英田サキさんのレビュー一覧

ダブル・バインド 小説

英田サキ  葛西リカコ 

これはいいミステリーBL

人気作みたいだし、皆はもう知ってると思うけれど、初めて読む方!続き物です!本当、序盤も序盤という感じです。
無印だし、ドラマCDも出ているのですっかり一冊で完結だと思ってました。
読みながら、話は面白いのですがどんどん頁は少なくなっていくのに、全く謎は解けそうもない。メインの二人もくっつきそうにない。
どうなるの!?
…………はい、続き物でした(笑)ですよねー。
続いてもいいんですが、一…

1

恋ひめやも 小説

英田サキ  小山田あみ 

恋はいつか終わる、という二人

表題作と続編の中編二本立てです。
棚橋(攻め)の彼女と元彼女、水原(受け)の元彼氏が登場します。直接の描写はなくても、それぞれと肉体関係はあっただろうなという感じはありますので、苦手な方はご注意ください。

「いつか終わる恋のために」
棚橋の目線です。同窓会での再会を機に、元担任の水原の家を訪問する仲になります。棚橋は親しくするうちに、いつしか水原に惹かれてしまいます。しかし水原は、以前不…

13

ダブル・バインド外伝 アウトフェイス 小説

英田サキ  葛西リカコ 

名もなき花は

CDで「アウトフェイス」を聴いたので「名もなき花は」も読み返してみる。

「道ばたに咲く名もなき花」って自分で思う分にはいいけど他人が言うのは結構失礼では。良い意味で言っているというのはわかるけども。
正式に愛人になるときにああいうやりとりをしていたら葉鳥がダブルバインドで「愛人としての自分」に意固地になってしまうのも無理ない気がする。
瀬名との確執も含め、ダブルバインドが拗れたのはだいた…

0

デコイ-迷鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

事件はすっきり解決とはいかず?

囮鳥の続きです。登場人物たちの過去、事件の真相が明らかになります。そして、二組のカップルはそれぞれの生き方を選択する。

データでは、加賀谷×那岐となっていますが、上巻から続けて、火野×安見のカップルのその後も描かれます。記憶喪失になってしまった安見が、自分の過去を思い出し、火野×安見が火野×泰原へと変わっていきます。どんなに変わっても一人の男を大切にする火野、しかしその男を利用する冷徹さも持…

5

デコイ-囮鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

下巻買ってから読むべし

エスの関連作ということになっているけど、実質はほぼ別のお話。囮鳥と迷鳥で上下巻の構成になっていて、本当に上巻はいいところで終わるので、両者そろえてから読みたいところです。

二組のカップルが描かれます。過去の因縁、それぞれの人生が絡み合いながら真相をあばいてゆく過程は、しっかりとストーリーが練り込まれていて、サスペンスとしても読み応えあるものでした。面白くて一気読みなので上巻読み終わったところ…

2

エス 咬痕 小説

英田サキ  奈良千春 

結局・・

前回「エス」を読み「趣味じゃない」レビューをあげ
古本であったら読みたいと書いたのですがホントに見つけたので読んでみました。ラストまで3冊全部。初巻だけでは分からないこともあると思って。

結果は同じでしたけども。。。

この咬痕ではメインカプはあまり出番はなくサブカプ?の永倉と真生の出番が多かったですが真生があんなに永倉に痛めつけられてるのに彼を好きな気持ちが分かりません。
ラストの…

4

Chara BIRTHDAY FAIR 2015 B キャラ創刊20周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

大人になっても…な、忍が可愛い。

フェア開催店で既刊本を買うとその場で1冊貰える小冊子です。
このフェアが始まってもうすぐ1ヵ月、
そろそろもう終ってしまっているお店もあるかな?
欲しいなぁ~と思いつつ、まだゲットできていない!という方は、
どうぞお早めに~~まだ間に合いますように!
(かく言うわたしもまだ貰えていないのが……汗)

8Pずつの番外編が載っている小冊子ですが、
神奈木智さんの『守護者がめざめる逢魔が…

5

DEADLOCK 1 コミック

高階佑  英田サキ 

どこを開いても美しい〜

小説既読、DEADLOCKのファンでありながら今更コミカライズを読みました。高階先生の絵はやはりどこを開いても美しいですね〜。
脳内で補完していた部分(部屋の構造や脇役)もしっかり描写されておりました。

特に嬉しかったのがシスター(ニューハーフ?の方々)のお茶会のシーン!シスターでビジュアルが出ていたのが唯一トーニャだけだったのでリンジーやいろんなシスターが見れたのが嬉しいですw刑務所内の…

4

最果ての空 小説

英田サキ  奈良千春 

お義兄さん萌えだったけど。。。

念願のお義兄さんの巻。ラブはなかった。。。
ひたすらストイックな、強い篠塚。そこが素敵、それも素敵、安易にくっついたりしないのがいい。

でも!やっぱり、どこか人との繋がりに心の平安を得られるような、そんな人間らしさがあってもよかったんじゃないだろうか。

スパイ絡みの事件を軸にしたサスペンス仕立てで、相変わらず面白い。しかし、せつない一方通行の愛に終始したラブストーリーの方は不完全燃焼…

3

最果ての空 小説

英田サキ  奈良千春 

清々しい孤高

「エス」と「デコイ」で大人の魅力を醸し出していた、篠塚のお兄さんがメインにして、シリーズの最後となります「最果ての空」です。
これを買う前に幾つかの素晴らしいレビューで情報を仕入れましたが、それらによりますと「お兄さんのエッチはありませんよ」ということでした。
エスから一気に読んできて、篠塚のお兄さんには是非とも幸せになってもらいたいものだと思っていた私は少し、がっかりしました。
(攻めでも…

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