榎田尤利さんのレビュー一覧

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

Pet Loversの設定は凄く好きです。

Pet Loversの1作目ですが、蛇、獅子、犬の順に読みました。

今回の作品ですが、私は調教物やSM物は苦手でも好物でもありません。
なので攻めと受けの間に愛があれば全く問題ないジャンルだと思うのですが、この2人にはちょっとついていけませんでした。
主に攻めの轡田さんの考え方がよく分からず、ついていけなかったのだと思います。
誠実だし責任感があってかなり好印象な攻め様だなぁと思ってい…

3

普通のひと 小説

榎田尤利  木下けい子 

的場さんに怒鳴られたい

この作品を読んでセクシャリティについて考えさせられました。
グレーゾーンが多いのだそうですね。
恥ずかしながら目から鱗でした。
白黒つけて線を引いて分かった風になっていたし、自分の”普通”が狭くあてにならないものなんだと気付かされました。
でも改めて考える機会もあんまりないんですよね。なるほど…
読む前だったらノンケ同士ってありえるのかよと思いましたが、自分の中の”普通”がぐらつくので、…

5

nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

さすがこのblがやばい1位

図書館で予約したら待てど暮らせど来ず。どんだけみんな予約してるんだーっと、おもいながら待つこと1年!!1年待ってようやく読めた。待たせすぎ待たせすぎ。もう舐めるように読んだ。すっごいよかった。

神経質な鷹目とだらしない千里という、二人の正反対の性格がすごくよかった。それに加えて、千里のあの驚異的な嗅覚が二人の距離を遠ざけたり縮めたりする。

鷹目が実は結構エロくて素敵だった。アタ…

2

獅子は獲物に手懐けられる 小説

榎田尤利  志水ゆき 

幸薄っぷりが痛かった。

この作品は、千昭が義兄の深見からどうやって解放されるのかという所が一番気になりました。
ただでさえプライドの高い深見が、火傷をして雄としての矜持を傷つけれられ、一生女性と関係を持つことができないという傷は確かに相当なものだと思います。
なので加害者である千昭を道ずれにしたい気持ちも、幸せになることを許さない気持ちも理解できました。
しかし、実際は過去に数人の女性とちゃかり関係を結んでいたんで…

2

執事の特権 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

執事攻めなら、これですね。

執事、好きです。しかもこれは執事が攻め。主人はワガママで潔癖性。うほう、いろいろと攻めがいがあります。

主人の乙矢さんが、人間嫌いでわがままで毒舌でプライドの高い、とにかく面倒くさい性格。けど、顔が美人。うーん、受けだ。対する秘書候補として雇われた仁が、これまてできた人。主人にどんな嫌みを言われようが受け入れる。二人の性格のギャップがすごい。
けれど、榎田さんの作品におきまりの、事…

5

reverse PET LOVERS 番外編 グッズ

シリーズで一番このカップルが好き!

本編を読んだのも、この番外を読んだのもずいぶん前なのですが、未だに定期的に読みたくなる一作。
本編の方は永遠に「神」評価です!!

さてこちらの作品なのですが、場所によっては「ペーパー」と明記されていますがちょっとした小冊子です。14ページあり、短いながらも、萌がぎゅぎゅぎゅーっと詰まっております。
もうずいぶん前のものなので、思う存分ネタバレしたいと思います。

「犬を飼いたいな」

11

きみがいなけりゃ息もできない コミック

榎田尤利  円陣闇丸 

リアリティの無さが潔い。

ホットケーキ食べたい…。

生活力皆無なマンガ家ルコちゃんと幼馴染みの保護者:東海林。
クールガイ東海林が弱音を吐いた果てに本音をこぼす。
ずっとずっと好きだった相手に抱き締められながら。
それまでルコちゃんのことが好きで好きすぎて辛かった東海林の姿を見せつけられていたからこそ、1ページまるごとの想いを遂げた場面に涙が出てしまいました。

東海林は意図的に無表情にしていて、いっつもイ…

4

恋とは呼べない (1) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

切ないのに幸せな気持ちになれる。

巧みで切ないストーリー構成と愛しい登場人物たちを成す榎田尤利さん、そしてその世界を柔らかく温かく、それでいてリアリティをもって描き出す町屋はとこさん。はとこさんと榎田さん、最強タッグだと思います…!
英は一見すると真面目でお堅いサラリーマン。しかしその実猫好きで猫の前ではでれでれしたり泥酔したり、とっても可愛かった。
そして英と淳平のやり取りがなんとも好きです。ただの同居人だけどお互い気を許し…

0

蛇とワルツ 小説

榎田尤利  志水ゆき 

読み終わりたくないほどよかった

 ああー全シリーズ読み終わってしまった。シリーズを通して、どのカップルモエロくて綺麗だった。

 最終巻の主人公は、「ペットラバーズ」のオーナー仁摩さん。おー、「猫」で雨宮さんのことを気にかけてくれていた人だ。轡田さんとユキも登場。まさに集大成って感じだ。

 杏二がヘビ属性。ヘビ・・・シリーズ史上、一番よくわからない属性だ。変温動物だから、主人に応じて機嫌が変わりますよって感じかな。

2

秘書とシュレディンガーの猫 小説

榎田尤利  志水ゆき 

私の大好きな要素がいっぱい

 猫、好き。そして、今回ヒロインとなる雨宮さんさんは、秘書で淫乱で女王で、気まぐれでゲイ。私の大好きな要素がいっぱい!!

 遺産を相続するための条件は、「シュレデンガーを正しく指摘すること」
絶対に分からないように封印していたこの答えに唯一正しくたどり着くことのできた男が、舘義隆。この舘は最初、傲慢で金と女に汚く、快楽に従順。ザ、攻めって感じの人。舘は顔のきれいな雨宮さんを挑発するんだけど…

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