ymzさんのレビュー一覧

ラブラド・レッセンス コミック

ymz 

日々にひそむ光

平坦でいて、人と人とのつながりのなかで大事なこと、幸せなこと、気付かなければいけないことをたくさん描いている漫画でした。BLだからと言って読まないのはもったいない気さえしてくる作品です。あまりよろしくないかもしれませんが、BLに興味ない人にも薦めたくなる作品です。
そもそもBLというより人を好きになるとはなんたるか、どう人を好きになっていこうか、というのを考えさせられる作品です。タイトルも本編に…

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ラブラド・レッセンス コミック

ymz 

少しづつよりそっていく恋

さよなら、ヘロンから読みとても良かったのでこちらも読ませていただきました
blの濃い恋愛と性愛描写は大好物です、が、私は稀有な関係性とか自分の意思に関係なく堕ちていく様をなによりblで見たいと思っています
ラブラド・レッセンスは一目で分かるエロも情熱もないけれど間違いなく素晴らしいbl作品だと思います
ついこの間ストレートの男友だちにblとはどういうものなのかを説明した時に、「エロがあればい…

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「ラブラド・レッセンス」出版社共通ペーパー グッズ

知らぬは本人ばかりなり

特約書店共通特典ペーパー。
本編では一度も名前を呼んでもらえなかった、同僚の佐藤?が、いつものように休憩時間を外の喫煙ベンチで過ごしている睦を見つけて声をかけてきます。
佐藤の方は、睦が藤代を待っているのを知っていて、睦と藤代が一緒にいるところをみてみたいと思っているのですが、睦、本人は、自分が休憩時間をギリギリまでつかって、約束も何もしていない藤代を待っているのだと気が付いていない。
そし…

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ラブラド・レッセンス コミック

ymz 

カバーそのまま!

カバーの美しさに惹かれて購入。
エロはおろか作品中でどちらが攻めかどうかすらも分からないけれどほのぼのとしててものすごく好きな作品。
世界観に一気に引き込まれました!

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さよなら、ヘロン コミック

ymz 

「ヘロン」にさよならした2人が向かう先は

表紙とタイトルが放つ吸引力にホイホイされて手に取った初ymz作品ですが、良かったです!
心の奥底の澱みをほんの少し薄めてくれるようなお話でした。
好き嫌いは別れそうですが、広義での愛について描かれたお話が好きな人にはヒットするんじゃないかなと思います。
読み終わった後しばらく、表紙をまじまじと眺めながら、タイトルの意味について考えていました。

「ヘロン」をググるとヘロンの公式が真っ先に…

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さよなら、ヘロン コミック

ymz 

透明感のあるお話でした

じわじわ来ますね。
エッチもなし、せいぜいキス止まりなので物足りない人もいるかもしれません。でも、私は好きです。
お互いに家族の代わりの存在として始まるんですよね。それがふとしたきっかけで家族の存在抜きに自分だけを見てほしいと願うようになります。“幸せ”って言葉を自分のためだけにつかってほしいと言う草次。なんて素敵なお願いなんでしょう。これが精一杯の盛り上がりどころです。
この二人に関しては…

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ラブラド・レッセンス コミック

ymz 

カバーイラストそのままの爽やかのどかな癒し系

今日の私は、長期連載コミックス化まとめ読みの日。
とは言っても、この作品は連載期間2年で6回だから素早くまとまった方かな。
でも、ページ数、分量的にはコミックス丸々一冊、読みごたえはしっかり。

元々男性が恋愛対象ではなかった、というか、恋愛そのもの、それ以前に対人関係を築く事すら不得手だった医師・日賀睦が、事故で緊急入院した写真家の藤代春次と出会って、何度か会っているうちに、少しずつ、少…

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ラブラド・レッセンス コミック

ymz 

目に見えない大事なもの

カメラマンの春次は、階段から転落する際カメラをかばったせいで頭を打ち、病院に搬送された。主治医となった睦は初対面からタメ口をきく、何を考えているのかわからない男で春次を苛立たせる。その一方で睦が気になって仕方がない春次は、何かとつきまとい、退院後に交流を始めるが…。


独特の雰囲気のある作品でした。
本編では受け攻めは判明せず、キスシーンすらないほのぼのな進展です。でもじっくりと育ってい…

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ラブラド・レッセンス コミック

ymz 

本質、本音は見えない所にある

沁みました、心に
大人になっても抱えてる自分の人には見せられない弱さ、脆さ
それを見せられる相手に巡り合えた睦
医者という職業柄人に頼られなければならないとプライベートでも分別出来なかったんです
優しさを与える事は出来ても、無条件に優しさを与えられる事に慣れずに距離をとってしまって...
そんな睦にゆっくりと時にぐっと近づいていく春
素直に言葉を紡ぐ春を羨ましく思う睦

徐々に近づ…

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ラブラド・レッセンス コミック

ymz 

かけがえのないきみ

ymzさんの新作、楽しみにしていました。
前作『さよなら、ヘロン』と比べ、シリアス度は低め
沸点と甘さもかなり控えめなのですが
ymzさんの作風というか、感性ってすごく魅力的なんですよね。

医者の睦(むつみ)と写真家の春次という
普通なら接点のない職種で性格も真逆のふたりが知り合うことで
ゆっくりと動き出していく物語です。

出会いは医者と患者として、
そこからはじまるちょっ…

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