円陣闇丸さんのレビュー一覧

Calling 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

攻めは好き…でも内容的には微妙でした

帯に『必ず戻ると約束した』とあるように、再会物です。
かわいさんが花丸Blackかあ…
しかしBlackといえども、エロさは期待しない方が良いですね。
しかし、とにかく表紙が美しい!
そして濡れ場挿絵もさすが円陣さんです。
視点は受け攻めの両視点で、章で区切られています。

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受けの怜は情報操作工作班『昴』のチームリーダー、28歳。
コミ…

11

騎士と野獣 小説

岩本薫  円陣闇丸 

珍しい

自分の感情を押さえる傾向のある大人タイプと
相手を振り回すけれどワイルドで魅力的な子供タイプと
二人のヒーローがいたら恋愛で勝つのは大抵後者です。

これは!珍しく!!誠実な大人タイプが勝利するストーリーです。
個人的な意見ですみませんがそれだけでもう嬉しい。
受もはっきり一人を選ぶのが好感度が高かったです。
成り行きに流されたのではなくきちんと選択し好きな相手と寄り添ったと感じまし…

0

獣の理 小説

成瀬かの  円陣闇丸 

過去の事件と食費が心配です。

新刊チェックで粗筋を読み、人外の異種間モノだったため、
元々、購入しない予定だったのですが、いつもの書店で
新たに特典つきフェアがあり、フェアの機会に新本で購入しました。

攻めのグレンが食べ物の話になると尻尾を大きく振る様子が
可愛らしくて萌えました。
また、聖明くんの世界を知ろうと、聖明くんが仕事に行っている間に
テレビで知識を習得している様子を見てみたいです。
そんな勤勉で頼…

1

水に眠る恋 小説

可南さらさ  円陣闇丸 

久々に泣けるBL小説読みました

テーマが再会愛ということで、9年前に好き合っていたのに別れてしまったカップルが再会するところから話が始まります。攻めが受けを誤解したまま別れていたので、最初は「昔裏切ったんだから体を差し出せ」ってな感じで痛い関係の始まりだったんですが、受けの方も嫌いになって別れたわけではないのでそんな関係でも再びお互いに求めあい惹かれあっていってしまう二人。切ないお話なのに結構エロが濃い所もおすすめです。

10

罪の褥も濡れる夜 小説

和泉桂  円陣闇丸 

耽美なるデカダンス

前作までに登場した清澗寺3兄弟の父親にして、稀代の淫夫・冬貴(ふゆき)編。
明治二十年冬の、(満)8歳の冬貴と12歳の伏見義康との運命的な出会いの日から17年間の2人の愛の軌跡を綴った「罪の褥も濡れる夜」、同じく伏見義康×冬貴編で、大正元年暮れのエピソード「罪の褥を濡らす愛」の2編が収録されています。

冬貴は、愛と肉欲の化身・・・とでも言いましょうか。
彼の肉欲は、恋人である義康だけでは…

6

せつなさは夜の媚薬 小説

和泉桂  円陣闇丸 

交響曲で言えばメヌエット、フレンチならばグラニテ・・・的な。

清澗寺家シリーズ第三弾は、三男の道貴(19歳から21歳まで)編です。
父親も兄2人も性の快楽に溺れる体質という爛れた家族環境の中で、よくぞここまで真っ直ぐに育った!(でもホモですがw)ときっと誰もが感嘆するような、鷹揚な好青年の道貴。
今作では、道隆が、一目惚れで初恋の男・クラウディオ(三十代のイタリア人実業家)と、さながらロミジュリな両家の敵対関係を乗り越え、ロマンティックで甘い恋に落ちます…

9

夜ごと蜜は滴りて 小説

和泉桂  円陣闇丸 

テンプレも極めれば神!

清澗寺家シリーズ第二弾。
前作は長男の国貴、今回は次男の和貴(26歳 表紙絵左下)が主人公です。

今作の内容を一言で言えば、その美貌で数々の男たちを手玉に取り、破滅させてきた和貴が、妹のフィアンセ・深沢(27~8歳 表紙絵右上)に調教されて、深沢なしには生きられなくなる・・・というもの。
このテのストーリーを読んでいつも思うのは、「こういうのは敢えてBLにしなくても、男女ものでいいのでは…

15

この罪深き夜に 小説

和泉桂  円陣闇丸 

コッテコテと侮ると萌え地獄に堕ちます。

和泉桂さんの清澗寺家シリーズ、第一弾。

◆あらすじ◆

今回の主人公の清澗寺国貴(26)は、清澗寺伯爵家の長男。
大正十一年の冬、軍人になった彼の前に、長年再会を待ち望んでいた成田遼一郎(28)が現れます。
遼一郎は清澗寺家の使用人の息子で、国貴とは幼馴染み。子供の頃「ずっとそばにいる」と約束した仲であるにもかかわらず、国貴の前から姿を消してしまった男です。
しかし、ようやく再会し…

15

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

奇跡の中の軌跡

ずっとドキドキしながら一気に読み終えました。
何度も何度もどんでん返しが起きて
読んでいて、泣いたり笑ったり
「え~?うそっ」「マジですかっ!」と独り言ばかりでした。

ファンタジーの世界に自然に引き込まれていて
不思議と違和感なく、感情移入していました。
大切な人を亡くすというのは、言葉では言い表せないくらいの悲しみだし
この二人はまさに、これからという時だったからその気持ちを考…

2

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

気持ちが悪い

攻めはBLならではの王子様って感じの印象ですが、受けがあまりに常識から外れた
社会不適合ぶりで異常です。表現が過激になってしまいますが、知的障害か発達障害
があるとしか思えません。読んでいて気持ち悪かったです。
BLはファンタジーですが、あまりにありえない受けに不快感しか残りませんでした。

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