榎田尤利さんのレビュー一覧

nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

やっぱり楽しい!!

榎田さんの最大の魅力といっても過言ではない
実際いそうな登場人物と、
今回は滅多にいなそうな嗅覚の持ち主!

個人的にちょっとツボったのが
小柄で小太りの平凡なおばさん、CAS社長の大島阿利さん。
あんな鷹目にすいすい喋れるなんて凄いw
サバサバして遠慮が無いようでいて、女性らしい気配りもあり、
なかなか爽快な気分になれました。

鷹目は陰険眼鏡。(漢字にするとすごく嫌な気が…

4

erotica 小説

榎田尤利 

本の装丁が素敵だった

榎田さんの本ってあまり読んだことがなかったのと、読んだ本は全て長編だったので短編集ということで購入をかなり迷いましたが買ってしまった(笑)
そして、やはり迷いながら読んでしまった感じで「痛い靴」と「書生の戀」はちょっと読みづらかった。
特に「書生の戀」はかなり難解だな~と感じました。
エロがテーマの短編集ということでしたが、読み終えると意外とあっさりしていたような気がします。
榎田さんの作…

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LOVE and EAT~榎田尤利のおいしい世界~ 小説

榎田尤利  奈良千春 

お料理写真が素敵です

BL KITCHEN というブログを書かれている、まんまるさん。
BL KITCHEN というだけあって、たくさんの作家さんお話の中に出てくるお料理を実際に作って、お写真撮って、記事にされています。
今回、榎田尤利さんの作品の中に出てくるお料理のレシピ本が出ました。
正直に言うと榎田さんの「交渉人シリーズ」のSSが目的で購入した本なのですが、お料理の写真も綺麗ですし、美味しそう
眺めている…

3

LOVE and EAT~榎田尤利のおいしい世界~ 小説

榎田尤利  奈良千春 

きれいなお料理本

主婦歴ン十年ともなると、今更お料理の本なんて、と、後回しにしていたこの本。
交渉人シリーズのSS!
それも兵頭が語っているなんて!
これは!
買うでしょ!
買うよね!
というわけで、兵頭が芽吹のために用意する記念日ディナー。
兵頭の心の中にだけある大切な日を、芽吹と共に過ごせる幸せ。
このお話が読めただけでも、この本買った価値があったな。

もちろん、載っている料理もおいしそう…

3

largo(ラルゴ) 小説

榎田尤利  依田沙江美 

関西弁

なんだろうな。
流されるままに読んだという感想なのですが
それが心地よく読める作品でした(ノ∀`)
コッテコテの関西弁もキライじゃないです。

音大生の受。小さい頃からピアノ一色の人生だった
目の前に現れた攻は、生まれながらの天賦の才を持っている。
それが憎い羨ましいと思いつつも・・・から変化する気持ち~というところですね。
不自然でなく、ながれるままに関係は蓄積し
最終的にとい…

0

聖夜 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  ヨネダコウ 

北から始まりそして南へ、30年愛

この本の中には[名前のない色]と[聖夜]の2本が収録されているのだが、全部読み終わってみて、ある共通点を見てしまった。
それぞれに、片方が恋人としていた人が妻帯の既婚者であったこと。
それにより、[名前のない色]でのミサ先生は苦しんでトラウマとなる既婚者のずるい姿。
[聖夜]では相手に真摯に向き合う既婚者の姿があり、それにより、20年愛となる部分もあるのだが、それはとてもよい人間関係を築いた…

8

nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

眼鏡でムッツリ

攻め(鷹目)が、眼鏡でムッツリ。ムッツリ、大好きなので嬉しいですw
最後のあたりまでラブ要素は薄かったのですが、楽しく読めました。

その鷹目(頭脳明晰で観察力に優れている。不遜で潔癖。)が、CASに採用面接に来るところで物語が始まります。
CASは一流ホテルのスイートが事務所で、「相性診断サービス」を業務とする一風変わった会社。やってることは探偵に近いかな?
面接も独特で、受け答えも楽…

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きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

息はぴったりです

 豪徳寺薫子というペンネームで活動する、少女漫画家の二木は、幼なじみでもある東海林とアパートの隣同士に住んでいる関係です。
 家事、炊事、洗濯などの日常生活が上手にできない二木のために、東海林は時には母親のように、時には漫画アシスタントとして二木を支えていきます。
 
 ある日、鼎というアシスタントが二木の元を訪れ、この二人の間に入り込みます。鼎は漫画アシスタントという立場で、これまで東海林…

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恋とは呼べない (3) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

大人という人間の狡猾、繊細さ

 1、2巻と続いて、本作の3巻目が完結巻です。
 あまりいい男に巡り会えず、だまされてしまう英、過去の恋愛の痛みを抱えながら生きている淳平、妻への責任を感じている目、そして目にアプローチするも、振り返ってはもらえない橘高。英と橘高が抱き合っているのを見た淳平は、二人のために自分が辞す覚悟で英との同居生活を解消します。さらにお互いのずれは埋まることはなく、愚か、弱い、流されると分かった上で、英も淳…

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恋とは呼べない (2) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

淳平の過去

 1巻目では、英の恋愛模様を中心に描いておりましたが、2巻目の主役をあげるとしたならば淳平だと思います。

 英との同居生活から数ヶ月が経ち、それぞれの生活が表面的には落ち着いたように思われましたが、この巻では淳平を縛っていたトラウマとも呼ぶべき過去が明らかになります。
 橘高、目、英と一緒に行った橘高の別荘で、淳平が好きだった彼女の彼氏に遭遇してしまいます。その彼女はもうこの世の人ではあり…

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