、根底がぐらぐ…

4

蘭陵王 小説

山藍紫姫子  座裏屋蘭丸 

極彩色の刃のように

イヤ〜…凄かった…
粗筋や内容は省略して感想だけ書きます。

正直、中盤までは。
山藍先生にしては随分普通だと思ったし、振り切ってない感を感じてた。
美少年、芸術、肉体の美、欲望の醜悪さ。
一般人にも連想できる範囲の舞台装置に感じてしまった。
十分面白くはあるけど、アノ耽美の女王・山藍紫姫子作品、と思うと物足りなさを感じていた。
しかし!
(ネタバレ注意↓↓↓↓)



2

シャングリラの鳥I コミック

座裏屋蘭丸 

まさに楽園!

くたくたに疲れた一日の終わりに読みたくなります。

南国の日差しに海風、そして木陰の涼しさが、まるで自分もその場にいるかのように感じられる、リアルで美麗な背景。そして麗しの男娼達。目の保養とはまさにこのことですね!

メイン二人のビジュアルも最高です。攻めのアポロの筋骨逞しい肉体美。受けのフィーの、いかにも手触りの良さそうな滑らかなお肌。ただそこにいるだけでも眼福な二人が、じわじわと距離を…

5

リカー&シガレット コミック

座裏屋蘭丸 

グレープフルーツの香り

セクシーを集めて本にしたらこうなります。4話表紙とうもろこしまでセクシーに見えてくる。狙ってるんでしょうけど。
攻めのカミロは終盤ギリギリまで全部脱がないし、脱いでもそれはシャワー浴びた後の上裸なのに、服を着てなお溢れ出る色気。かつ男気。財力なぞ関係なく、これぞスパダリと言っていい攻めでした。

日本が舞台ではないからこそもつ雰囲気もまた良し。座裏屋先生だから描ける作品です。

友人のマ…

2

VOID コミック

座裏屋蘭丸 

すりこみ機能

読み終わるまであっという間で、終わったあともしばらく余韻に浸れるお話でした。全体的に綺麗にまとまっていていうことなしの満足すぎる作品です。そしてなんといっても、圧倒的画力です。座裏屋蘭丸先生の作品は全て購入していますが、見る度に惹かれる絵柄だなと圧巻させられます。そして、人物だけでなく、周りの景色や小物まで丁寧に細かく描かれていて、お話の中に入り込んだ感覚で読むことができました。
こ…

2

シャングリラの鳥II コミック

座裏屋蘭丸 

まだ序章…だけどシャングリラは天国ね

はああぁぁ〜〜(どデカため息)
やや進展がありましたね。
でもまだ引き続きキュンキュンするやら切ないやら。
フィーがね、アポロをすっかり好きになっているようで。でもアポロにまだその気はなく。少しずつ気にはなっているみたいだけど。

ほんとに座裏屋先生作品は絵が細部まで隅々まで美しくて。
一コマ一コマ見惚れていると中身が入ってこなくて、何度も行ったり来たりするので読むのに時間がかかる。

3

シャングリラの鳥I コミック

座裏屋蘭丸 

最高に美しくキュンキュンくる

はぁ〜最高ですね。
ず〜っと読みたくてやっと読めて読む前から期待してドキドキしながら読んでやっぱり最高だなと。
絵が美しいのはもちろん、その美しさは細部まで完璧で。世界観、空気感までみずみずしい。

ページ数、文字量少なめなのに、一コマ一コマ美しいから見惚れてしまって、中身がなかなか入ってこないw
集中してガン見して、更にキュンキュンくるもんだから行ったり来たりして読んだので結構時間がか…

7

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

じわじわと受けを…


宮緒葵先生の作品はほぼ読んでいて、大半が美人受けなのですが今回は攻めの方が美人、受けの方がイケメン設定。
先生は他に女装受けの作品があり、私自身、少し苦手意識があるので今回もまさか…?と、恐るおそるといった感じでした。

というのも、最初から受けが攻めの容姿を「美しい」と、べた褒めだったのでリバになってしまわないか、始終ビクビクしながら読み進め…。
結果、とりあえず大丈夫だったので一安…

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