円陣闇丸さんのレビュー一覧

墨と雪 2 下 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

やっぱりこういうのが好き

上下巻一気読みでした。読み出したら止まらなかったです。私がBL小説を読み始めた頃に好きだった世界がここにある。スピンオフ作も含め事件の事や警察組織についてまでこんなに細かく書いてくれる作家さんは、最近ではなかなかいらっしゃらないから貴重な存在。かわいさん、仕事をセーブされてたみたいですが、これからもついていきます。

ストーリーはズバリ、トラウマからの再生。受けの篠口は前作で変態に監禁され心身…

20

墨と雪 2 上 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

嬉しすぎる

『墨と雪』待望の続編。平河寮シリーズのキャラの中で、よもや大穴?はたまた真打?と目される篠口の回ですね。前作からは続きはあるだろうと信じていましたので、単行本として上下まとめての刊行、しかもリアルタイムで作品を拝読できる機会に恵まれるなんて…それだけでも生きてて本当に良かったなァと喜びに打ち震えている読者の一人です。

本編は袴田に拉致監禁された篠口が無事生還し、心身のケアのため入院生活に入っ…

27

墨と雪 2 上 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

スパダリという言葉では表しきれない

待ちに待った墨と雪続編!!
一巻の発売が2016年1月だそうなので実に6年ぶり!
私は発売して数年後に読んだのですが、リアルタイムで一巻を読んで続編を待っていた方のことを思うと、待った甲斐がありましたね!の気持ちです( ;∀;)
タイトルに2が付くので間違える方は少ないと思いますが、がっつり前巻直後のお話となりますので、読んでいないと何もわからないパターンのお話です。

以下、上巻のみ…

20

墨と雪 2 下 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

苦しみの先に見えるもの

「墨と雪2」で、上巻と同時発売された下巻になります。

雑誌掲載の続編が160ページ程度。
他、神宮寺が主役になる短編が一編に、二人の過去のエピソードを語った短編が一編、更にその後の二人を語った短編とSSが二編書き下ろされての、とってもお得で盛り沢山の内容になってます。

個人的に、遠藤が好きで好きで仕方ないんですよね。
そして、宮津との漫才としか思えないアホなやりとりも大好き。
書…

28

墨と雪 2 上 小説

かわい有美子  円陣闇丸 

どうか、その事を知って・・・

「墨と雪」続編で、下巻と同時発売となる上巻になります。
あの痛くて辛すぎる前巻から約6年。
ようやくのお目見えですよー!
待ってた。発売を信じて、ずっとずっと待ってた!!

で、これ、予想以上の重さと苦しさながら、同時にとても優しいんですよね。
読みながら、こんなの泣けちゃうでしょう・・・と。
何だろうな。
篠口は深い傷程度じゃ言い表せない、辛い重荷を背負った。
それでも前を向け…

29

密約のディール 小説

英田サキ  円陣闇丸 

企業買収もの

新しく外から社長に就任した冬樹だが、前社長の孫。
母方の祖父だが、母は父親の愛人で、今の母親は後妻で実子の弟も存在するという実は不遇な立場。
拓真は高校の同級生であり、ファンドのやり手支社長。

ふたりは高校の寮で同室だったが、思いは口にしなかったものの実は相思相愛だった。ところが卒業直前に冬樹はレイプされて絶縁してしまうことに。(ひどいシーンは無いので地雷にはならないと思いますが)

0

摩天楼に誓って 小説

遠野春日  円陣闇丸 

今回は中休みか

相変わらずラブラブな二人ですが、中休み的にハラハラドキドキはあんまりしませんので、さらっと読み流し。
大きくは智将の家族に基を紹介しようとするのですが、なんとお母さんが覆面でホテルに現れて基のコンシェルジュを使い倒すという。

智将もアメリカンなら家族写真とかもってなかったのか?!
ちょっとストーリーが読めてしまったので、そういう意味でも萌になってます。

でも二人の仲良さは相変わらず…

0

告白は花束に託して(新装版) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

クールビューティーなジーンちゃん

このお話は智将の秘書と基の幼い頃からのお兄さん的な西根とのストーリー。
前作で邪魔しまくったジーンと、智将から目の敵的に基との間を疑われた(本人もそう匂わせていた?)西根。

ジーンは西根を気にするも、なかなか素直にはなれません。気持ちも傾いていた智将に再度粉かけようとするも、基にゾッコンの智将はビシッと拒絶されてます。
西根はそんな素直じゃなく本当は弱さも持っていて虚勢を張っているジーン…

0

摩天楼の恋人(新装版) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

やはりそうなるよね!

この巻は智将さんが嫉妬に狂い、基に無体なことをいたします!
ジーン、このやろう!って思いますが、基ももっと智将さんと話そうよ〜とヤキモキしてしまいました。いつもの素直でストレートな君はどこいった?!

智将さんももっとぶつけてりゃね、よかったんだけど。ぶつけかたを間違ってます。まぁそういうのも物語の要素ってわかっているんですけど、最後にはハッピーになるので読後感は良いです。
基も好きだから…

0

摩天楼に抱かれて(新装版) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

甘い!

王道のスパダリである智将(坊さんみたいやなと思ってしまった)と良いとこのお坊ちゃんの基のラブストーリー。

もう安心して(当然、ストーリーのはドキドキはらはらするんですが)、読み進められます。ニューヨークで実業家として成功している智将が日本への出張で宿泊したホテルの従業員として基と出会います。
ですが、実は基はホテルチェーンの坊ちゃん。歳の離れたお兄ちゃんが総支配人だったり、ご自宅はめちゃく…

1
PAGE TOP