榎田尤利さんのレビュー一覧

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

しっかりしてるようでヘタレな男、東海林!!でも好き。

原作も大好きなので、正直物足りない部分はあるのですが
円陣さんの絵で全てが漫画になってる時点で大満足!!
物足りない部分は、原作で読むし~っ。

昔から東海林に日常生活を世話してもらってる二木。
漫画家になってもそれは同じでアパートの隣に住んでいる。
その二木に昔から恋心を持ってるんだけれど、今の東海林がやってる事は母親的ポジション?
自分ばかりが相手を愛してて、でも二木の方は…

3

交渉人は嵌められる 小説

榎田尤利  奈良千春 

諦めきれない過去の傷のために

シリーズもいよいよ4作目。
今回は、白とグレー、二本のペン型USBメモリを巡る中で、
芽吹が深く囚われている過去の事件が、明らかになっていきます。

ある結婚詐欺事件で知り合った三流詐欺師の志津(実は伝説の摺師の曾孫)を
改心させるべく依頼を引き受けたことがきっかけで、
芽吹はストーカー女性の亜鶴からグレーのペン型USBメモリを預かります。
ところがそれは、真和会から流出した薬物関係…

8

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

過去も現在も・・・

今巻は「振り込め詐欺」事件での芽吹の大奮闘(笑)でスタート。
そして相変わらず芽吹を挟んで、兵頭と七五三野が火花を散らしてます(笑)
ところで芽吹、七五三野に問い詰められて、
兵頭と「付き合ってる」と認めちゃってます!流されて・・・と付けてますが。
少しずつ、二人の関係も芽吹の兵頭に対する気持ちも、変化してきてますね♪

さて今回は、以前の仕事で潜入していたホストクラブの同僚だった満雄…

3

愛とは言えない(1) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

メインの2人がかすんじゃった(笑)

今回はサガンの過去についてのお話でした。全体を通しては、あまり大きな展開はありませんでした。
相川の傍若無人が素晴らしかったですねー。榎田さんの文章力がとても素晴らしいから物語だけ読んでるとすごくサガンが痛ましくてせつなくなってくるんですが、相川の行動のみ拾ってそれを想像すると、相川の行動がものすごく幼稚だとわかります。
サガンも自分を責めてるから、その行動を諾々と受けいれてしまうのですよね。…

1

夏の子供 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

BLとしてではなく、ひとつの作品として、大好きな本。

榎田さんの処女作「魚住くんシリーズ」の新装版。
夏の塩が上巻、夏の子供が下巻。必ずセットでどうぞ。

残念ながら現在入手困難、中古もプレミア価格…になってしまいましたが、
旧版の魚住くんシリーズの中古ならわりと手に入れやすいかと。

以下、上下巻通しての感想です。

榎田尤利さんのシリーズものを一通り読了した中で、
交渉人シリーズと並んで一番好き、な作品になりました。

一話…

1

erotica 小説

榎田尤利 

どれかひとつ、お好きなものを。

「痛い靴」 illustration:えすとえむ
上司・久我×部下・日高
SM ハイヒール

「ストロベリー」 illustration:腰乃
館野×篠田
リバーシブル

「10×3」 illustration:円陣闇丸
顧問弁護士・財津、舎弟・菊池×頭・辻
3P 極道

「カルメン」 illustration:鬼嶋兵伍
ドラァグクィーン・桐生×千歳
女装

「クリ…

3

魚住くんシリーズ(1) 夏の塩 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

カオのいい奴は得だなあ

 榎田尤利さんの魚住くんシリーズは、本当に読みたい作品でした。やっと読めました。
 人にも自分にも、無頓着で、衣食住にも関心がなくて、味覚障害や栄養失調になってしまう魚住くん。
 17歳までに4度も苗字が変わり、最後の里親も事故で亡くしてしまう、天涯孤独の魚住くん。信じられないくらいに綺麗な顔立ちをしていて、本人の自覚がないままに、女も男も彼に嵌ってしまう。そんな性質を持つ魚住くん。

 …

2

はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

20代後半以上の人に特に読んで欲しい

シリーズもの以外の榎田尤利作品でおすすめを…と言われたら一番に挙げたい作品。

あらすじは皆さん書いてらっしゃるので省略しますが、
小説として十分に面白く、かつ受も攻も恋に落ちてからの心の機微が本当に可愛くて、
何度も読んだし手放せない本です。

傲慢で自己中で計算高い31歳の弁護士・久我山が、
17歳の自分の中に入ってしまい、過去の出来事を追体験する。

一種のタイムスリップも…

6

nez[ネ] Sweet Smell 小説

榎田尤利  湖水きよ 

運命の相手

お互いに、相性ばっちりの運命の相手なのに、なかなか素直にそれを認められない。
心も身体も引き合っているのに、頭がそれをゆるさない。
1作目は事故のようなセックスでしたが、この2作目では、少しずつ変化の兆しが。
怪しい影も登場して、この先の展開はいったいどうなるの?
ってことで、

この巻では、
鷹目とのキスだけでいっちゃう千里とか、
ニャンとのキスでげろっちゃう千里とか、
鷹目の…

1

nez[ネ] Sweet Smell 小説

榎田尤利  湖水きよ 

良かった

萌×2と迷いましたが、萌で。
1作目を読んだあとは次は買わないでおこうかとも思ったのですが。
(作者も大変ね、勝手に期待されたりガッカリされたり)。

1作目ではまだ「なんだかキャラ設定表が動いているようだなあ」と
思っていた鷹目を今回、好きになりました!
堅物って天然につうじるの?イジられる方が似合うみたい。
千里を意識してしまって、とまどいつつヤキモチ焼いてるのもいい。
カワイ…

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