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榎田尤利 佐々木久美子
アリスクレヨン
『吸血鬼には向いてる職業』ってタイトル、うまいですよね。榎田さんらしいです。 吸血鬼といえば、夜に強い。夜に強いといえば、漫画家だ!という(笑) 売れっ子漫画家、黒田瑞祥の正体は吸血鬼。 黒ネコのケイトをアシスタントに、けっこう堂々と現代日本で生活しています。 遅筆で性格に難あり、しかもセクハラもするという噂の問題児な黒田から原稿をもぎ取るべく、漫画を愛する情熱を持ったオタク編集者…
榎田尤利 町屋はとこ
青海
ネタバレ
心に傷を負った二人の男を出会わせたのは、キュートな子猫のやきのりちゃん。 淳平が雪の中でやきのりちゃんを抱いていなければ、 やきのりちゃんが、うるうる目で英を見つめなければ、 英は110番するだけで、淳平を拾わなかったんじゃないでしょうか。 なんとなくそのまま英の家に居候する事になった淳平。 武居の出現で英がゲイであることが発覚しますが、 淳平はゲイに対して偏見はなかった様子。 …
榎田尤利 茶屋町勝呂
茶鬼
この表題作の終わりに 「玲、たとえ明日が世界の終わりでも、僕はきみを待ち続けている」 という文でおわっております。 このあとに書き下ろしで【約束】【集い】という主人公を表題の友人に変えた作品が載っているのですが、ここでこの冒頭の文が回収されていました。 「もし相手の命が明日までだとしても、世界は続く。その続いている世界に相手がいないだけ。 もし、相手が死んでしまったら彼がいない世界で自分…
きみこ
こちらのシリーズをクリスマス間近の最近に 一気読みしました。 丁度、良い時期に読めたなと思います。 このシリーズはクリスマスに 2カップルの出会い(再会)がありますが 特に、この巻に収録されている 「クリスマスキャロルの頃に~」が好きです。 初めての恋愛に、色々と気をまわしたり悩んだり 時には冷静に考えて落ち込むサガンが愛おしい。 そして、この時の橘高が良い! 背中に爪痕・・・…
夜中に一気読みするくらい、良かったです。 本当、ボタンのかけ違えって最後にならないとわからないものですよね。 勘違いとか、思い込みとかって恋愛物には欠かせないし それがあるから物語は面白くなるのですが、正直このすれ違いは 小説版を読んでいる時、とても辛かったです。 小説版とコミックを交互に読み進めていたので、この展開は分かっていましたが コミックで、その後の2カップルが読めてホッとしま…
ありC
榎田先生と町屋先生のコラボとかどんだけ俺得かと。 こんな神コラボもう無いっていうくらい神コラボでした。 色々なコラボがありますが、私の中では神の領域のコラボです。 もう自分の感性で赴くままに好きって言っちゃうYO! まずメガネですよ。 受メガネは自分の中の萌えツボにひっかかっております。 その次にやっぱりワンコ系?な攻。 って言いながらやっぱり一番ツボなのはやきのりちゃんなんじゃない…
サガンの頑なさはあるしゅの罪とバツの構造ですよね。 これって実は日本人には馴染み薄い意識なんじゃないかって思うことが時々あります。 人を殺してしまった、という罪の意識は相当苦しいと思うけれども、 一方で不思議に思うことがあるのです。 自分が殺したと思っていたから恋愛を自戒してるわけですが、 自分のせいじゃなかったと分かったら恋愛してもいい? 相手は死んでしまっているから? 死んだ相手…
東雲月虹
シリーズ完結という事で、 ようやく一気読みしました。町屋さんのコミックスも含めて。 完結していないと、「早く次をー!!」ってなっちゃうし、 熱が冷めないうちにって感じもあるもので…。 そして、シリーズものだと読み始めるまでに 結構躊躇いを感じてしまうのですよ。 でも流石の榎田さんです!! 突飛な設定が無くても、 各キャラの個性がしっかりしているし、 よどみがない文であっという…
榎田尤利 湖水きよ
江名
Loveナシがよかった、という訳ではもちろんないですよ、 LoveナシだとBLにならないですしね。 でも、 なくても十分面白くて一気に読んじゃうだろうなぁ♪ そんな話の展開やテンポだと思いました。 「…エレベーターには、あなたを抜かして何人が同乗していましたか?」 「それぞれの特徴を覚えていますか」 「言ってみてください」 「根拠は?」 そんな始まりに、 なに?なに?な…
snowblack
完結編を読む前に、復習とばかりに読み返しました。 最初の巻。 実は原作者の榎田先生のお作は結構読んでいるものの、町屋先生の作品は初読みです。 こちらでは脇役の大人組カップル(橘高と目・サガン)が主人公の 小説「愛とは言えない」とコラボになっていて(個人的な好みは大人組の方♪)、 違う視点から読むとまた話に厚みが出るという、素敵な仕掛けの本です。 雪の降るクリスマスの夜に、アパー…