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榎田尤利 木下けい子
かにゃこ
タイトルにもある“普通”をテーマに語られる ノーマル同士の恋物語。 おぼつない花島をかわいがって面倒みてくれる営業マン 的場 Gデザイナーから編集者として転職した 花島 職場の先輩後輩的な関係から、恋へと落ちるんだけど ふたりともノーマルで男性経験はないw ゲイバーのママ達のアドバイスなどもあって “普通のひと”だったノーマルふたりが、ゆっくりと恋をはぐくむ。 分厚い本…
榎田尤利 宮本佳野
satoki
編集者とイラストレーターの辛い恋の物語。 攻が受のことを放っておけなくなるのは榎田さんのいつもの黄金パターンですが、今回はなんとも痛々しいです。 昔の男が忘れられず、破滅思考の水窪と、彼に惚れてしまったせいで追い込まれていくまだ年若い編集者の藤野。 恋に墜落していく……っていう感覚がいまいちつかみきれなかったけれど、自分の気持ちを自覚した後の藤野の葛藤がさすがだなあ、と。 タイトルの意…
榎田尤利 奈良千春
雀影
今のマスコミとか、風潮とか、いろいろ考えさせられちゃう今作。 さゆりさんの振り込め詐欺をきっかけに、芽吹が弁護士時代に担当した事件や、芽吹の過去もいろいろ出てきて、いかにもシリーズ物らしい展開。 「信じる」をキーワードに、今回はかなりつらい展開で、バッドトリップ中の芽吹が痛々しい。 それでも「信じたい」とがんばる芽吹 結末はかなりつらいけど、どこかに必ず救いはあるのね。 今作…
えくぼ王子
ネタバレ
交渉人シリーズも3冊目です。 裏社会というか・・・ヤのつく自由業のお話が好きな自分です。 第1弾は「交渉人は黙らない」 第2弾は「交渉人は疑わない」 でした。 今回は”振り返らない”ということで、芽吹の弁護士時代の話が絡んできます。 今回は前作で出てきたホストクラブのミツオからの依頼が発端となっています。 様子のおかしいミツオの友人の斉藤が振り込め詐欺のグループに加わっていること…
榎田尤利 蓮川愛
羊
すごい、すごいよかった~~~!泣きました~。 榎田さんは大好きですが、どーも遊郭ものは(特に受けが遊女とか男娼だと)食わず嫌いしてまして・・・・・・・・・なんともったいないことをしていたのか! やーーー、さすがです。榎田さん。憎いねっ。切ない切ないお話でしたね。 男ながら、借金のために吉原の遊女になった17歳の暁芳と、13歳の頃の暁芳を知る財閥の御曹司、貴師が客と新造として再会する冒…
榎田尤利 志水ゆき
榎田さんのPetLoverシリーズ、ちっょと苦手視していて、これまでの二冊は読んでいないのですが、今回のはタイトルに惹かれて購入! は~~泣けました。 もしラブがなくても、設定だけですごく魅力的で、素敵でした。 時折挟まる毬崗老の日記がまた、なかなかいい。 孤独で誰も信じていないと思われていた老人が、その心のうちでは、猫も、人も、大切に思い、妻子との確執を後悔していたことが短い文章から…
遠野春日 榎田尤利 愁堂れな 宮本佳野
遠野、榎田、愁堂、お三方のリレー小説合同誌。 2段組で1編が約30Pと読み応えしっかり。 表紙イラストも、宮本佳野が3作品それぞれの受け攻めキャラを描いてくれて本格的。 前の人の脇役が次の主役という縛りがあるので、3作品ともオフィスものだが、作者さん毎の違いがはっきり出ていておもしろい。 3人の鼎談で裏話が読めるのも楽しい。 「Caged Bird」(遠野) 企業グループの「御曹司…
榎田尤利 やまかみ梨由
藤井沢商店街シリーズ1作目です。 このシリーズの特徴でもある、ごく普通の人たちの等身大の恋って感じが好きでした。 真面目で一生懸命だけどどこか不器用で人付き合いの苦手な里見と、そんな彼を放っておけない優しくて大人な(でも下心はアリ)立浪と。 不器用な里見にどっぷりと感情移入しながら読みました。 酔った勢いで自分の車好きを熱く語り、社歌まで歌っちゃう里見がかわいい。 里見も立浪も、夢を…
榎田尤利 円陣闇丸
パーシモンの住民
あえてこの作品の結末に登場するシーンをサラリと言及しますのでそのつもりで。 榎田さんによる「マンガ家シリーズ」のトリとなる作品。東海林によるルコへのハウスキーピングは紆余曲折しながらも継続中。版元の「(自称)あらすじ」がちょっと誇張されているかなという不安要素はありますが、それでも大らかな環境であることは否めずそれはそれで私には心地よいもの。 さて、この作品では「君がいないと息もできな…
榎田尤利 依田沙江美
abridange
幼い頃からピアノの英才教育を受けてきた六実は、凛のピアノに、自分には欠けているものを見せつけられて嫉妬を覚える。その技量を把握したくて自分の家で凛にピアノを弾かせるため、キスを交換条件にすることを承諾するのだった。 これまでに榎田さんの作品はかなりの数を読んできたのだが、こと、この作品に関しては「限りなく中立に近い萌」という評価が正直なところなのが残念。 いちばんの要因は、攻めは一途な爽や…