円陣闇丸さんのレビュー一覧

2011春ビーボーイノベルズ 満足度100%萌保証フェア 特典小冊子 Blue グッズ

5ページずつの番外編

フェア参加店にて対象本を購入すると配布される小冊子です。
番外編ばかりですので、読んでいない作品は分かりにくいですが、雰囲気だけでもそれなりに楽しめます。なお、イラストは表紙だけです。

あさぎり夕「花婿を乱す熱い視線 ~Mr.シークレットフロア~」
付き合い始めて3か月。冬夜の憎まれ口にちょっと怒った鷹が、デート中にオープンカフェで視姦をして…という内容です。

桂生青依「愛をあまね…

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秘密と嘘 小説

高坂結城  円陣闇丸 

同時収録作がよかった!

2作品を1冊にまとめた本で、とくに関係のあるお話ではなくそれぞれ独立しています。
どっちもちょっと古い作品なのですが、年の差カップルのツボを押さえているというか…年の差ものが好きな方には楽しめると思います。

「秘密と嘘」
社会人×高校生。
高校生の駿一に一目ぼれした隆士は、お金を払う条件で駿一に付き合ってもらうことに。これってエンコーなのですが、隆士は駿一が嫌がるようなことは要求せず、…

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Voice or Noise 2 コミック

円陣闇丸 

1巻と2巻の間に何が?

唐突なラブモードにその空白が気になって気になってじたばたしたくなります。

すぐに回復するだろうと思っていたアフトのお喋りがないせいか静か過ぎて。
それならと当初の目論見通り2人の急展開を期待してみるのですが、意識した途端振一郎が無鉄砲を昇華させ気風のいい男前に急成長。
されど真正面から告白されるとなんだかんだと逃げ腰になる成澤。
結局どれもこれも躱されてばかりです。
さらりと3年過ぎ…

2

サウダージ 小説

華藤えれな  円陣闇丸 

真面目な対決モノ

表紙の奇抜さ(笑)に気後れしていた自分のバカバカ!
面白かったです!
タンゴはもともと男どもがストレス発散で踊ってたところから始まったんで、男同士で踊るのも、女扱いして踊ってるわけではないってわかって表紙の可笑しさも薄れました。
だって円陣蘭丸先生の綺麗な絵で真面目な顔して踊ってるんだもん。

受けが麻薬を憎む日本の警察官で、麻薬を扱うマフィアと薬に負けない「漢」なところがよかったですよ…

1

Voice or Noise 1 コミック

円陣闇丸 

猫まっしぐら

これがキャラコミックスなのかと問いたくなる程健全でファンタジーチックなお話しでした。

中学3年生の振一郎と大学助教授の成澤。
多分、そうなるのだろう2人の年の差を考えてみるとくんずほぐれつを想像するよりこのまま爽やかでもいいのかもと思ってしまいます。
2人の間に入る会話のできる猫アフトの愛くるしいお節介に賑やかされ、ボーイズラブ的な当初の目的は見失いましたが、純粋に楽しく引き込まれ、それ…

1

せつなさは夜の媚薬 小説

和泉桂  円陣闇丸 

清澗寺家シリーズ入門書?

清澗寺家シリーズ、興味はあるけど何か昼ドラ臭スゴそうで手を出し辛い……
そんな新規読者は(私のことですが)こちらの第3巻から読み始めると入りやすいのではないでしょうか!
既刊と比べるとドロドロ成分は薄め(多分)で、ベタベタに甘い王道ラブストーリー。
既刊未読でも解説のおかげで問題なく読める上、既刊キャラたちの相当爛れてそうな性生活についても窺い知ることができ、自ずとそちらにも興味が湧いてく…

6

ニューボーイオールドボーイ 小説

高坂結城  円陣闇丸 

いつか懐かしいホームになる場所

こちら、前に旧版を読んだことがあるのですが、改めて新装版を読みました。もしかして書下ろしが追加されているかも?という淡い期待があったのですが、そんなこともなく^^;
旧作を読んだ方は新要素などはないので改めて手を出す必要はないと思いますが、円陣さんのイラストはすごく好きなので(旧作のイラストも好きですが)それだけでも読んでよかったです。

レトロな寮を舞台にしたルームメイト同士の淡い恋。

2

Voice or Noise 5 コミック

円陣闇丸 

少し怖いお話

ずっと続編が出るのを待ちわびていました。
でも前作から間が開きすぎて、前回どこで終わったっけ…となり4巻から読み返しました。

前回の「亡くなったはずの生き物が徘徊している」というお話が続いています。
ストーリーとしての進行は早くないので、このまま最終回までこのお話で行くんだろうなぁという雰囲気です。

前回のラストで怪我を負った成澤は自宅療養をすることになり、その間振一郎は成澤の世話…

3

密約のディール 小説

英田サキ  円陣闇丸 

英田さんがTHE BLに挑戦された結果

皆様の書かれている"THE BL"って何ぞやと思っていましたが、読んで納得。これはまさしく王道です。

主人公の受けは、祖父の会社を継いだエリート。
ある日、高校時代自分をレイプした同級生(攻め)と十数年ぶりに再会。
攻めは外資系ファンドのエリートとして働いており、彼の会社は受けの会社に買収を仕掛けている。
買収を待ってもらうため彼の愛人になるが……

受けは、裕…

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いつかじゃない明日のために 小説

高岡ミズミ  円陣闇丸 

今だからできること

また突然いなくなるんじゃないかとハラハラドキドキしながら読みました。
「帰ってくるの?こないの?また俺を置いて行くんだ?基継は俺に10年間「おかえり」って言わせなかったじゃないか」ってもう泣ける~~~~。

直哉の心は、母親の愛をうまく受け取れず(母親も愛の与え方が上手くない自分に悩んだだろうな~)、寂しかったところに現われた基継。2年間で生活のすべてを基継が教えてくれた、全てが基継だったの…

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