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英田サキ 山田ユギ
ふばば
ネタバレ
シリーズ完結巻。 この最終巻含めて、シリーズ通して凄く面白かったです! 前2作の、秋津の過去から久我との愛を選んでの未来への展開は、情にもあふれ、また同時にエンタメ的観点でもハラハラありドキドキあり、エロあり、と読み応え充分。 本作は、もう過去とは決別して久我と共に生きていく事を選んだ秋津の、実に「男前」な覚悟が描かれています。 久我の「個人秘書」という肩書きで、組員ではないけれどヤク…
あ〜これって私の好きなやつ…‼︎ つまり… 「情」が詰まってる。 愛情。激情。劣情。非情。強情。人情……「こころ」の揺れ、動き、その全てが。 前作「夜が蘇る」にて、忘れられない過去をようやく乗り越えて、久我と共に在る事を受け入れた秋津でしたが。 本作ではその過去の真相が秋津を、久我を苦しめます。 以下、ネタバレ強めですのでご注意ください。 羽生を撃ったのが久我だっ…
トピ内でおすすめが上がり手に取りました。読んでみたら… すっごく面白い〜‼︎ 英田サキさんの2005年発行の作品で、お得意のヤクザの話です。 舞台は大阪で、主人公は元キャリア警視で今は小さな探偵事務所の所長・秋津。 警視時代、秋津は事もあろうに暴力団の男性と愛人関係にあり、その男性・羽生が撃たれて最期は秋津の自宅で死ぬ、というスキャンダラスな過去を持つ男。 家出少年を探す、という一見…
英田サキ 奈良千春
カラフル
ちるちるユーザーの方の評価が良かったので、手にしたエスシリーズの最終巻。 3巻に引き続き、真相に近づく4巻目でしたが、読み応えがありました。 最後まで読破して、まさしく自分にとって刑事もの小説の理想形でした。1巻からの伏線の回収も鮮やかになされて、クライマックスやエンディング展開もまさかの展開で盛り上がり、満足しました。 刑事もの小説は、途中の展開に期待しながら読み進めるものの、意外と…
「エス」シリーズのスピンオフ、「デコイ」の完結編「迷鳥」です。 「囮鳥」で提示されてきた過去のテロ事件と今の暴力団会長射殺事件の隠されたつながり、登場人物達の絡み合った因縁と情念が解けていく巻です。 火野と安見、加賀谷と那岐、火野と那岐、篠塚と泰原の関係性が、代わる代わる視点を変えながら解明され、緊張感を高めていく構成。非常にスリリングです。 安見が記憶を取り戻していく過程も、よくあるわざと…
「エス」シリーズのスピンオフ作品。 「エス」の4作品はずーっと前に読んで、「デコイ」未読のまま「最果ての空」も先に読んでて、別に「デコイ」読まなくてもいいかなぁ、なんて思っていたわけです。 読んでみたら! なんで順番通り読まなかった私!と怒りと反省です。 イヤ、はっきり言って「エス」本編よりも読み応えあr………むにゃむにゃ…… 英田サキ先生はヤクザとか警察とかの設定が多くて、クールでハー…
ユー太郎
オラ、ゾクゾクしてきたぞ〜が第一印象。 エスシリーズ本編最終話「残光」がチト飽きてしまってたんです。 でもスピンオフ「デコイ」で2冊ある。 それだけしっかりとページ数があるのなら読んで損はなさそうと読み始めたら… 最後のワンフレーズが気になって気になって。 もちろん多くの他レビュアーさんのアドバイスにならって下巻にあたる「迷鳥」買ってあります!ウヒヒ、この後すぐ読んじゃうよー。…
エス本編シリーズではこの「咬痕」が1番好きです。 といっても1冊目は物語の説明もしていかなければいけないけど。 読み終えた後、サブタイトルの"咬痕"って?とううーんと考えてしまった。 ***** ヤヤネタバレ始まります ***** 確かに読み終えた時に胸に残った言葉だけど、本作の主人公である永倉と真生の事や関係を表したサブタイトルが良いよ…
今、ガッチガチのヒマ人上等でシリーズの本編4冊、デコイ2冊、計6冊続けて再読したのですが、いい!私は「デコイ」がシリーズ中1番好きだーと叫びたい\(^o^)/ (あ、でも篠塚お義兄さん主演の「最果ての空」も同じくらい好きだなぁ) *****ここから薄めのネタバレです***** 私、あんまりサスペンス読まないので(トリックを読解出来なくて落ち込んじゃうんで)感覚違ってたらゴ…
エスシリーズ最終章!余韻、余韻、余韻… その一言です。 もうこれ以上何もいらないです。 いつもなら「シノピーかわいそう」なんておちゃらけレビューしている私ですが、本作でシリーズ中の篠塚の達観した強さというのかな?それが本当によくわかって泣けてきました。 篠塚参事官、このままなんですか! とその肩を揺さぶりたい! 江波くんみたいなカワイコちゃんじゃないからアレヤコレヤしちゃうψ(`…