山田パンさんのレビュー一覧

至高なる淫乱の愛育法 小説

牧山とも  山田パン 

淫乱が乱舞する

作者コメントの「馬鹿馬鹿しいことを大まじめに書く」が見事に体現された作品です。
「淫乱」が全てにおいて評価され、最高の褒め言葉となる社会…という何とも・・シュール?珍妙?な社会に主人公の恒紀(受:容姿端麗)は馴染めず、性科学大教授の父親の教え子で性科学カウンセラーの石村(攻:フェロモン王)のカウンセリングを受けに・・・

ここまでが前提です。
自慰の回数を朝食時に母親に聞かれ、回数を答えれ…

2

至高なる淫乱の愛育法 小説

牧山とも  山田パン 

大真面目に極める淫乱道

あらすじ:
少子化を食い止めるため、国家規模で性愛を奨励するパラレル日本。
淫乱=美徳とされる世界にあって、性的なことに全く興味を持てない恒紀(受け)。
彼を心配した両親のすすめで、性科学の権威・石村(攻め)のカウンセリングを受けることに……

「馬鹿馬鹿しいことを、大まじめに書くということが目標でした」
との作者コメントの通り、大真面目に性を探求する登場人物たちが最高にシュール。

12

不純恋愛症候群 コミック

山田パン 

う~ん…

題名と綺麗な表紙に興味を持って、手に取りました。2つのカップルのラブストーリーが収録されています。

読んだ感想は、ありがちな話で心に残らない…という感じでした。特に表題作は、よくある始まりによくある葛藤によくある別れ話…と、あるあるづくしでした。
もう一つの短編の方がまだ面白かったけど、萌えやキュンは感じることもなくて。
インパクトはないけどスッキリアッサリ読める感じで、BL初心者さんが…

0

不純恋愛症候群 コミック

山田パン 

BLってどんな本ですか?

・・・という質問をされたらこの1冊を差し出せば過不足なく理解していただけそうです。
その位、必要なものは一通りあるにもかかわらずそれ以上のプラスアルファがまったくない本です。

・酔っぱらって寝たら隣にいた
・攻め受けに関する逡巡
・綺麗の基準が「まつげが長い」
・体が反応しているから好き
・かわいい子は成長して野太い男子
・女子に告白されて相手が好きだと気付く

・・・などな…

7

不純恋愛症候群 コミック

山田パン 

電子配信2編+描き下ろし2編の初コミックス

 きれい+可愛い表紙に惹かれましたが、中身は線が太くなったり細くなったりで、雑な感じが気になりました。
 電子配信されていたという2編+描き下ろし2編の短編集。エピソードが少なめで、登場人物達の感情を説明するモノローグや台詞で話が進んでいくので、あまり興味を持って読めませんでした。妄想が膨らむような伏線や間があれば良かったなぁと思います。
 地雷はありませんでしたが萌え所もなかったので、趣味じ…

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