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榎田尤利 丹地陽子
てむ0927
ネタバレ
初出は2002年の作品なんですね。 クロスノベルズ→花丸→角川と3度目の出版で 今年は2020年。 本当に20年たって最後の書き下ろしでみっちゃんもクラスメイト達も17歳から37歳になっています。凄い。 攻めである浩一くん、めっちゃいい子です。 素朴で一途で溺愛で読んでいて苦しい。 残りページが少なくなるにつれて、あーここで 何かマジック的な事が起きて 浩一くんに起きた事が覆ら…
榎田尤利 小山田あみ
H3PO4
榎田尤利さんの作品ですが、珍しく私にはミートしませんでしたね。 タイムスリップもの、だけどちと違う(事故ってる時の夢?)感じで、作品としては面白かったのですが、どうも攻めの心情に寄り添えず。 いじめの津田さんもスパイスやエッセンスに思えず、二人の心情が上滑りしてしまってる感がありました。 ご両親が病室に来て、和解しちゃうところもなんだか???リターンの記録はどうなった??? 元々、17…
榎田尤利 茶屋町勝呂
あさだ2枚
夏の終わりにふさわしい読書です。 10年ぶりぐらいに読んだかと。あの頃はこの登場人物に目線が近かったはずが、もはやあの人物の年齢を……うん、時が経つのは早い。 久留米みたいなタイプの攻めに弱い。「夏の塩」ではまだまだ大人しかった彼が、ひとたびそうなるともうずっぶずぶで。塩で久留米の「高校生ン時に好きだった女の子にねだられたんだよっ。」ていうセリフがあるんですけど、「好きだった」って言うとこ…
「夏の塩」「夏の子供」セットで読みましょう。何故だかもっとBL未満な作品だと記憶違いをしていました。塩は確かにまだまだ序章ですが、子供ではしっかり甘いBLになります。塩の前半は話の雰囲気を掴み損ねて波に乗れませんでしたが、塩後半から止まらなくなりました。面白かった。 塩では魚住くんがまだまだ人ならざるものの雰囲気で。妖精か、あるいは妖怪か。 当時のBLはこういう話が少なかったのだと思います…
fandesu
2015年版を読んだ時はそれほど「泣ける」とは思わなかったのですが、あれから7年。歳月が涙腺を緩くしただけじゃなくて、当時の私が気づかなかった部分で心を揺さぶられたんだと思います。 榎田さんのお話の多くに『死』が出て来ます。それもかなり印象的な形で。 たぶん、私の『死のバリエーション』が豊富になったんだと思うのですよ。自分自身もどんどん近くなるし、それに接する機会も増えますしね。いきなりや…
榎田尤利 文善やよひ
aaaiiiai
榎田尤利先生の作品が好きです。 でもファンタジー苦手なので、 発売日に買ったのに随分寝かせてしまいました。 現代モノにファンタジー混ざってるものなら まだいけるのですが、ガッツリな場合、世界観を掴むまでに時間が掛かってしまうのです。 漢字、カタカナの名前とそれぞれの属性があって馴染むまでに時間が掛かったし、これはBLなのか?と思いながら読み進めてたら、出会いました。 この子と恋に落…
榎田尤利 黒井つむじ
榎田尤利さんの作品は、萌える萌えない、の差こそあれ、良い作品が多いです。 今回の作品も萌えるか?キュンキュンするか?というと、個人的な萌えポイントとしては、ズレてるのですが、彼らの時の流れというか、映画的なというか、読まされました。良い意味で。 ホントに映画化されてもおかしくない。 青春ですよね、そして青春を超えたところにある青年期にもまた試練があって…その試練を誰と越えるのか?孤独…
榎田尤利 町屋はとこ
碧雲
「マガビー」とは、マガジンビーボーイの略? 榎田先生の作品は、面白い。 面白いので、うっかりシリーズものの1巻を読んでしまうと、全巻をよまないと気になって仕方なくなってしまう。 この「愛とは言えない」もシリーズで、よく似た別のシリーズ、「恋とは言えない」まで揃ってる。 二人は仕事が出来るし、性格も異性には良いので、凄くモテる。 だからお互いに恋人が居ると勘違いをして、すれ違う。 …
ちろこ
2015年刊行の単行本を文庫化した一冊です。 榎田先生の作品に触れるのはこの作品が初めての私。ぶっちゃけヤクザ・暴力団ものは苦手部類です。痛いのとか…ドンパチとか…シノギだカタギだの専門用語とかあるじゃないですか。ヤクザの独特の世界観が異世界過ぎて苦手意識あったんですが、榎田先生の作品には前から興味があったので、苦手分野だったけど挑戦してみました(^ ^) 新しい扉が開きました。 …
ピピン
「近々、白泉社版を入手しよう」と考えていたので、角川文庫版の発売はすごくありがたかったです。 一般文庫は、BLレーベルより価格が安く、レジにて驚きました。でも、一般文庫版は挿絵が1枚もありません。そこが残念です。 <以下ネタバレを含みます> 主人公は、山田浩一と青海満(みっちゃん)。みっちゃんが語り手の一人称で、物語は進みます。 物語の最初の方で、「これは涙のエンド…