榎田尤利さんのレビュー一覧

獅子は獲物に手懐けられる 小説

榎田尤利  志水ゆき 

君を守るため…「らいおんハート」(人*´∀`)

良かったです♪私は、不幸受けが最後に運命の人と出会ったことで幸せになるというハッピーエンドの物語が大好きなのです。ご都合主義と言われようが、ベタと言われようが、お約束事と言われようが構いません(^^ゞ 受けがピンチ!と言うときに助けに来てくれる攻めこそ、本物のヒーローだと私は信じております。

まぁ…今作のクライマックスシーン、攻めがもうちょっと早めに来てくれたら、って言うのは正直ありましたが…

10

はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

15年間を超えてつながる恋

31歳の久我山が事故にあい、高校時代にタイムスリップしてしまうというSFものでした。

頭は31歳なのに体と設定は17歳というギャップが面白かったです。
本当の17歳時代には気づけなかった、曽根の熱血漢や苦しみを31歳の久我山が察して守ろうとする一生懸命な姿が良かったです。

最後の最後まで二人の関係が進展しないのでどうなるのかと心配でしたが、最後はそういうオチだったのね~と納得です。

4

秘書とシュレディンガーの猫 小説

榎田尤利  志水ゆき 

表紙の攻めさんの表情が、本文そのまま!ぴったんこ!

大好きなこの作品をレビューしてないことに気付いて今頃。
榎田先生に志水先生。なんというカップリング。
無敵じゃん。
話よし、絵よしで、このシリーズは全部神評価もんです、私には。

表紙を見るたびに、この攻めさんの苦虫つぶしたみたいな顔が
おかしくておかしくて笑います。
志水先生、よくぞこの表情を描いてくださいました!
ありがとうございます~

受けさん攻めさんも好きですが、個人…

4

Blue Rose 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  高階佑 

榎田せんせーぇ!!

またまたトンデモナイ物語と出会ってしまった。古い作品に魅了されているので、どうしてか直感的にヘヴィーなものを引いてしまう。 むしろこういうズンと来るものを読みたいと思っているけれど、こう続くとなんでBLを読んでいるのかわからなくなってくるくらい、打ちひしがれてしまいます。。

ただ一人の愛を求めながら、金で買われた相手に愛を売る高級男娼・百瀬青の物語。青の客が物語の主人公と見せ掛けてストーリー…

6

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

どっちが幸せ?自由(=孤独)と束縛(=愛)(^^♪

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さみしくてさみしくて気が狂いそうだったので、犬を飼うことにした。
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冒頭、こんな一文から始まります。これはまぎれもなく今作の攻め視点の一文です。これ以外は殆ど受け視点で語られます。よってこの一文、寡黙な攻めの気持ちを表し…

8

獅子は獲物に手懐けられる 小説

榎田尤利  志水ゆき 

2作目は甘く

Pet Loversシリーズ2作目。1作目の犬が、独特の設定で緊張感のある甘いカップルで面白かっただけに、期待が大きすぎたのか、なんとなく普通だったなという印象。

今作はPet Loversというペット派遣の設定はほぼ活かされていない。プロローグのあおりでどんな猛獣がという期待マックスの中、攻めのシンはほぼ獅子の顔をみせることなく一途攻めで終了(金髪以外)。
一方受けの千昭は確かにガゼル。…

2

誓いは小さく囁くように 小説

榎田尤利  佐々成美 

料理上手な攻めはいいですね

電子書籍で読みました。 続きが気になり一気に読んじゃいました!

二人は最悪な出会い方をします。 攻めの若宮は偶然酔っ払って道端で寝ている受けの南に声をかけるのですが高級なスーツに吐かれてしまうのです。
スーツを弁償させようと自分の会社に連れて帰りバイトとして働かせるのですが南は不器用でまともに仕事ができなくて…。

若宮は初めの傲慢な印象と違い風邪をひいた南を看病したり手の込んだ美…

1

執事の特権 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

呪いを解く呪文・・・それは?o(´▽`*)/

面白かったです(*^ワ^*)  受けが極度の潔癖性で、人間嫌いで、毒舌家で、わがままetcとのことで、私の周りにはいないタイプ。いったいこんな受けがいかにしてH出来るようになるのか?BLなんだからきっと最終的にはそういう展開になるはず、ですよね?と言うことで好奇心旺盛な私としては、これを読まずには天国に行けない!という思いで購入(笑)

読み始めて数十ページ程経った頃、「あれ?」と思いました。…

5

聖夜 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  ヨネダコウ 

表題作も同時収録作品も、どちらも素晴らしいです!

レヴューを書くために再読したのですが、この一冊は本当にすごいです。
2作品収録されていれば、どちらか一方は好きだけどもう一方はそれほど好みじゃない、とかありませんか?
この2作品は、どちらも素晴らしいです。優劣付けられません。
どちらも心に残って、しばらく現実に戻れませんでした。
初めて読んだ時よりも、今改めて読み返して、さらにぐっと心に響いた気がします。

夏場は仕事が手につかなくな…

5

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

○○がバナナ食うかアホ!

面白かったです。まんま犬、というレビューを見て、精神的に痛かったらやだな~、とおそるおそる読み始めましたが、さすが榎田さん、読ませてくれました。
さらに、犬ごっこの変態が個人的に全然ありで萌えるという。

後半は、Hも含め甘々王道展開でした。前半の変態っぷりを貫いてどう着地させるかっていう展開を見てみたかったのですが、その辺はBLお約束でした。

攻め受け、両者がお互いを必要とするように…

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