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榎田尤利 志水ゆき
ななこあ
ペットラバーズシリーズ第2段。そうか、ユキの続編じゃなかったのか。ちょっと残念だったけど、今回の二人もイケメンだったので満足。 しかし、今回はとっても痛かった。榎田さんて、こんなに痛い話書くのかーってびっくりしたくらいだもの。 受けである千昭の不幸っぷりがすごい。義兄に殴られ蹴られの日常を送る千昭。挙句の果てに、義兄に男を雇われて襲われそうになる。私は、この義兄こそ下衆キャラに入れる…
榎田尤利 佐々木久美子
mayuta
ネタバレ
吸血鬼とか人外のラブストーリーって結末が一番気になります。 時間に限りのある人間と、時間の概念がない吸血鬼と、そこの差が埋まらないと寂しさとか切なさが残ってしまうからです。(だがそこがいいとも言えますが) 要はどう共存していくかですよね。 私が一番気になったのは、人間である野迫川が吸血鬼になるのかどうかでした。 やっぱり受けと攻めには永遠にラブラブでいてほしいですし、良い意味でも悪い意…
結構、評価の分かれる作品なんですね。私は好きなんですけど。 まずは、轡田のユキに対する愛情がいい。常にユキに目を向け、愛情を注ぐ。そして、それは、幼いころ母親に愛されなかったユキにとって、これほど心地よいものはないというものになっていくという・・・犬である間は、自分は何も考えず、主人にどっぷり甘えていればいい。いやあ、すごい。 そして、轡田のユキに対するセリフがいい。 「悪い子だ…
榎田尤利 奈良千春
榎田さんの記念すべき100冊目の作品。別冊には久留米と魚住が。ぎゃー。おいしすぎ。さっそく購入しました。 今回の舞台は南の島。沖縄です。一週間の休みを取って沖縄にやってきたチーム芽吹の面々と、ソロを追いかけて沖縄入りする兵頭たち。うわあ、嵐の予感。芽吹さんは、なんだかんだ言って女の子好きで、水着姿の女の子をみてデレデレ。それを見咎めて渋い顔をするダークスーツの男。 「よう、浮気者」 って、…
榎田尤利
やまいも
フェティシズムと愛欲と情と儚さに溢れた様々なエロスを堪能できました。 装丁やそれぞれの扉イラストも見所。 「痛い靴」は痛みとフェチ、「ストロベリー」は勘違いとリバ、「10×3」は極道と3P、「カルメン」はギャップと体格差、「クリスタル」は放尿と密室と下剋上、本当にどれも濃厚で読みごたえありました。 最後の「書生の戀」は手紙と日記と原稿という形式で綴られる間接的なやりとりにどきどき。昭和時代の…
たまたまこの作品が手に入ったので、他のシリーズは読めていません。 特に問題なく読めました。 でも確かに一番最後に読んだほうがいいのかもなと思います。 ペットシリーズのカップルのラブラブっぷりが分からないなどもそうですが、オーナーの仁摩さんがとても魅力的だったので、まだ彼のことをよく知らない期間を堪能したかったです。 攻めっぽい受けの作品ってあまり読んだことがなかったので、想像がつきにく…
榎田尤利 草間さかえ
麗音
全編タイトルの通り優しいお話でした。 優しく温厚な惣はサディスティックとは正反対の性質で、宮の性嗜好を満たすことは不可能と思われました。 彼女いない歴=年齢で、ましてや一目惚れとか恋という言葉とは無縁の人生ですから。 それを『UFOを信じないのに自分が乗ってるみたいな状況』というたとえ話が笑えました。 SMとは、筑波山にも登ったことがないのにチョモランマをイメージしろといわれても……
榎田尤利 峰島なわこ
咲人
■【海とヘビースモーカー】 昔、けんか別れした男が死に、 遅くなったけれどお焼香に行く主人公。 その男は妻子があり、 幸せに生涯を送ったようであった。 主人公はけんか別れした事を謝りたかったが、 遅すぎたように思われたが…? ファンタジーを挟んだ切ない話で、 少し目頭が熱くなりました。 ■【海と王子様】 海で自殺しかけていた王子様を拾ったさえないメガネリーマンのお話。 二…
kirara
『PET LOVERS』シリーズ3作目です。 別に猫が好きなわけじゃないんだけど(嫌いでもないけど)、シリーズ中で唯一好きな作品です。 それ以前に、榎田さん作品そのものの中でも数少ない好き作品のひとつ。 ストーリーについて言うなら、ひとこと『勿体ない』かなあ。 なんでこちらを1作目にしなかったんですか!?と言いたくなります。 設定もキャラクターもとても魅力的なのに『シリー…
『Pet Lovers』シリーズ1作目です。 内容はいまさら触れるまでもないと思いますので、個人的な感想を。 非常に評価の高い作品ですし、小説としてよくできているんだろうとは思います。 ただ、私はこれのどこがどう面白いのかも理解できないままに読了してしまいました。 私は『僅かでもSM的なもの(本物・真面目なSM考察も単なる暴力の言い訳みたいなのも全部)』も『調教』も、もの…