円陣闇丸さんのレビュー一覧

愛に跪く時 小説

英田サキ  円陣闇丸 

安定の切なさ!!

古代ローマ帝国をモデルにしたバルマン帝国に生きる貴族の美しい青年・ルキアノス(受け)と剣闘士・ドミナトス(攻め)のお話。

貴族の家に生まれ両親に早くに先立たれたルキアノスは、母親譲りの美貌の持ち主にも関わらず学問好きの堅物人間で、初恋の苦い経験もあり特に色恋事からは22歳の今まで遠ざかってきました。そんなルキアノスが最強の剣闘士・ドミナトスに偶然二度も助けられ、その類稀な力強さや、解放身分に…

4

愛に跪く時 小説

英田サキ  円陣闇丸 

筋肉隆々な剣士攻めにツンツン貴族受け

筋肉隆々で余裕綽々でどこか笑ってしまうような言い回しをする攻めがめっちゃツボでした!
対する受けは、こんな奴いたら腹立つわーと苦手なツンツン可愛くないタイプ。
感情的に幼い受けを包み込む攻めの男らしさが際立ちました。
攻めはよく頑なな受けの心を懐柔できたなーと感心!
前半はドキドキしながら楽しく読めたのですが、後半の逃亡劇はあっという間の急展開で、やや置いてきぼり感がありました。
シリア…

3

愛に跪く時 小説

英田サキ  円陣闇丸 

ツンデレ+健気=萌え(´∀`*)

以前『エロとじ』に掲載された作品に加筆・修正された作品と知り、英田先生で古代物でエロとじ…否が応でも期待値が上がり発売を心待ちにしておりました。

受けのルキアノスは美しい貴族、攻めのドミナトス屈強な剣闘士。
ルキアノスが襲われた時にドミナトスが助けたのが二人の出会い。
ドミナトスに恋をしたルキアノスは身体だけでも…とドミナトスを買う事から二人の仲が変わるのですが、ルキアノスが可愛くて可愛…

5

愛に跪く時 小説

英田サキ  円陣闇丸 

ツンデレ受けが好きな人にオススメ!!!

ツンデレな受けが大好きな私には大満足な一冊でした!!
受けのルキアノスは真面目で男らしくプライドの高い性格な反面、貴族故に常識知らずな一面があり恋を知って思い悩む姿がとても魅力的でした。

プライドの高さ故に攻めのドミナトスに対して最初は素直になれずお金で彼を買ってしまい関係を拗らせてしまうのですが、だんだんドミナトスに対して素直な態度を出していく姿が愛らしくてたまりません!!

攻め…

8

王と緋の獣人 Amazon限定ペーパー グッズ

従者は見ていた

Amazon購入者限定のペーパーです。
碧泉の従者、誠の視点。

朱虎最初の発情期の時(碧泉とくっついた時)、
3日間も発熱してる~♡といって籠っているのに
あんなに忠実な誠がなぜ様子見に入ってこないの と思っていたら、
実はばれていた ということが、誠の語りで明らかに。

本編最後に、碧泉は朱虎に「私はいずれ妃を娶る」と明言していたので
朱虎、絶対耳垂れてるよーとしょんぼりした…

0

愛に跪く時 小説

英田サキ  円陣闇丸 

昼メロ風BL

古代ローマ帝国風、剣闘士と貴族の身分差ラブです。
息をつかせぬ展開に、二人を襲い来る試練、そして試される愛ー。
と言った、昼メロを連想させる作品でした。

好きな作家さんではありますが、すごく萌える作品の時と、そうでも無い時と、くっきり分かれる印象です。今回は残念ながら後者でした。ちゃんと面白いし、とても腐女子心をくすぐるエピソードなんかもあるのですが・・・。


内容ですが、二章に…

8

愛に跪く時 小説

英田サキ  円陣闇丸 

不器用な男前二人

別の本を買いに行ったらもう書棚に出てて、
歓喜のあまり変な声が出てしまいそうになりました。
英田先生×円陣先生なんて、私には超無敵なカップリング。今日は幸せだー。

2010年雑誌掲載分を加筆修正したもの120Pほど+書下ろし130Pほど。
地雷は、後半に女装があること ぐらいかな。
きわどいシーンもありますが、ぎりセーフだし。

皇帝アゼリウスが16年間治める巨大なバルマン帝国の…

15

王と緋の獣人 小説

水白ゆも  円陣闇丸 

王たるべくして生まれた王子

大好きな円陣先生の挿絵なので、これも個人的マストバイ。
水白先生は初めましての先生でした。
お話は、あらびっくり、一度世界が終末を迎えた後で
生き残った数少ない人間と獣が交わって、獣人が出来た という設定です。
本編書下ろし270Pほどで、後日談等なし。
途中、受けが手酷い目に遭いますので(凌辱系)、ご注意ください。

獣人は高い治癒力を持っていたため、その血を求めて
獣人狩りをさ…

3

二重螺旋 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

楽しみというより怖いもの見たさに近い

 Charaで円陣闇丸先生の漫画連載が始まったのをきっかけに、原作のこちらの小説も読んでみました。
今のところ、主人公の兄・雅紀と弟・尚人は実の兄弟という設定なので、実の兄弟同士な上に、兄は実の母親とも、という二重の近親相姦ものでこの巻は始まります。既に11巻までが刊行されてる現状で読み始めたので、読み終えた後も躊躇なく2巻へ進みましたが、1巻だけなら心が折れて2巻以降を読むのを放棄していたよう…

1

悋気応変 二重螺旋11 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

新展開ととるかマンネリ化ととるか……

詳細なあらすじは他の方がレビューして下さっているので、私は気になったことのみ。

父親とその愛人の交通事故死で過去の因縁とも一区切りがつき、これからは尚人が少しずつ雅紀の庇護から離れ独り立ちしていく過程で、二人の関係がどう変わっていくか、というところでの新展開の章なのだと思いますが…、読み終わってみると、これまでの経過があまりにもスルーされすぎかな、という印象を抱きました。
時間経過が遅いの…

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