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ユウトが刑務所を出られるようになるまでもっとかかるかと思っていたので、FBIがすんなりユウトを出してくれて驚きました。ユウトの持つカードも確かに強かったけれど、FBIはもっと狡猾な組織なんじゃないかなと思っていたので。でも、無事冤罪も晴れて、次の仕事も見つかってほっとしました。一時的にでも、ユウトの冤罪の可能性を知りながら刑務所に放り込んだのだととしたら、そこで彼が失った尊厳もあるし腹立たしいで…
ネイサンのことは最初の頃少し疑っていたんですが、その後の彼の態度を見てすっかり疑念もなくなり信じてしまっていたので、驚きました。疑いを持ったまま、彼に逃げられることなく密着して、情報を得るところまで成功していたディックは本当にすごいですね。ユウトも麻薬捜査官としてそれなりに危険なスパイ行為はしてきたんでしょうけれど、やはり1人で考えて動くとなると、まだまだ未熟なのかなと思いました。お人好しな性格…
この2巻から大分盛り上がってきた感じがします。ユウト自身も刑務所内の環境に慣れて、仲間達に馴染んできたからかな。ディックとも時々壁は感じるけれど、基本的には穏やかな会話をしてくれることが増えて、BLとして面白いなと思えるシーンも増えてきました。マシューは痛々しい事件に巻き込まれてしまって非常に残念ですが、ミッキーもネイサンも親身になってくれるし、ユウトの周りは本当に恵まれていますね。
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