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138/143(合計:1425件)
榎田尤利 金ひかる
むつこ
色んな意味で、逆プリティ・ウーマンもしくはマイ・フェア・レディな作品でした。 男だということで一点。 もうひとつは、年下受けが年上攻めを改造しちゃうっていうパターンだったことが一点。年上攻めが年下攻めを改造しちゃうのはちょくちょくあるけど、このパターンは新鮮で、めっちゃ面白かったです。 主人公は財閥の御曹司の桜彦(受け)。父親が入院して後継者争い中です。 姐の企みで雪山で遭難しかけた桜彦は、ヒゲ…
榎田尤利 宮本佳野
攻めが良かったー。私の大好きなヘタレ度はまったく足りないのに、好きになったのは珍しいです。 オトナで温厚で優しいけど、ベッドのなかではサド。でも痛いことはしない。 私がゲイなら、彼のパートナーになっていじめられたい愛でられたいw 藤井沢商店街シリーズの三作目です。といってもこのシリーズは独立性が高いシリーズなので、順番に読まなくても大丈夫です。 主人公はネルドリップの天才ギャルソン(受け)。美し…
榎田尤利 蓮川愛
もこ
遊廓ネタが大好きデス。 赤い着物を着た男の子が表紙の小説は思わず手にとってしまう。 贅沢をいえば、暁芳にもう少し可愛げが欲しかったかなと。 後半、もりあがりがもう少しあったら良いのにな~と。 子爵にも華嵐を抱かせてやればよかったのになと。 絵師さんが抱かれるシーンがみたかったなと。←作品にまったく関係ない; ある意味、「今も男の花魁が~」で、華嵐は今も花街で~という話でも面白かった…
榎田尤利 あんどうよしき 天野翔
シリーズ三作目にして最終巻、もしくは第一部終わりって感じです。 ニオイ系作品です。 いやー、きっちりと一人の少年の成長を描ききった榎田尤利さんに感服です。なんで榎田さんはこんなに器用なんでしょーか。 吸血鬼アリトスとの吸い吸われの捕食関係に苛立つ主人公。『利用する者される者』じゃなく、利害関係なしで向き合うきちんとした関係になりたいと思ってるんですよね。 中学時代、いじめられっこだった彼は、いい…
シリーズ二作目です。 ニオイ系。 小さな歩みだけど、確実に一歩一歩成長してる高校生の主人公が嬉しい。 主人公の家系は、吸血鬼とのあいだに子供を作れる家系です。女系の家系に生まれた珍しい男の子。子供は作れずとも、吸血鬼にとったら、かなり美味しい血の持ち主らしい。 そのため、人外の存在を次々と引き寄せてしまう。 訳の分かってない友人まで巻き込まれる。 今作では、中学時代に主人公をいじめていた相手が…
ニオイ系です。 最初は「失敗した…」と思いました。 榎田尤利さんは好きな作家さんだけど、ニオイ系作品まで追いかけたいとは思ってなかったので。 しかも冒頭がドタバタコメディぽくって、学園モノで吸血鬼モノで。シチュエーション的にも萌えポイントから外れてたから、二重三重に後悔しました。 でも読みすすめるうちに、面白くなってきた。 ドタバタしてないのだ。 コミカルではあるんだけど、きちんとした芯のあるス…
榎田尤利 新田祐克
satoki
新破壊防止法。個人の思想までも制限する法律が成立して数年。 蔵持楓は次席検事の父を持つエリートだ。 思想部の宝石と呼ばれるほどの美貌と頭脳を持ち、順風満帆な人生を歩んでいるように見える彼には人に言えないものがたくさんあった。行動を制限する持病。父の手駒として男に抱かれていること。そして最近始まった謎の脅迫…… ただ一人頑なに耐えようとする楓の前に取り調べ対象として現れた大学教授、陣内。彼は楓…
榎田尤利 佐々木久美子
最高でした。 超おもしろかった。 オススメです。 ウーン執事モノか…こういう、設定萌えに頼ったような話はどうなんだろう…別に私、執事萌えはないし…と微妙に不安に思い、『でも榎田尤利さんだし、はずすことはないだろう』と読んだんですが、期待をはるかに超える面白さでした。 というわけで宗旨がえします。執事萌え! 主人公は執事見習い(攻め)です。無口な体育会系。 引き合わされた美貌の旦那さま(受け)に…
榎田尤利 ライトグラフII
プチファンタジーなお話です。 ヨーロッパにあった架空の国の昔のお話。妖精さんとか出てきます。 ファンタジー系は私には苦手な設定なんですが、さすが榎田尤利さん、楽しく読めました。 主人公は年若い美貌の領主(受け)です。見た目は繊細でカワイイのに、常に毅然としててカッコイイ。領民から慕われてます。 幼馴染みで、小さいころに離ればなれになった年下の青年(攻め)と再会するところから物語が始まります。 可…
榎田尤利 稲荷家房之介
榎田尤利さんらしい作品でした。文章が上手で、テンポが良くて、笑えて、切なくなれて、優しくて、面白い。 安定してますね。多作なのに安心して読める作品が多いというのがスゴイ。 悪人がほとんど出てこないっていうのも嬉しい。 木原音瀬さんや水原とほるさんでズタボロになった私の心を癒してくれるのが榎田尤利さんのコミカルなBL小説かもしれませんw 日本の庶民の画商(攻め)と、架空の国のヨーロッパの貧乏貴族(…