円陣闇丸さんのレビュー一覧

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

ホロリときました

大好きな凪良さん、やっぱりこれもヨカッタ!
凪良さんて、恋に落ちるまではそーんな、最初から好きだったりとか、好きになるエピソードに説得力とか、そういうのあんまりないんですよネ。個人的には。
え?そんなに好きになるかいきなり?と思うこともないではない。
んだけど、凪良さんは好きになってからの見せ方がスゴクいい!と思うんですよ。
恋の切なさとか、大事さとか、ひたむきさ、かけがえのなさ・・・・そ…

2

SASRA(1) (表題作 プロローグ(現代編)) 小説

Unit Vanilla  円陣闇丸 

人気作家のユニット…なんだけど。

「アーサーズ・ガーディアン」シリーズよりはマトモです。
いや、そうとしか言えない。

輪廻転生をしながらすすんでいく進行は、三島由紀夫の「豊穣の海」~「天人五衰」
までのシリーズ作を彷彿とさせなくもないし、先を読ませる力も十分にある…。
がっ!

やっぱり執筆陣が豪華な割には…って思うんだよね。
決して悪くはないです。
ですが、それ以上でもない。

んん?それは、本作がただの…

1

食うか食われるか 小説

ふゆの仁子  円陣闇丸 

料理も二人の愛も美味しそう♪

円陣闇丸さんの美しい表紙に誘われて読んでみました。
ほんっとにいいオトコ!!二人とも!!
だからMen's Loveは良いんですよ…。

シェフを引き抜くっていうお話は、そんなに珍しくなく
展開も読めるようなものなんですが(失礼!!)
その分安心して読めました。
芦澤が、椿の料理に惚れ込んでいると思っていたら、
どんどん彼自身に惹かれていって…。
自分を信用してもらうた…

2

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

夏にぴったり

読む前から覚悟はしていたのですが案の定号泣してしまいました。やっぱり凪良さんはすごいな~。

ネタバレしちゃうと面白さが半減するのであまり内容には触れませんが、とにかく面白かった!
最終的な結果としては、最初に考えた自分の予想が的中していたようです。ただ、途中の意外な展開に完全にこの考えを捨ててしまっていたので、まあ予想は半分正解ってことで。
後半はほとんどずっと泣きっぱなしでしたが、ラス…

3

甘やかされるキス 小説

火崎勇  円陣闇丸 

騎士と姫

デザイナー2人のお話なのですが、
騎士と姫がキーワードになっているのかな?
火崎さんらしく、大人な2人で展開していきます。

デザイナーの鈴蔵は、別荘で休暇をしているとき、
豪雨で車を失った斑尾が、別荘を訪ねます。
あまりに不遜な態度をとる斑尾に、悪い印象を持つ
鈴蔵だったのですが、斑尾がそんな態度をとったのは、
鈴蔵の評判があまりにひどかったため、なめられないように
不遜な態度…

1

清澗寺家シリーズ第一部完結記念 PREMIUM BOOK  グッズ

ファン必見の豪華なサイドストーリー集

清澗寺家シリーズ第一部完結記念の全員サービス冊子。
通常のリンクスノベルズと同じ大きさ厚さデザイン、
二段組みで250ページ近い堂々とした一冊で
届いた時には「一年近く待った甲斐があったっ!」と興奮しました。

三兄弟の父冬貴の祖父(実は父)にあたる貴久と嵯峨野の「秋宵一献」から始まり、
父子それぞれと恋人達の物語や、浅野と天佑、
さらには執事の内藤目線の話までが盛り込まれ、
最後…

5

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

切ない幽霊もの

アメリカFOXドラマの「ゴースト」等もそうですが、私は幽霊物には弱いです。
幽霊そのものが好きとだとか興味があるとかではなく、
愛する家族や恋人、友人に2度と会う事が出来なくなった人の気持、
もしくは、その大切な人達を残して死んでしまった人の気持などを想像すると、
たまらなくなります。

そしてこの話も例外に洩れず。何度涙したことか・・・

物語は、令が亡くなってすでに2年経った時…

6

きみがいなけりゃ息もできない(新装版) 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

好きなんですよね・・・この作品

もう何回再読しているか解らないほど好きな作品です。
新装版ではない方から読んだのでやっとこちらでしか読めない「きみがいたんじゃ転居できない」
を読むことができました。
大学生の頃の二木と東海林のお話ですが、東海林って大学生の頃とかは二木に対する
気持ちとかをしっかりj認識していたわけではなかったんですね~
もう小学生の頃から筋金入りで二木の事を大好きなのかと思いきや無意識に大好きだったと…

1

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

うぅ…よかった泣

凪良先生と円陣先生と言ったら読まない理由がないのですが、あらすじの時点で最愛の人が2年前に亡くなってるなんて!そう、悲しい話が苦手なんです。
正直ちょっと躊躇してました。
でも皆さんのレビューを信じて読みましたが…あぁ良かった。
予想外の展開で二転三転。
いい意味で騙されましたw
一気にさくさく話が進むのに、触れ合えないからお互いへの言葉がストレートに紡がれるのもよかったです。
最後の…

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狂おしき夜に生まれ 小説

和泉桂  円陣闇丸 

すべてはここから始まった。

清澗寺家の誕生にまつわるお話ですね。

幼い頃に里を滅ぼされ、その復讐を誓う貴将。
薬学・医学の知識を利用して、少しずつ復讐の階段を昇っていく。
そんな中で利用できると考えたのが、時の国主・暁成。
暁成は名ばかりの国主で政治的権力は祖父やその周りの者たちが持っていた。
というのも、暁成は斎女が産んだ子供で畏怖され忌み嫌われる存在だったからです。
敬われるべき存在のはずが、ただの傀儡。…

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