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榎田尤利 町屋はとこ
青海
ネタバレ
前巻は主にサガンが過去と向き合う事件が起きましたが、 今回は橘高に試練が訪れます。 元妻の双葉の裏切りを知ってもなお、頑なに恋愛を拒み続けるサガンに、 橘高は「恋人と認めてくれるまで、キス以上はしない」と本気をアピールします。 それが気に障って拗ねてしまったサガン。 なんかサガン、すごくカワイイです(笑) もうとっくに橘高に堕ちちゃってるんじゃない?と思うんですが・・・ そして口…
榎田尤利 奈良千春
アロマ
BLには珍しく、小説内に出てくる料理を再現するというこの企画。 榎田先生の数々の名作に登場する料理を、まんまるさんという料理研究家にして 榎田先生の大ファンという方が素敵に再現しています。 それにしても、文字であった料理を現実に再現するって、結構大変な作業だったのでは ないでしょうか。 そのことはまんまるさんがあとがきで触れていますが、どのお料理も美味しそうで、 一見の価値は大いにあ…
KONOKA
順番が逆になってしまいましたが、2巻3巻を読んでからの1巻でした。 町屋さんはコマ運びというか、表現の仕方が繊細でとても上手ですよね。 台詞がないシーンでここまでグッとくるのはあまりないです。 イラスト自体が繊細で、少し物寂しい雰囲気も漂ってきます。 ラストを先に読んでしまうと、メインカプより大人組の方が気になってきます。 橘高さん男前ですね! コートを地べたに置いて英を座らそ…
クリスマスイブの夜の二人の再会。 レストランで二人分のディナーを前にして、一人黙々と食べ続けるサガン。 そしてそのレストランは、橘高が経営している店でした。 訳ありげなサガンと一夜を共にする橘高ですが、 夜が明けると、連絡先も残さずにサガンは消えてます。 この再会シーンがすごく良いです! 「Merry Christmas」のメッセージだけを残して去るサガン。 必ずサガンを見つけ出…
snowblack
クリスマス★に始まり、クリスマス☆に終わるコラボ作品。 「恋とは呼べない」に引き続き、大人組の方も最終巻です。 漫画の完結編を先に読んでしまったので、結末は知ってはいましたが もともと感情移入先がサガンでしたので(笑)、ドキドキキュンとしながら読みました。 読み手には、それぞれのカップルがお互いに好きなのがよく分かるのに、 ボタンを掛け違いこんがらがって、簡単にはくっつかない。 …
泣くとかいうレベルじゃないです。 えづきました。 涙と鼻水どっちがどっちか訳分かんなくなるくらいえづきました。 ティッシュ足りませんでした。 1巻未読・小説全巻未読という中途半端な状態で読んでしまったことを深く深く後悔します。 でも2巻と3巻だけでも読んだことで世界は変わりました。 しかしこれから読む人は1巻から読みましょうね。 各々恋愛にトラウマを抱えている4人がすれ違って…
すれ違いカップル二組が同時進行で進むコラボ作、 雪のクリスマスに出逢った若者組の方の、最終巻です。 ボタンのかけ違いで、思い合っているのに離れてしまった二人。 ハッピーエンドの終着点は予想きるものだし、話としてはそれほど目新しさはないのですが 読んでいて心が温かくなるような最終巻でした。 個人的にツボだったのは、すれ違いの中違う組み合わせでそれぞれが寝てしまうところと、 両思い…
榎田尤利 佐々木久美子
アリスクレヨン
『吸血鬼には向いてる職業』ってタイトル、うまいですよね。榎田さんらしいです。 吸血鬼といえば、夜に強い。夜に強いといえば、漫画家だ!という(笑) 売れっ子漫画家、黒田瑞祥の正体は吸血鬼。 黒ネコのケイトをアシスタントに、けっこう堂々と現代日本で生活しています。 遅筆で性格に難あり、しかもセクハラもするという噂の問題児な黒田から原稿をもぎ取るべく、漫画を愛する情熱を持ったオタク編集者…
心に傷を負った二人の男を出会わせたのは、キュートな子猫のやきのりちゃん。 淳平が雪の中でやきのりちゃんを抱いていなければ、 やきのりちゃんが、うるうる目で英を見つめなければ、 英は110番するだけで、淳平を拾わなかったんじゃないでしょうか。 なんとなくそのまま英の家に居候する事になった淳平。 武居の出現で英がゲイであることが発覚しますが、 淳平はゲイに対して偏見はなかった様子。 …
榎田尤利 茶屋町勝呂
茶鬼
この表題作の終わりに 「玲、たとえ明日が世界の終わりでも、僕はきみを待ち続けている」 という文でおわっております。 このあとに書き下ろしで【約束】【集い】という主人公を表題の友人に変えた作品が載っているのですが、ここでこの冒頭の文が回収されていました。 「もし相手の命が明日までだとしても、世界は続く。その続いている世界に相手がいないだけ。 もし、相手が死んでしまったら彼がいない世界で自分…