榎田尤利さんのレビュー一覧

愛とは言えない(4) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

明日世界が終わるなら…

クリスマス★に始まり、クリスマス☆に終わるコラボ作品。
「恋とは呼べない」に引き続き、大人組の方も最終巻です。

漫画の完結編を先に読んでしまったので、結末は知ってはいましたが
もともと感情移入先がサガンでしたので(笑)、ドキドキキュンとしながら読みました。

読み手には、それぞれのカップルがお互いに好きなのがよく分かるのに、
ボタンを掛け違いこんがらがって、簡単にはくっつかない。

5

恋とは呼べない (3) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

とりあえずティッシュ用意しよう!

泣くとかいうレベルじゃないです。
えづきました。
涙と鼻水どっちがどっちか訳分かんなくなるくらいえづきました。
ティッシュ足りませんでした。

1巻未読・小説全巻未読という中途半端な状態で読んでしまったことを深く深く後悔します。
でも2巻と3巻だけでも読んだことで世界は変わりました。
しかしこれから読む人は1巻から読みましょうね。

各々恋愛にトラウマを抱えている4人がすれ違って…

3

恋とは呼べない (3) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

若者組の結末は…

すれ違いカップル二組が同時進行で進むコラボ作、
雪のクリスマスに出逢った若者組の方の、最終巻です。

ボタンのかけ違いで、思い合っているのに離れてしまった二人。
ハッピーエンドの終着点は予想きるものだし、話としてはそれほど目新しさはないのですが
読んでいて心が温かくなるような最終巻でした。

個人的にツボだったのは、すれ違いの中違う組み合わせでそれぞれが寝てしまうところと、
両思い…

4

吸血鬼には向いてる職業 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

世を忍ばない吸血鬼

『吸血鬼には向いてる職業』ってタイトル、うまいですよね。榎田さんらしいです。
吸血鬼といえば、夜に強い。夜に強いといえば、漫画家だ!という(笑)

売れっ子漫画家、黒田瑞祥の正体は吸血鬼。
黒ネコのケイトをアシスタントに、けっこう堂々と現代日本で生活しています。

遅筆で性格に難あり、しかもセクハラもするという噂の問題児な黒田から原稿をもぎ取るべく、漫画を愛する情熱を持ったオタク編集者…

1

恋とは呼べない (1) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

やきのりちゃんが結ぶ縁

心に傷を負った二人の男を出会わせたのは、キュートな子猫のやきのりちゃん。
淳平が雪の中でやきのりちゃんを抱いていなければ、
やきのりちゃんが、うるうる目で英を見つめなければ、
英は110番するだけで、淳平を拾わなかったんじゃないでしょうか。

なんとなくそのまま英の家に居候する事になった淳平。
武居の出現で英がゲイであることが発覚しますが、
淳平はゲイに対して偏見はなかった様子。

5

明日が世界の終わりでも 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

大切な約束

この表題作の終わりに
「玲、たとえ明日が世界の終わりでも、僕はきみを待ち続けている」
という文でおわっております。
このあとに書き下ろしで【約束】【集い】という主人公を表題の友人に変えた作品が載っているのですが、ここでこの冒頭の文が回収されていました。
「もし相手の命が明日までだとしても、世界は続く。その続いている世界に相手がいないだけ。
もし、相手が死んでしまったら彼がいない世界で自分…

2

愛とは言えない(3) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

クリスマスの頃に

こちらのシリーズをクリスマス間近の最近に
一気読みしました。
丁度、良い時期に読めたなと思います。
このシリーズはクリスマスに
2カップルの出会い(再会)がありますが
特に、この巻に収録されている
「クリスマスキャロルの頃に~」が好きです。
初めての恋愛に、色々と気をまわしたり悩んだり
時には冷静に考えて落ち込むサガンが愛おしい。
そして、この時の橘高が良い!
背中に爪痕・・・…

1

恋とは呼べない (3) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

ホッとしました

夜中に一気読みするくらい、良かったです。
本当、ボタンのかけ違えって最後にならないとわからないものですよね。
勘違いとか、思い込みとかって恋愛物には欠かせないし
それがあるから物語は面白くなるのですが、正直このすれ違いは
小説版を読んでいる時、とても辛かったです。
小説版とコミックを交互に読み進めていたので、この展開は分かっていましたが
コミックで、その後の2カップルが読めてホッとしま…

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恋とは呼べない (1) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

俺得!

榎田先生と町屋先生のコラボとかどんだけ俺得かと。
こんな神コラボもう無いっていうくらい神コラボでした。
色々なコラボがありますが、私の中では神の領域のコラボです。
もう自分の感性で赴くままに好きって言っちゃうYO!
まずメガネですよ。
受メガネは自分の中の萌えツボにひっかかっております。
その次にやっぱりワンコ系?な攻。
って言いながらやっぱり一番ツボなのはやきのりちゃんなんじゃない…

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愛とは言えない(4) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

ゴォォォール

サガンの頑なさはあるしゅの罪とバツの構造ですよね。
これって実は日本人には馴染み薄い意識なんじゃないかって思うことが時々あります。
人を殺してしまった、という罪の意識は相当苦しいと思うけれども、
一方で不思議に思うことがあるのです。
自分が殺したと思っていたから恋愛を自戒してるわけですが、
自分のせいじゃなかったと分かったら恋愛してもいい?
相手は死んでしまっているから?
死んだ相手…

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