total review:270335today:42
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
77/142(合計:1418件)
榎田尤利 円陣闇丸
御影
ネタバレ
豪徳寺薫子というペンネームで活動する、少女漫画家の二木は、幼なじみでもある東海林とアパートの隣同士に住んでいる関係です。 家事、炊事、洗濯などの日常生活が上手にできない二木のために、東海林は時には母親のように、時には漫画アシスタントとして二木を支えていきます。 ある日、鼎というアシスタントが二木の元を訪れ、この二人の間に入り込みます。鼎は漫画アシスタントという立場で、これまで東海林…
榎田尤利 町屋はとこ
1、2巻と続いて、本作の3巻目が完結巻です。 あまりいい男に巡り会えず、だまされてしまう英、過去の恋愛の痛みを抱えながら生きている淳平、妻への責任を感じている目、そして目にアプローチするも、振り返ってはもらえない橘高。英と橘高が抱き合っているのを見た淳平は、二人のために自分が辞す覚悟で英との同居生活を解消します。さらにお互いのずれは埋まることはなく、愚か、弱い、流されると分かった上で、英も淳…
1巻目では、英の恋愛模様を中心に描いておりましたが、2巻目の主役をあげるとしたならば淳平だと思います。 英との同居生活から数ヶ月が経ち、それぞれの生活が表面的には落ち着いたように思われましたが、この巻では淳平を縛っていたトラウマとも呼ぶべき過去が明らかになります。 橘高、目、英と一緒に行った橘高の別荘で、淳平が好きだった彼女の彼氏に遭遇してしまいます。その彼女はもうこの世の人ではあり…
青海
長いコラボ作品も、とうとう最終巻です。 河島に引きずられ酒浸りになっていたサガンを、立ち直らせた橘高。 サガンを想う事に疲れ果て、英に癒しを求め告白しますが、英は淳平が好きで・・・ 橘高は、英の部屋の前で、英を抱きしめて二人の幸せを祈ります。 一方、その場面を偶然目撃して、橘高と英が付き合っていると誤解した淳平は、 英に、サガンが好きになったと嘘をつき、淳平の家を出てサガン宅に転…
榎田尤利 ヨネダコウ
雀影
あれ? この本、なんで未評価・初レビュー? 旧版「聖夜」に初期作品「名前のない色」と、「聖夜」の後日譚の書き下ろし「GRAY」を加えて、2段組380ページに及ぶ読みでのある一冊。 「名前のない色」 絵描きと編集者のすれ違い愛。 こちらのすれ違いは、夏から秋へ。 一夏の激情。 本の約半分はこのお話で、これはこれでよかった。 そして表題作「聖夜」。 17歳、27歳、37歳…
もこ
読み終わってからだいぶ経ってしまいました。 心落ち着いてしまったよママン゚(゚´Д`゚)゚ とはいえ、最後までキューンと泣けるお話でした。 良かった!良かった! 何事も物語っちゅーのはハッピーエンドと決まっておるわけですが 解っていても胸にグッとくるストーリーってやっぱりあるんですよね。 恋とは~で、前半部分は 同じストーリーを沿ってるなぁという印象でありまして あ~・・・先に…
クリスマスの日、彼氏の武居から振られた英は、淳平と後に「やきのり」と名付けられる猫を保護します。しかも、英を振った武居は、再び英の前に現れたり、英が橘高と一緒に行ったレストランで武居と婚約者が一緒にいるところを英が目撃されてしまうという残酷な仕打ち付きで…。英の不幸体質を心配する淳平ですが、淳平、目にも、決して忘れることのできない痛みを抱えていて、お話全体がちょっと切ないです。武居と分かれて落ち…
橘高と英がつきあっていると勘違いした淳平は、 サガンを好きになったと嘘をついて英の家を出て行ってしまいます。 つらく、さみしい気持を英は橘高に打ち明けますが、 その話を聞いた橘高もまた、大きなショックを受けます。 お互いの傷を舐め合うように、肌を重ねてしまう二人。 一方、淳平とサガンもまた、過去に心に傷を受けた似た者同士、 つらさをこらえ切れずに抱き合ってしまいます。 皆が、…
三巻は、四人で橘高の軽井沢の別荘へ来た所から、スタートです! 最初、素直に橘高にお礼を言うサガンに、いい雰囲気だった二人ですが・・・ 橘高と英の親しげな様子に、嫉妬したサガンは、 ささいな事で橘高と口喧嘩をしてしまいます。 これがまた、読んでいてオイオイ・・・と思う様な子供みたいなケンカですが(笑) そして翌日、今度は橘高がサガンと淳平の仲を勘違いし、 頭を冷やそうと着の身着のまま…
1巻では、淳平に見守られて英が辛い恋愛を終わらせる事が出来ました。 しかしその淳平も、何やら過去に傷を負っている様子。 その淳平を、今回は英が暖かく包み込みます。 英の優しさにふれ、心の硬い所が少しずつ溶けてくる事を自覚する淳平。 そして、思わぬ方向に気持が育っていく自分に戸惑います。 英を抱きしめる自分を想像して、一人赤くなっている淳平が凄くカワイイです(笑) そしてとうとう…