円陣闇丸さんのレビュー一覧

愛に跪く時 小説

英田サキ  円陣闇丸 

自分的にハードル上げすぎてしまいました。

決して悪くない。
面白いんですが、
英田さんの作品だと思って読んだからか、
読み終わって物足りない感が押し寄せてきました。

なんというか、
ハラハラ感が足りないというか、
ドキドキ感が足りないというか……
いや、ドキドキはけっこうあった気はします。
ドキドキというか、らぶらぶvvv

素直になれない受けのせいで、
プンスカ喧嘩してましたが、それも愛ゆえ。
お互いの気持ち…

2

阿仁須先生の淫らな診察 小説

砂床あい  円陣闇丸 

なかなかいじらしい吸精鬼

悪魔が攻めなら絶対俺様なんだろうなと思いながらも
円陣さんの麗しいイラストに苦手意識が負けました。
やはり俺様でした(結論早!)が、
後半、強引に体を繋げたことにより主人公・穂純に嫌われたと
文字通り弱っていく姿がなんともいえず可哀想で…。
穂純のものじゃないともう受けつけないって本当だったんだね。
穂純も獲物としてしか求められていない事が悲しいほど
丞司を好きになってしまったからツ…

2

この罪深き夜に 小説

和泉桂  円陣闇丸 

スパイスが効いた主従関係に読み応えがありました

人気の清澗寺シリーズの文庫版の一巻を手にしました。もともと時代物好きなだけに、どハマりしました。特に大正時代は浪漫溢れ、古い物と新しい物が入り乱れた活気のある時代に感じられ、惹かれてしまいます。数ある大正時代を舞台にしたコンテンツのうち、この作品は華族からの目と労働者からの目の両方を通して時代の歪みを描かれている所が興味深かったです。
和泉先生の作品は、ロシア革命の時代が描かれた「タナ…

2

二重螺旋 1 コミック

円陣闇丸  吉原理恵子 

抜きん出てすごいシリーズの、素晴らしいコミカライズ

芋づる式です
コミック版、続刊が出るまで我慢しようとしたのですが
『灼視線 二重螺旋外伝』が電子書籍サイトでずっと関連書籍にあがるので、つい休み前に読みはじめてしまい、読んだら我慢できなくなって
ポチッと

コミック独自の展開や台詞や違いにも興味がわき、あっという間に読了、
コミックってすごい。心が乱れ、動く
ナオがかわいそう
まーちゃん黒い…
ここで終わりなの~

すると危…

4

神さまには誓わない 小説

英田サキ  円陣闇丸 

生きることは愛

実は前作『ファラウェイ』が今一歩私には合わなくて、このお話は読んでいなかったのですよ。
読んで良かった!
流石、御大。
名作!

今までも素敵なレビューが沢山ありますので、感想のみを。
アシュトレトは『悪魔』とされていますが、本人は『人知を越えたエネルギー体』と自分を定義づけています。時間や空間の観念を超えるものなのですね。だから死なないし、空間移動は出来るし、人の記憶を弄ったり、魂が…

6

Chara BIRTHDAY FAIR 2018 プレミアム❤ペーパーセレクション Bコース グッズ

すごいペーパーたち Bコース(エドが林檎を剥く!)

2018年のBコース。A4カラー用紙(小説はピンクで両面、コミックは薄水色で片面)で折り無し、16枚びしっとあるのはAコースと同じ。やっぱり全編楽しい、本編好きだった方はたまらないはず!以下、頼りない内容+長くなりまして申し訳ない。小説の2,6,8とコミックの3,4,7,8が猛烈に好き!なので神!

1.「守護者がめざめる逢魔が時」副題「年下の師との邂逅」
  明良と櫛笥の出会いのエピソード…

2

愛し過ぎる男 小説

姫野百合  円陣闇丸 

タイトル通りでした

『愛し過ぎる男』というタイトルを見て、一体どの位愛し過ぎるのだろうと思って読み始めた作品です。
大企業グループ総裁を祖父に持つ甘やかされたお坊ちゃんの廉とそのお坊ちゃんを預けられたソムリエの是津。
ホテルのレストランが2人の職場でほとんどがこのレストランと2人の生活の場である是津の部屋がお話の舞台です。
命令されるのが嫌いで一般常識も持ち合わせていない甘やかされたお坊ちゃんをそれはそれは辛抱…

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愛をあまねく満たすもの 小説

桂生青依  円陣闇丸 

甘いです^^

初読み作家さんです。
表紙とカラー口絵の絆創膏(カラー絵では表紙より更に数が増えているのですが)が気になった作品です。
確かに保育園が主な舞台なのでやんちゃな子供達が登場するのですが、いくつも絆創膏を張らないといけないような描写はなかったかなと思います。
挿絵では主人公2人とも男性らしくてどっちが受け様?という印象を受けたのですが、本文を読んでいけば攻・受は明確でした。
受け様・攻め様交互…

1

華麗なる落札者 小説

新井諒  円陣闇丸 

セレブ感味わいたい時に

『落札者』というタイトルと表紙の豪華そうな雰囲気に惹かれて手に取りました。
日本の美術館に勤める学芸員と美術愛好家のイギリス貴族のお話です。
学芸員の神添も裕福な家庭で育っているのですが、貴族であり事業も成功しているリュシアンとは格が違います。
自分が美しいと思った美術品を次々と求めるリュシアンは付き合う相手も美しく、その愛人を連れていたオークションで神添と出逢います。
傲慢で自分の望むよ…

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甘い毒 小説

松岡なつき  円陣闇丸 

珍しいお仕事です

松岡さんの作品を読むのはこの作品で3冊目なのですが、これまで読んだ作品はどれも外国や外国人が登場して、松岡さんと言えば外国というイメージが私の中にあるのですが、この作品も外国が大いに関わっていました。
主人公は2人とも日本人なのですが、渡名嬉は沖縄出身の明らかに外国人の血が混じっている外見をしていて、世界中を回って珍しい植物を探してくる逞しい野性的な男性です。
一方、調香師の神崎は幼い頃からエ…

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