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かわい有美子 円陣闇丸
えすむら
最近刊行された新刊が気になりすぎたので手に取りました。 新刊のほうの作品説明で、”受が拉致される”とあって、本作を読んだらこちらでも拉致されてたので、”ええ??何回拉致されるのよ!?”って心配になったのですが、違うんですね、、こちらの事件の続きという説明だったんですね。安心しました…。 本巻の頁数はほとんど拉致事件の顛末なので、”もっと攻受中心のドラマがみたいな~”という気分になったので、…
あーちゃん2016
ネタバレ
コミコミさんで上下巻セット購入するといただける小冊子。下巻にあった黒澤の誕生日のお話しでした。大人な甘さを堪能できますので、本編同様、神✕100です。今から買うなら絶対これ付いてくる買い方にするようオススメします。 ++以下 よりネタバレ 篠口が作ったというウィークエンドシトロンというパウンドケーキ。それを前にレイディと一緒に歌を歌うんですよぅ!!!甘いよぅっっ!!!なにこのカワイイ生…
榎田尤利 円陣闇丸
Sakura0904
萌2に近い萌評価です。 辻堂組というヤクザ組織を舞台に繰り広げられる壮大な痴話という感じで、裏社会ものらしく抗争などで殺伐としていない雰囲気が新鮮でした。縄張り争い、跡目争いは抜きにして、純粋に色事を楽しんでいるヤクザ達を拝みたい、という気分の方にはぴったりだと思います。 メインの攻めである財津と菊池以外にも、側近の櫛田や街で下心から助けた少年・レンに至るまで、悉く辻という男に惹かれてし…
碧雲
かわい先生の努力を感じる作品だった。 医療や犯罪の資料集めは、大変な作業だったと思う。 それだけの労力を入れこむだけある、思い入れが深い作品なのかもしれない。 黒澤は、辛抱強く、愛をこめて、篠口の負担にならない距離で様子を観て、ずっと看護を続ける・・まねできない。 前作品でアクが強い、オレ様風な振舞が多いちょっと嫌な奴だった黒沢。 公安で培った知識から篠口をプロファイルした上で、篠…
ぱるりろん
続編が数年ぶりに、しかも上下巻で出る、という情報を聞き、それならばと1冊目を読んでみました。 主人公が事件に巻き込まれたり、精神的にやばい人から横恋慕されたり、という展開はよくあると思いますが、私はこの作品ほど主人公の生命の危険を感じたことはありません。 拉致られるまでは、まあ、あるあると言いますか、ストーキングされる展開も、その相手の人となりも、想定の範囲内でしたが、拉致られて以降、本気で目…
電子版。 墨と雪の続編ではあるけれど、前編の「墨と雪」の完結部分と重なる。 篠口が、袴田に監禁されて右腕を骨折、救助されて入院するところから始まる。 前作を再読した後に「2の上」を読んだので、 かわい先生の文章も、挿絵の円陣先生も上手くなっている違いが分かる。 実は余り期待しないで読んだけれど、続編を読んで良かったと嬉しくなってしまった。 袴田に拉致監禁され、死を覚悟した篠…
下巻。雑誌掲載分160Pほど+小編3つ+あとがき+小編1という内容。ぐぐぐぐっとしっとり甘めになった超ご褒美本と思う1冊です。何回も読み返したくなる、するめ本でもあります。甘いのは正義。アサルトスーツも正義。おかえりなさい篠口。神×100。 篠口が病院に戻る日の朝から下巻がスタート。一時退院して表情が変わったので、担当医とも相談して黒澤が一緒にいるんなら退院オッケーということになり・・と続き…
待ち続けていたご本で、ぐわーっと一気に2冊読み、するめのように何度も噛み締めています。篠口、大好きなので神にしました。被害者となって苦しむ受けの心情を読むならピカイチだと思うお話で、雑誌掲載分160頁ほど+公安にきた当初の黒澤と篠口のお話90頁ほどです。 袴田の所から救出、病院で鎮静剤投与され、こんこんと眠る篠口。黒澤は、足繁く見舞いに通い、状態が良くないと言われると病院での付き添いもし、年…
雲絶間姫
たっぷりとボリュームのある上下巻ですが、それでも終わってしまうのが惜しくて、一ページずつ大切に読み進めました。6年という時の流れは待つ身には永遠のようでも、こうして続巻を手にすることさえできれば、一瞬でまた物語の世界に戻ってゆけるのです。世界は大きく変わり、おそらく誰にとっても多難なこの時代に、たゆまず書き続けてくださったかわいさんにまず感謝です!! 篠口が心身に負った深い傷。目に見え…
窓月
感無量で読み終えました。本編自体も希望を感じる締めくくりでしたし、同時収録されている複数のSSについても、暗く重い事態からの夜明け、またその後の盤石な二人の絆をうかがわせる甘辛両方の味わいを備えたものに感じられました。深い満足感と同時に喪失感も味わっております… 上巻の方で少しずつ篠口に対する黒澤のスタンスが暴露されているので、篠口が見せる変化に注目して読み進めていったのですが、下巻は黒澤の…