ymzさんのレビュー一覧

さよなら、ヘロン コミック

ymz 

優しいお話でした

二人の関係が少し変わっていて複雑で、けれど二人で世界が完結しているようなそんな依存した所がとても素敵でした。
物静かな雰囲気は切ないのにどこかじんわりと温かくて、とても優しいお話だったと思います。

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さよなら、ヘロン コミック

ymz 

雰囲気がとても好き

表紙に惹かれて購入しましたが、中身も表紙同様、とてもいい雰囲気で繊細で素敵なお話でした。
同じような境遇だけれど、性格が正反対のふたり、ミカと草次が出会って、愛でもなく恋でもなくなんだか惹かれ合って、一緒に暮らしているお話。激しい性描写もなく、あってもキスシーンやじゃれ合うくらいなのですが、そういうシーンがとても良くてドキドキします。『好き』と言葉に出して言わなくても、お互いを信頼し合っている感…

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さよなら、ヘロン コミック

ymz 

不思議な空間

表紙に惹かれて買いました。
デビュー作とは思えないくらい素敵な漫画でした。
雰囲気がとても静かで時間が淡々と流れていくような漫画です。
なんとも言葉に表すのは難しく、とりあえず読んでいただきたい!というのが本音です(笑)甘々や激しいものが好きな方には向かないと思います…。
何事にもとらわれず、自由な空間を共にする二人の話です。この二人は恋でも友情でも家族でもない、そういうものとは少し違う変…

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Canna Comics特選フェア描き下ろしペーパー グッズ

虎次さんとヘロン!

8月14日から始まっていた「Canna Comics特選フェア」で、
対象コミックを1冊買うとその場で貰える、
4名の作家さんによる描き下ろしペーパーです☆

たまたま行った書店でこのフェアのことを知って、
「さよなら、ヘロン」と「虎次さんのことが~」は両方とも神本!
番外編が載っているならぜひ読みたい~!!と思って、迷わずゲット。

フェアの説明のPOPでは(ネットで見れる公式の…

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さよなら、ヘロン コミック

ymz 

空間の共有

お前が(お前が)いたからここまで来れた
そんな雰囲気を覚えるふたりの関係性が、どこか曖昧なのに彼らにはこれでいいのだと感じさせられます。
海風のようなヒモ体質のキャラクタは個人的にあまり好きではないのですが、草次がそれでいいようなのでオッケーなのかなと捉えています。紫煙のようにふわふわと掴みどころのない海風だからこそ、その曖昧さが草次にとって心地よかったのでしょう。たとえばこれで、どちらかが何…

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さよなら、ヘロン コミック

ymz 

互いが快い距離。

表紙に一目惚れ!
2人の背中、限りなく手を繋げる距離、タイトルのちりばめ方。
いろいろな面で今までになかったものが見られるような…気がして。

すると案の定、こんな距離の取り方というか過ごし方がありました。
表面的には付かず離れずの感じを保っていながら、
心の中は信じられないほど深く繋がっているような…
勝手にしろ、と言ってはいるけど本人すら気づかないまま彼を必要としている
…とい…

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さよなら、ヘロン コミック

ymz 

うむうむ

帯に誘われて買いました。ハヤカワノジコ先生推薦!の文字。夜空のすみっことか。えんどうくんの観察日記とか。の人です。

まあ、あらすじは置いといて←

絵&作風は吉田ゆうこ先生に似てるなーと思いました。こういうことを書くのは失礼なんでしょうか。
どっちがネコかタチかーとか考えない、それ以前のラブ。私はどっちでもありだなむふむふ。と思いながら読みましたけど。

一緒にいて、ひたすらに楽…

6

さよなら、ヘロン コミック

ymz 

帯に惹かれて

デビューコミックスだそうです。
ハヤカワノジコさん推薦の帯と、表紙デザインが素敵だったので購入しました。

先によかったなあと感じた点から。
絵が背景もよく書き込まれていて好印象でした。
トーンや素材などはあまり使わない方なんですね。
空気感を感じさせるコマ割り、構図が好きでした。

内容に関してはほとんど惹かれる点がなかったです。
ポエムのようなモノローグがすごい多いのが1番気…

8

さよなら、ヘロン コミック

ymz 

美しい…

二次創作作品を拝見して大好きになった作家さんの初商業コミックということで、楽しみにしていました。

一コマ一コマとっても丁寧に書かれているなぁ…とうっとりしながら読ませていただきました。人物や背景の書き込みが細かいです。全体的に陰影の濃い画面。どストライクで好みの絵柄です。

ストーリーはがっつりBLという感じではないのですが、登場人物(特に草次)の心理的変化が上手に表現されていると思いま…

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さよなら、ヘロン コミック

ymz 

深く、緩やかに交わる心の有り様を

このストーリーがどこか淡々と感じるのは二人の心の有り様そのものが描かれているからではないでしょうか。

言葉や体で分かり合うことを通り越し、互いの心の一部にそっと寄り添う草次(そうじ)と海風(ミカ)。ぬるま湯のような現在から、今の彼らを形作った過去、そして変化の兆しを見せた未来を織り込み、草次と海風それぞれが求めた心の在処を丁寧に描いた一冊です。

子供時代、家族や家庭に求めていた愛情や幸…

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