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榎田尤利 依田沙江美
もこ
ネタバレ
なんだろうな。 流されるままに読んだという感想なのですが それが心地よく読める作品でした(ノ∀`) コッテコテの関西弁もキライじゃないです。 音大生の受。小さい頃からピアノ一色の人生だった 目の前に現れた攻は、生まれながらの天賦の才を持っている。 それが憎い羨ましいと思いつつも・・・から変化する気持ち~というところですね。 不自然でなく、ながれるままに関係は蓄積し 最終的にとい…
榎田尤利 ヨネダコウ
茶鬼
この本の中には[名前のない色]と[聖夜]の2本が収録されているのだが、全部読み終わってみて、ある共通点を見てしまった。 それぞれに、片方が恋人としていた人が妻帯の既婚者であったこと。 それにより、[名前のない色]でのミサ先生は苦しんでトラウマとなる既婚者のずるい姿。 [聖夜]では相手に真摯に向き合う既婚者の姿があり、それにより、20年愛となる部分もあるのだが、それはとてもよい人間関係を築いた…
榎田尤利 湖水きよ
アリスクレヨン
攻め(鷹目)が、眼鏡でムッツリ。ムッツリ、大好きなので嬉しいですw 最後のあたりまでラブ要素は薄かったのですが、楽しく読めました。 その鷹目(頭脳明晰で観察力に優れている。不遜で潔癖。)が、CASに採用面接に来るところで物語が始まります。 CASは一流ホテルのスイートが事務所で、「相性診断サービス」を業務とする一風変わった会社。やってることは探偵に近いかな? 面接も独特で、受け答えも楽…
榎田尤利 円陣闇丸
御影
豪徳寺薫子というペンネームで活動する、少女漫画家の二木は、幼なじみでもある東海林とアパートの隣同士に住んでいる関係です。 家事、炊事、洗濯などの日常生活が上手にできない二木のために、東海林は時には母親のように、時には漫画アシスタントとして二木を支えていきます。 ある日、鼎というアシスタントが二木の元を訪れ、この二人の間に入り込みます。鼎は漫画アシスタントという立場で、これまで東海林…
榎田尤利 町屋はとこ
1、2巻と続いて、本作の3巻目が完結巻です。 あまりいい男に巡り会えず、だまされてしまう英、過去の恋愛の痛みを抱えながら生きている淳平、妻への責任を感じている目、そして目にアプローチするも、振り返ってはもらえない橘高。英と橘高が抱き合っているのを見た淳平は、二人のために自分が辞す覚悟で英との同居生活を解消します。さらにお互いのずれは埋まることはなく、愚か、弱い、流されると分かった上で、英も淳…
1巻目では、英の恋愛模様を中心に描いておりましたが、2巻目の主役をあげるとしたならば淳平だと思います。 英との同居生活から数ヶ月が経ち、それぞれの生活が表面的には落ち着いたように思われましたが、この巻では淳平を縛っていたトラウマとも呼ぶべき過去が明らかになります。 橘高、目、英と一緒に行った橘高の別荘で、淳平が好きだった彼女の彼氏に遭遇してしまいます。その彼女はもうこの世の人ではあり…
青海
長いコラボ作品も、とうとう最終巻です。 河島に引きずられ酒浸りになっていたサガンを、立ち直らせた橘高。 サガンを想う事に疲れ果て、英に癒しを求め告白しますが、英は淳平が好きで・・・ 橘高は、英の部屋の前で、英を抱きしめて二人の幸せを祈ります。 一方、その場面を偶然目撃して、橘高と英が付き合っていると誤解した淳平は、 英に、サガンが好きになったと嘘をつき、淳平の家を出てサガン宅に転…
雀影
あれ? この本、なんで未評価・初レビュー? 旧版「聖夜」に初期作品「名前のない色」と、「聖夜」の後日譚の書き下ろし「GRAY」を加えて、2段組380ページに及ぶ読みでのある一冊。 「名前のない色」 絵描きと編集者のすれ違い愛。 こちらのすれ違いは、夏から秋へ。 一夏の激情。 本の約半分はこのお話で、これはこれでよかった。 そして表題作「聖夜」。 17歳、27歳、37歳…
読み終わってからだいぶ経ってしまいました。 心落ち着いてしまったよママン゚(゚´Д`゚)゚ とはいえ、最後までキューンと泣けるお話でした。 良かった!良かった! 何事も物語っちゅーのはハッピーエンドと決まっておるわけですが 解っていても胸にグッとくるストーリーってやっぱりあるんですよね。 恋とは~で、前半部分は 同じストーリーを沿ってるなぁという印象でありまして あ~・・・先に…
クリスマスの日、彼氏の武居から振られた英は、淳平と後に「やきのり」と名付けられる猫を保護します。しかも、英を振った武居は、再び英の前に現れたり、英が橘高と一緒に行ったレストランで武居と婚約者が一緒にいるところを英が目撃されてしまうという残酷な仕打ち付きで…。英の不幸体質を心配する淳平ですが、淳平、目にも、決して忘れることのできない痛みを抱えていて、お話全体がちょっと切ないです。武居と分かれて落ち…