榎田尤利さんのレビュー一覧

愛とは言えない(3) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

シリーズ3作目

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

3作目です。

こんなにも頑なで口の悪いサガンさんを、
追いかけようとする橘高さんの気持ちが
だんだん理解しづらいなぁ~と思いながら読みました。
でも、それだけサガンさんの事を他の誰よりも
深く理解しているって事なんでしょうね。
その頑なさも、口の悪さも、何かを隠すためとか
何かの意味があるとか・・・そういう事が解っていないと
追いかけ続け…

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愛とは言えない(2) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

シリーズ2巻目。それぞれの心に動きあり。

丸ごと一冊ひとつのストーリー。

2巻目。
橘高さんに変化があり、その変化の様子が楽しめました。
そして、それはサガンも一緒。
冷静に自己分析し、どうしていくべきかを考えています。

こういう心の動きが見えるのは読んでいて楽しいですね。

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愛とは言えない(1) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

シリーズ第一巻 まだはじまったばかり

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

シリーズの1冊目。
なので、色々始まってます。
橘高とサガンの再会だったり、ネコ絡みで津森さんとサガンが出会ったり
取引先の人として・・・だけではないですが津森さんと橘高が出会ったり。
サガンが良く行くカフェの店員の名嘉真さんと橘高が出会ったり。

それに、最初は謎だったサガンの過去も終盤ではハッキリと明らかになり
もやもやしながら読んでいたと…

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是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

楽しかった~!

完結を迎えた昔の作品ですが、2017年の雑誌のDear+で限定復活していたので興味が出て本編、かみのほん、ファンブックと一気に読んでハマりました。

描き下ろしは、隆成に執着する守夜が見れてすごく満足。玄間が氷見をお姫様だっこするカットにはしばらく釘付けになりました。

他の作家さんのファンブックも大好きなのですが、ファンブックが好きかどうかはゲストの作家さんのファンかどうかも割と関係して…

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nez[ネ] Your Lovely Smell 小説

榎田尤利  湖水きよ 

ハラハラドキドキそしてキュンキュン

nez4巻。完結巻です。
千里の過去や鳥の思惑等色々分かるのですが、最初からハラハラしどおしで緊迫感が凄いです。
そして鳥から逃げる千里と、鷹目が千里を取り戻すために怪我をおして森を彷徨うシーンは胸が苦しくなります。
2人が再会した時は泣けました…。

そして、とうとう認めます!言葉にします!
鷹目の「おまえが一番大切だ」に、千里の「あんたが大好きだ」。
それからは千里のお口奉仕に顔…

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nez[ネ] Smell and Memory 小説

榎田尤利  湖水きよ 

起承転結の『転』

nez3巻目。
2巻で不穏な空気が漂ってきてましたが、3巻は不穏さぷんぷん。
千里の嗅覚もおかしくなっちゃうし、過去に何があって今後どうなるー…で次巻です。
これから読む方は全巻揃えて読む事をお勧めします(笑)

そして、ラブ面はあまいのがきましたー!!
お互いまだ「好き」とは認めてないとはいえ、もう認めるのはあと一歩どころかあと半歩って感じ。
最後のエッチの後のいちゃつきはカップル…

2

nez[ネ] Sweet Smell 小説

榎田尤利  湖水きよ 

抗えない匂い

なにやら不穏な空気が漂ってきたnez2巻目です。
千里の過去に一体何があったのか、モズの早贄が意味するのは…と今巻ではまだ分かりません。

そんな謎は次巻以降のお楽しみとして、ラブ面では相変わらずの2人です。
もう…2人とも鈍感なの?バカなの?とはたから見ると思ってしまうほど、惹かれあってます。
千里は「自分は女の子大好き!」と思ってるからだろうけど、ニャンとのキスで吐くのに鷹目とだった…

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nez[ネ] 小説

榎田尤利  湖水きよ 

良いコンビ

ゲイの攻めにノンケ受けのケンカップル。
同じ設定の交渉人シリーズより、このシリーズの方が私は好きです。

2人の設定がまず面白いです。
頭脳明晰で潔癖気味、そしていまいち協調性に欠けるゲイの鷹目。
ずば抜けた嗅覚の持ち主で、生活態度や女にだらしがないノンケの千里。
そんな2人が仕事を一緒にするんですが、千里は鷹目を「クサイ」と連発(笑)
「クサイ」というのは言葉どおりの意味ではなく鷹…

4

threesome スリーサム 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

イラストにも泣ける

どうしようもなさに泣けました
登場人物ほとんどが悪い人では無いので安心して読めますが、それだけにそれぞれの孤独や情の救われなさが淋しいです
ただ、主役3人のバカっぷり全開のセックスに救いを感じます
やっぱり愛だよ

2

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  志水ゆき 

寂しかった人たち

Pet Loversシリーズ第一弾、犬です。
賛否両論ある作品ですが、私はシリーズ内では今作が一番好きです。

とはいえ、読み始めはあんまりの『犬』徹底ぶりに引きそうになりました。
本当に犬の躾けですもん…。
しかし反発していた倖夫が轡田に愛情を感じるにつれ、私も今作の好き度があがってきたという。

寂しい者同士なんです。
轡田は「さみしくてさみしくて気が狂いそうだったので、犬を飼…

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