榎田尤利さんのレビュー一覧

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

タイトルと表紙で全然内容予想つかなかった

榎田尤利先生の作品が好きです。
でもファンタジー苦手なので、
発売日に買ったのに随分寝かせてしまいました。

現代モノにファンタジー混ざってるものなら
まだいけるのですが、ガッツリな場合、世界観を掴むまでに時間が掛かってしまうのです。
漢字、カタカナの名前とそれぞれの属性があって馴染むまでに時間が掛かったし、これはBLなのか?と思いながら読み進めてたら、出会いました。
この子と恋に落…

4

少年はスワンを目指す 小説

榎田尤利  黒井つむじ 

さすがの作品

榎田尤利さんの作品は、萌える萌えない、の差こそあれ、良い作品が多いです。

今回の作品も萌えるか?キュンキュンするか?というと、個人的な萌えポイントとしては、ズレてるのですが、彼らの時の流れというか、映画的なというか、読まされました。良い意味で。
ホントに映画化されてもおかしくない。

青春ですよね、そして青春を超えたところにある青年期にもまた試練があって…その試練を誰と越えるのか?孤独…

0

愛とは言えない(1) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

「好き」と言わせるまでの物語

「マガビー」とは、マガジンビーボーイの略?

榎田先生の作品は、面白い。
面白いので、うっかりシリーズものの1巻を読んでしまうと、全巻をよまないと気になって仕方なくなってしまう。
この「愛とは言えない」もシリーズで、よく似た別のシリーズ、「恋とは言えない」まで揃ってる。

二人は仕事が出来るし、性格も異性には良いので、凄くモテる。
だからお互いに恋人が居ると勘違いをして、すれ違う。

2

threesome 小説

榎田尤利  丹地陽子 

苦手部類なのに引き込まれる不思議

2015年刊行の単行本を文庫化した一冊です。

榎田先生の作品に触れるのはこの作品が初めての私。ぶっちゃけヤクザ・暴力団ものは苦手部類です。痛いのとか…ドンパチとか…シノギだカタギだの専門用語とかあるじゃないですか。ヤクザの独特の世界観が異世界過ぎて苦手意識あったんですが、榎田先生の作品には前から興味があったので、苦手分野だったけど挑戦してみました(^ ^)


新しい扉が開きました。

9

永遠の昨日 小説

榎田尤利  丹地陽子 

周到な違和感の果てに


「近々、白泉社版を入手しよう」と考えていたので、角川文庫版の発売はすごくありがたかったです。
一般文庫は、BLレーベルより価格が安く、レジにて驚きました。でも、一般文庫版は挿絵が1枚もありません。そこが残念です。




<以下ネタバレを含みます>

主人公は、山田浩一と青海満(みっちゃん)。みっちゃんが語り手の一人称で、物語は進みます。
物語の最初の方で、「これは涙のエンド…

6

是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

「是」愛、炸裂。

当時「是」の9巻の発売直前タイミングで発表された豪華ファンブックです。

冒頭はカラーページ。
全員集合〜的な表紙から、雷蔵x紺、近衛x琴葉、若玄間x氷見、守夜x隆成、彰伊x阿沙利、双子x初陽。
双子とおっさん玄間、ガイコツと和記。
再び、雷蔵x紺、近衛x琴葉、守夜x隆成、若玄間x氷見、メガネなし彰伊x阿沙利。
全て着衣で肌色は無しですが、合計14点でしょうか、豪華なカラーイラストです…

1

海とヘビースモーカー コミック

榎田尤利  峰島なわこ 

海に因む泣ける三話

「海」に因んだ三話。短編集。お盆なので、再読。


①海とヘビースモーカー
こういう展開は、読後に悲しくなるので苦手・・タラレバが尽きない。
この中で一番短い短編だけど、胸にグサッと刺さる。
病人にもっと優しくしようと反省。

肺がんを告知される畠。事業に失敗して、友人も恋人も去っていた。
駅のホームでふと癌で死んだ人を思い出す。

実家に帰る和久井の事情を理解せず怒って、そ…

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賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

思っていたのとは違った

電子書籍版を購入
「神」とめちゃくちゃ迷って「萌萌」評価です。

最近、老いの為か長編や壮大なファンタジーかしんどくなってしまいました。
BL愛は今もあるのですが、徹夜で読書にふけることもなく。。。

そんな現状なので、本作も購入したものの重い腰をあげることも出来ず、お盆休みに入り、やっと手に取りました。
榎田先生の新作なので、とても楽しみにしていたのですが。

で、本作、思っ…

9

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

がっつりファンタジー

とりあえず榎田尤利先生BL新作ありがとうございます!!
それがとりあえずすごいうれしかったです。
非BLも含めほとんどの作品読んでいるはずですが、ここまで世界観からがっつりファンタジーは初めてなのでは…?

普段よりキャラクター要素が控えめな感じで、どちらかというと世界観要素強めな印象でした。BL的な要素には十二分に萌えましたが、メインストーリー的な部分がまだ全然終わってない、むしろこれか…

5

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

尊すぎて泣く。

少しずつページをめくって、大事に大事に読み進んでいたのですが、とうとう終わってしまった…。
最高です。それ以外の言葉がない。

ある時、主人公2人は衝撃的に出会います。そこからお話は民族間に横たわる問題や都市計画不備、国を治める難しさ、そこに関わる人々の葛藤。いろんなことをからめとりながら進んでいきます。
といっても、難解に描写されてはおらず物語は深いですが、そこは榎田先生。私たち読者が混…

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