英田サキさんのレビュー一覧

黒い竜は二度誓う 小説

英田サキ  中村明日美子 

ファンタジーは難しい

BLよりもファンタジー好き歴が長い私には、期待が大きかった分展開にユルさを感じます。
ファンタジーとして読むにはあまり面白くないかも。
BLなんだからそこまでこだわらなくてもと言われてしまえばそれまでですが・・・
しかしファンタジーならそれはそれでBLファンタジーのジャンルで面白い話を描く作家さんもいるのでどうしても比べてしまう・・・。
竜が出てきたり、世界観は萌の要素も多いので普段ファン…

1

エス 残光 小説

英田サキ  奈良千春 

完結…!

「エス」シリーズの完結編です。
読んだのはずっと前なのですが、今でも読み返すほど大好きなシリーズです。
最後の最後まで宗近へ抱く自分の「愛情」を認めることを恐れる椎葉。
「好き」とかいう次元じゃないんですね。「愛」なんでございますね。
認めちゃえよ!と読んでるこちらは焦らしプレイさながら、おあずけくらいつつここまで待ったわあ♪てな感じでした。
そして、影の主役(?)お義兄さまを見ていても…

5

夜に咲き誇る 小説

英田サキ  山田ユギ 

極妻v

夜シリーズ。3作目にして一番ほっとする表紙だと思うw

夜シリーズとある、この“夜”は何を指し示すのか?

1作目「夜が蘇る」は
彩りのある夜の情事が蘇ってくるって話で“夜”=情事

2作目の「夜に赦される」は、秋津の亡くなった情人・羽生だったり
秋津自身に赦されるという話なので“夜”=人物や気持ち

3作目の「夜に咲き誇る」は、まさに“夜”=極道の世界
なんじゃないかな?と…

4

夜に赦される 小説

英田サキ  山田ユギ 

夜シリーズ2作目。今回の“夜”は?

ガチ893モン。
元警視。バリバリのエリートだった秋津は
幼なじみのヤクザ羽生の情人だったんですよね。
羽生はヤクザ社会の制裁を受け殺されているのです。
そんな秋津の心の穴を埋めたのが、ヤクザの若頭・久我(年下攻め)。
それが1作目のお話だったわけですが
2作目では、なんと!羽生を殺した実行犯が久我だということが判明します。
秋津は、久我から離れてしまうのか?離れられるのか?
秋津…

0

デコイ-迷鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

那岐に完敗!

超面白かったです。
というか、最初のカラーイラストでもう撃沈だったんですけども。
那岐のセリフにもやられてしまいました。
やっぱ那岐だよ…。

今回のお話でデコイ完結でして前回からの事件も終息していきました。
最後の最後に篠塚の推理?が出てきて「おおっ」てなりましたが。
そこまでは思い至らなかったのでね。
那岐の過去についてもわかったし、火野がどんな思いで那岐にあんなことをしたのか…

2

デコイ-囮鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

2冊揃えて読みましょう。

那岐のキャラがすごいツボでした。
マジ好きなタイプでなんです。

世界で一番大切な相手がいるのに過去の自分の秘密を言えなくて。
そんな那岐にずっと好意を持ってる加賀谷を受け入れたいと思うのに、身体の最後で拒否してしまう部分があったり。
一度、過去に那岐が拒んでからは加賀谷は求めないし、表面上はそれなりの均衡を保って仕事のパートナーとして過ごしてるんだけども。
このビミョーな関係がすごい…

0

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  海老原由里 

ますます武井ファンになりました

ドラマCDを先に聴いてたんですが
結構満足してたので、原作はいいかな~って思っていたら
原作とはちょっと構成が違っているとの話を聞いて
俄然読む気満々になってさっそく手に入れて読みましたよ!

結論としては、原作も読んで良かった~!
ドラマCDではすっかり武井と鈴原にすべて持ってかれてましたが
原作では、部分の湊と加地の複雑な気持ちや不器用さが
文字の方がよりくっきりと浮かび上がっ…

4

黒い竜は二度誓う 小説

英田サキ  中村明日美子 

忠実心

ちょっとカタカナが苦手な私は最初、国の名前や、人名を覚えるのにちょっと戸惑いました・・
しか~し!!
広い世界でした!入り込みやすくて常に続きが気になるお話でした。

竜が伝説のものではなかった時代・・楽しかったです!!
続きが出たら絶対に読みたいです!

そして最後の盛り上がりが私の胸にはキュンキュン来ました!
ジーンとも来ました!
ドキドキもしました!
ジェイドの忠実心には…

1

デコイ-迷鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

納得のラスト

事件の捜査を進める中で那岐は誰にも言えない過去の、亡霊と再会する。
一方の安見は自分の上司と名乗る男から”真実”を聞かされる。
それは今まで信じてきた自分と火野の関係を真っ正面から否定するものだった。
絡み合う過去と現在、愛情、憎しみ。
そして……

ただの愛情だけで決着しない人間関係にときめきでした。
火野と那岐の関係性が好き。
この二人の別れのシーンがすごく印象に残っている。

1

デコイ-囮鳥- 小説

英田サキ  奈良千春 

ドラマ

英田さんの作品はドラマがあるなあと思う。
恋愛感情に過去の因縁に欲望に……色々なモノが絡み合って創られる世界観はさすがとしか言いようがない。

記憶喪失の安見と思わせぶりな上こっそり暴君な火野と、恋愛対象として想われているのにその気持ちを受け入れられずそれでも加賀屋を必要としてしまう那岐と2カップルの物語が同時に楽しめます。
しかもそれがまた絡まり合って繋がって、後編がどうなるのかも本当に…

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