円陣闇丸さんのレビュー一覧

さやかな絆 -花信風- 小説

遠野春日  円陣闇丸 

新章の始まり・・・。

もうすっかり 出来あがっている
遥×佳人ですが・・・
じっくり ラヴラヴっぷりを堪能できるようで
出来ないような 
そんな微妙なバランスがすごくいいです!!
お互いに素直じゃなく 
いじっぱりだからでしょうかねぇ~(苦笑)

気になっていた
佳人の
両親の悲しい過去が分かり
佳人が不安定になってしまうのですが 
遥さんがしっかり
不器用ながら
大きな愛で支えてしまうとこ…

1

二重螺旋 2 愛情鎖縛 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

父と愛人へ反撃!

前作を読んで、続きがかなり気になっていました。
実の兄と弟の歪んだ肉体関係。
父が浮気相手の所へ出て行ってしまい、母は過労か心労か、はたまた自殺かわからない死に方をして、残された子供達の絆が1つずつ壊れていった前作の続き。

兄の弟への執着はさらに激しくなり、性的行為による洗脳と束縛が始まります。
最初が強姦だった事を悔やむ兄は、弟に拒絶されない方法として、淫靡な調教を繰り返し行います。…

6

二重螺旋 3 攣哀感情 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

再生する絆

1巻では壊れ行く家庭が綴られ、2巻では兄が弟に向ける歪んだ愛情と父への怒り。
そしてこの巻で、やっと兄弟の立ち居地が確立した話へと進みました。
まず、末っ子裕太が少しずつ兄達に歩み寄ります。
尚人の事件以来、生き方を変えることを決意した裕太は、引き篭もりを徐々に改善してゆきます。
まだ不登校のままですが、部屋から出て家事も手伝うようになりました。

尚人の1級したの生徒・野上が事件の精…

4

サウダージ 小説

華藤えれな  円陣闇丸 

タンゴの調べと、ベルガモットの香りと

異国情緒たっぷりに始まる、外国シリーズ。

行方不明の兄を捜して、アルゼンチンのブエノスアイレスにいった朔弥
わずかな手がかりを頼りに訪れた店で出会った、兄を知る男こそがマフィアのアンダーボス、レオン・カナレス・セラーノで、朔弥は、兄と命の保証と引き替えに、自分の人生をかれに捧げることを誓わせられる。

ってかんじで、こっから、薬を使われたり、首輪をつけられての調教が始まるんだけど、

4

天国へ行けばいい コミック

円陣闇丸 

中途半端・・・

新しい作家さんを開拓する時、皆さんは何を重視しますか?人それぞれ、色々あると思いますが、私はまず「絵」なのです。好みの絵を見ると、心臓が高鳴ります♪
円陣闇丸さんは小説のイラストでよくお見かけしていて、なかなか素敵な絵を描くイラストレーターさんだな~と思っておりました。それなので、漫画コーナーでお名前を見つけた時は喜び勇んでレジに直行したのですが・・・

正直、なんと表していいのか分からない…

4

罪の褥も濡れる夜 小説

和泉桂  円陣闇丸 

パパの秘密

この本、実はいつもの癖で、電車の中で読み始めちゃいまして、

のっけからスゲェ
電車の中で読めるレベルじゃねぇ
あまりの濃さに思わず本閉じちゃったし
ある程度は予想してたけど、、けど、、けど、、、

でした。
でも、また本を開いて、電車の中で続きを読み耽ったのはいうまでもない。
読み始めたら、止まらないおもしろさだった。


お話の主人公は妖精パパだから、濃厚そうなのはわか…

7

二重螺旋 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

決して幸せではない…

痛い系とお聞きして、さっそく読んでみました。
父の浮気をきっかけに、仲良し家族が崩壊していく様を、なんとリアルに表現している事か!

読み始めはちょっとダルく、なかなか話しの本筋が見えません。
しかしこの序章こそか後々とても大事な部分となってくるのですね。

家計のひっ迫と裏切りによる精神ダメージから母は倒れ…
母と情交を交わし禁忌を犯した兄は、事を察知した次男を脅し共犯者とします。…

3

きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

ボヘミアンという選択

あえてこの作品の結末に登場するシーンをサラリと言及しますのでそのつもりで。

榎田さんによる「マンガ家シリーズ」のトリとなる作品。東海林によるルコへのハウスキーピングは紆余曲折しながらも継続中。版元の「(自称)あらすじ」がちょっと誇張されているかなという不安要素はありますが、それでも大らかな環境であることは否めずそれはそれで私には心地よいもの。

さて、この作品では「君がいないと息もできな…

3

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

キレイな攻

「東海林はキレイだ
 キレイな顔
 キレイな手
 キレイな身体
 昔からそうだった
 大人になってからはそれに「男前」が加わって」

受の攻に対する表現がコレです。
絵でみると、どちらかというと綺麗というより大人格好良いタイプなんですが、このモノローグを読んで、なんかこの物語にズブッと入ってしまいました。言われてみて、攻としての「キレイさ」に気付かされたというか。気付いたら、すごく…

5

きみがいるなら世界の果てでも 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

きみがいなけりゃ息もできない…のは東海林のほう(笑)

最初のほうは東海林がホント不憫。でも実際、今回は東海林に問題があったと思うんですが。
ルコちゃん守って首を痛め、火事にあい、骨折して。かと思えばほかの男と寝たからいらない、と捨てられる。
そこからの東海林はもうどうしようもないダメ男。
髭は伸び放題、風呂にも入らず酒浸り。あの完璧男東海林が!
前作では東海林がいなくなっても、東海林が自分のところに帰ってきてくれると信じて頑張ったルコちゃん。…

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