円陣闇丸さんのレビュー一覧

二重螺旋 1 コミック

円陣闇丸  吉原理恵子 

抜きん出てすごいシリーズの、素晴らしいコミカライズ

芋づる式です
コミック版、続刊が出るまで我慢しようとしたのですが
『灼視線 二重螺旋外伝』が電子書籍サイトでずっと関連書籍にあがるので、つい休み前に読みはじめてしまい、読んだら我慢できなくなって
ポチッと

コミック独自の展開や台詞や違いにも興味がわき、あっという間に読了、
コミックってすごい。心が乱れ、動く
ナオがかわいそう
まーちゃん黒い…
ここで終わりなの~

すると危…

4

神さまには誓わない 小説

英田サキ  円陣闇丸 

生きることは愛

実は前作『ファラウェイ』が今一歩私には合わなくて、このお話は読んでいなかったのですよ。
読んで良かった!
流石、御大。
名作!

今までも素敵なレビューが沢山ありますので、感想のみを。
アシュトレトは『悪魔』とされていますが、本人は『人知を越えたエネルギー体』と自分を定義づけています。時間や空間の観念を超えるものなのですね。だから死なないし、空間移動は出来るし、人の記憶を弄ったり、魂が…

6

Chara BIRTHDAY FAIR 2018 プレミアム❤ペーパーセレクション Bコース グッズ

すごいペーパーたち Bコース(エドが林檎を剥く!)

2018年のBコース。A4カラー用紙(小説はピンクで両面、コミックは薄水色で片面)で折り無し、16枚びしっとあるのはAコースと同じ。やっぱり全編楽しい、本編好きだった方はたまらないはず!以下、頼りない内容+長くなりまして申し訳ない。小説の2,6,8とコミックの3,4,7,8が猛烈に好き!なので神!

1.「守護者がめざめる逢魔が時」副題「年下の師との邂逅」
  明良と櫛笥の出会いのエピソード…

2

愛し過ぎる男 小説

姫野百合  円陣闇丸 

タイトル通りでした

『愛し過ぎる男』というタイトルを見て、一体どの位愛し過ぎるのだろうと思って読み始めた作品です。
大企業グループ総裁を祖父に持つ甘やかされたお坊ちゃんの廉とそのお坊ちゃんを預けられたソムリエの是津。
ホテルのレストランが2人の職場でほとんどがこのレストランと2人の生活の場である是津の部屋がお話の舞台です。
命令されるのが嫌いで一般常識も持ち合わせていない甘やかされたお坊ちゃんをそれはそれは辛抱…

0

愛をあまねく満たすもの 小説

桂生青依  円陣闇丸 

甘いです^^

初読み作家さんです。
表紙とカラー口絵の絆創膏(カラー絵では表紙より更に数が増えているのですが)が気になった作品です。
確かに保育園が主な舞台なのでやんちゃな子供達が登場するのですが、いくつも絆創膏を張らないといけないような描写はなかったかなと思います。
挿絵では主人公2人とも男性らしくてどっちが受け様?という印象を受けたのですが、本文を読んでいけば攻・受は明確でした。
受け様・攻め様交互…

1

華麗なる落札者 小説

新井諒  円陣闇丸 

セレブ感味わいたい時に

『落札者』というタイトルと表紙の豪華そうな雰囲気に惹かれて手に取りました。
日本の美術館に勤める学芸員と美術愛好家のイギリス貴族のお話です。
学芸員の神添も裕福な家庭で育っているのですが、貴族であり事業も成功しているリュシアンとは格が違います。
自分が美しいと思った美術品を次々と求めるリュシアンは付き合う相手も美しく、その愛人を連れていたオークションで神添と出逢います。
傲慢で自分の望むよ…

1

甘い毒 小説

松岡なつき  円陣闇丸 

珍しいお仕事です

松岡さんの作品を読むのはこの作品で3冊目なのですが、これまで読んだ作品はどれも外国や外国人が登場して、松岡さんと言えば外国というイメージが私の中にあるのですが、この作品も外国が大いに関わっていました。
主人公は2人とも日本人なのですが、渡名嬉は沖縄出身の明らかに外国人の血が混じっている外見をしていて、世界中を回って珍しい植物を探してくる逞しい野性的な男性です。
一方、調香師の神崎は幼い頃からエ…

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俺のモンだろっ!? 小説

小川いら  円陣闇丸 

ちょっと暴力的な所が合いませんでした

タイトルになっている『俺のモンだろっ!?』というのは書き下ろしの作品のようで、時間的にはその前のお話になる『アイシテルと言ってくれっ!』は1997年に雑誌に掲載された作品のようです。
かなり前の作品で、今まで読んだ小川さんの作品の中ではかなり文体は軽い感じでした。

主人公2人とも高校生なのですが、徹は少しワルな雰囲気漂うやんちゃでちょっとサドな年下で、一方の槙朗はかなりのツンデレなのに迫ら…

0

天使に咬まれる 小説

西根公輝  円陣闇丸 

真里の感情が掴みにくいですが

西根さんは初読み作家さんでした。
ガチの兄弟、しかも双子とのお話という事で期待して読みました。
弟の真里視点メインでお話が進んでいきますが、幼い頃はとても仲の良かった兄弟が中学生になる頃を境に急に変化してきて、それが高校生になった今でも続いているという状況からお話が始まります。
2人が幼い頃の描写はそれ程多くはなく、どの位仲が良かったのか想像するしかない所もあったのですが、現在の真里の心境が…

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インプリンティング 小説

浅見茉莉  円陣闇丸 

箱入りお坊ちゃまの恋

表紙の円陣闇丸さんのちょっとワルそうなイケメンが気になって読んだ作品です。
浅見さんの作品を読むのは多分この作品が初めてです。
台詞以外の文体は落ち着いていて簡潔で好みでした。
セレブでもかなりランクが上そうなお坊ちゃまの玲也ですが、一般の学校にも通学したことがなく、通常の人とは感覚がかなりずれていることが冒頭から分かります。
世間では常識と思われている事については言うまでもなく、加えて玲…

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