榎田尤利さんのレビュー一覧

海とヘビースモーカー コミック

榎田尤利  峰島なわこ 

海と恋人たち

■【海とヘビースモーカー】
昔、けんか別れした男が死に、
遅くなったけれどお焼香に行く主人公。
その男は妻子があり、
幸せに生涯を送ったようであった。
主人公はけんか別れした事を謝りたかったが、
遅すぎたように思われたが…?
ファンタジーを挟んだ切ない話で、
少し目頭が熱くなりました。

■【海と王子様】
海で自殺しかけていた王子様を拾ったさえないメガネリーマンのお話。
二…

1

秘書とシュレディンガーの猫 小説

榎田尤利  志水ゆき 

猫。

『PET LOVERS』シリーズ3作目です。

別に猫が好きなわけじゃないんだけど(嫌いでもないけど)、シリーズ中で唯一好きな作品です。
それ以前に、榎田さん作品そのものの中でも数少ない好き作品のひとつ。

ストーリーについて言うなら、ひとこと『勿体ない』かなあ。
なんでこちらを1作目にしなかったんですか!?と言いたくなります。

設定もキャラクターもとても魅力的なのに『シリー…

5

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

不快感しかなかった。

『Pet Lovers』シリーズ1作目です。

内容はいまさら触れるまでもないと思いますので、個人的な感想を。

非常に評価の高い作品ですし、小説としてよくできているんだろうとは思います。
ただ、私はこれのどこがどう面白いのかも理解できないままに読了してしまいました。

私は『僅かでもSM的なもの(本物・真面目なSM考察も単なる暴力の言い訳みたいなのも全部)』も『調教』も、もの…

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歯科医の憂鬱 小説

榎田尤利  高久尚子 

白衣の悪魔はほわほわ天使?!(*´艸`)

三和先生のオンオフにおける差が物凄い(_≧Д≦)ノ彡☆ばんばん
白衣の悪魔が普段着になるとほわほわ天使になります!
でもオフモードでもやる時はやるのですよΣd(´∀`*)
元彼に医療器具片手に啖呵切った三和先生にはスカッとしました。
ってかお守り代わりが医療器具ってwww

穂高は言うまでもなくオトコ前!
昔気質のところがあるのでプレゼント格差で揉めちゃったりも~。
診療台で「も…

0

無作法な紳士 小説

榎田尤利  金ひかる 

逆マイ・フェア・レディ

 作者さんがあとがきで言っていたんですが、まさに「マイ・フェア・レディ」逆バージョン。
 しかも、年上の攻めが年下の受けにいろいろ教え込んで、ステキな男の子や青年にしたて上げる話はたくさんありますが、自分より年上のむさくるしい男を年下受けが見るものが振り向くいい男に仕立て上げる、というのはなかなかないと思います。

 物語は、父親が倒れ、九重財閥の跡取り問題を中心に展開されます。
 冒頭、…

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nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

続くからには

早々に次を出していただけるのかしら?

お互いに、あと一言までたどり着いた恋愛模様もそうだけど、
千里の過去に関わるモズの森学園についても、学園の概要はだいぶ明らかになったけど、そこで千里に何があったのかはまだ不明だし、
千里の能力減退についても、その原因は不明だし、
そして、最後にまかれた、解決したかに見えた案件の急展開。

これだけ色々引っ張ったからには、
早々に続きを出してい…

1

nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

だんだん面白くなってきた

おおう、とうとう鷹目が自分の気持ちに気づいたか。
ようやく二人が心を寄せ合うようになってきたのと同時に、千里の周辺は俄然きな臭くなってきましたね。
千里の頭上の低いとこに暗雲が立ち込めてくたという表現はぴったりだ。
洋子さん・・・怪しいよな。
「モズの森学園」の実態が明らかになってきて、千里本人も記憶にない部分がいずれ暴かれてしまうという予告も孕んでいた3作目。
しかしなあ
言うまいと…

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nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

続きものっぽくなってきました

シリーズ3作目です〜
前々回はラブコメ要素が強くて、一冊だけでも楽しめる感じで。
前回は、エピソード的には一冊完結したけれど、合間合間に思わせぶりなモノローグが挟まって。
今回からは完全に謎解きモードに入った感じがしました。
ストーリーが二人のラブより、受け様千里ちゃんの過去とか、迫り来る脅威の存在を中心に展開して行った印象。
そして何もかもが解決しない(苦笑)
ただ、話の進行が謎解き…

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nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

まだ評価は確定できないけど…

前からチョロ出しだった謎がまたちらちら出てきて、眠る探偵シリーズのような感触です。

眠る探偵の時は最後まで読んで、それから一巻から読み返し、「なるほどー」と思った覚えがありますので、「Nez」シリーズもそうなるのではないか、と思うと、現時点で評価を確定できません。

ただ、この巻だけで言うならラブもエロも中途半端で、あくまで「過程」であるという事を除いても萌えるに至りませんでした。

1

nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

かなり

出るのを楽しみにしていました。1年の内、本当に楽しみにして出るのを待っている本て、一冊あるかないかで(まあまあ読んでみたいかなっていう感じのはもっとあるのですが)何か月も指折り数えて待っていた新刊です。
やはりBLを読むからにはエロスで満足したいというのはあるのですが、この作品は少なめです。それでも読後に満足感を得られるのが榎田先生の作品の魅力だと思います。
一番の萌どころは、やはり鼻の利かな…

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