英田サキさんのレビュー一覧

神さまには誓わない 小説

英田サキ  円陣闇丸 

ファンタジー。コミカルせつなくよかった

しばらく英田作品を読んでてヒットが来ていなかったのですが、レビュー評価の高いものを手に取ってみたら、これはよかったです。

ファンタジーもので、ストーリーに読み応えがあり、英田さんのコミカルテイストを織り交ぜつつもラブをしっかり描くというスタイルが健在で、ご本人も楽しんで描いてらっしゃるんだろうなーと思ってしまいました。

悪魔のアシュトレトと、ケーキ職人の達朗のカップル。
アシュトレト…

4

DEADLOCK 2 DEADHEAT 小説

英田サキ  高階佑 

シリーズ第二弾!

ユウトが可愛い!
FBI捜査官として再出発なんだけど、ディックへの想いがいじらしくってキュンっときます。
第一弾の刑務所からは飛び出し、晴れて無罪の身となったけれども、CIAとFBIという水と油な関係の組織なのに大丈夫かな・・・と思っていたら案の定・・・でした。
でも、それは二人の関係性は勿論、ユウトが自分の気持ちをしっかり認識するには相対する組織での再会がベストだったんだなと思いました。

1

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

男くささがたまらない!

シリーズ紹介にもあるように、海外ドラマや洋画のような作品でした!
シリーズ1作目は刑務所という閉塞感のある舞台でよりオスみが溢れててドキドキしました。
改めてここからディックとユウトの長い物語が始まるんだと思うと、刑務所なのになんだかロマンチックな感じもしました。
脇にも魅力的な登場人物が沢山いて、本当に楽しめます!
硬派だけど刑務所でハードな題材だけどとっつきやすいので、まだの方はぜひお…

2

PROMISING DEADLOCK season2 小説

英田サキ  高階佑 

山は良い

DEADLOCKのシリーズもseason2という事で、今回はロブとヨシュアの話だけで1冊。
ユウトもディックもちょっとしか登場しないし、もちろんドンパチなアクションシーンもありません。
ロブ視線で、ロブが、映画俳優の仕事に挑戦しているヨシュアがこの先の人生をどう選択するのかとか、これからの二人の関係についてとか、あれこれ考えるお話なので、文体は翻訳調な感じでひどく饒舌です。
それにしても、こ…

4

PROMISING DEADLOCK season2 小説

英田サキ  高階佑 

ロブ&ヨシュア

ヨシュアが可愛いです!
メインはロブとヨシュアですが、ディックとユウトも少し出てきます!
ディックとユウトの間の優しい空気と二人の落ち着いた確かな関係が再確認できて嬉しいです!

その代わりロブとヨシュアは、ヨシュアが思春期迎えた感じですわ反抗期!?な感じで可愛いです。
ロブも鷹揚に構えてばかりもいかれないというか、物わかりのいいふりしてた感があり、二人の関係が一歩進む為に向き合う感じで…

6

PROMISING DEADLOCK season2 小説

英田サキ  高階佑 

二人の寝顔

DEADLOCKシリーズ、小説9作目?かな。大好きなロブとヨシュアのお話。大きな事件なく、ただただ二人が関係性を進化させていく姿を、ファンは温かく見守っていくお話、本編220P超+先生のあとがき です。ロブとヨシュアが大好きな方は、マストな作品ではないでしょうか。ディックとユウトの出番は少な目ですが、バースデーフェアのSSで、当作冒頭に出てきたジーンズ事件の続きがあるそうですw 私はディックのぐに…

6

PROMISING DEADLOCK season2 小説

英田サキ  高階佑 

待ってました!

『promising』英田サキ 先生 読了

ロブとヨシュアの丸一冊、ありがとうございました(涙)。待ってましたー!

『SHIMPLEX』はもう10年も前の作品なのに、ストーリーのなかでは1年くらいしか進んでないなんてすごく不思議な感じでした。2人の間はたくさんの葛藤が生まれては解決され、それで流れがすごく長く感じてしまったんですかね。

今回はなんといつまでも余裕っぷりを見せ…

9

ひと目会ったら恋に花 小説

英田サキ  笹生コーイチ 

下宿屋舞台のわいわい物語

英田さんだと思わなければ、割と典型的な下宿屋を舞台としたラブストーリーでした。

ラーメンやの一成と、セクハラされたのにとばされてしまったリーマンの幸村。昔ながらのまかないつき、風呂・談話室共同な下宿屋で出会います。
住人たちはイケメンの変人ばかりで、この辺が面白いですね。優しいけど厳しい大家さん(ママ的存在)、おサレ変人助教授、元気印の鳶職人、エロ漫画家といい感じのバラエティですが、全員が…

1

恋ひめやも 小説

英田サキ  小山田あみ 

うーむ、いまひとつ

ちょっと厳しめの中立。
これはなんというか、ある意味英田さんということで買ってしまったようなものですが、習作かな?と思うほどの作品でした。

あとがきで書いておられますが、サスペンスもファンタジーでもない市井の物語。
その設定は全くもってよいのです。同窓会で再会した冴えない先生と、立派に成長したいい男との恋。

しかしこの先生が、めんどくさすぎる。というか、地文がめんどくさすぎる。

6

愛してると言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

重い、切ない、でも名作。

重い、重すぎる、、、
キャストから気になり前作から読みましたが、前作でも軽い作品では無かったけれど、父親を殺めた罪を背負いながら、すれ違い、結ばれる、切ないながらもハッピーエンドだったと思います。
ですが今作は続編ですが甘い要素はほぼないと個人的には思いました。
母に捨てられた天海に対して、陣内と弟が綺麗事で向き合わせ、天海の心が固まっていくシーンから切なかったですが、そこからの母親のシーン…

2
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